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〖しょせん他人事ですから〗ドラマ1話~最終話迄全話あらすじ感想!こんな中島健人が見たかった

ドラマ〖しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~〗1話~最終話迄全話あらすじ・ネタバレ感想!
こんな中島健人が見たかった。
ダークにぶった切るニュータイプ弁護士なんて最高すぎ。
2024年7月19日(金)よる8時からテレビ東京系にて放送開始。
『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』全話あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

しょせん他人事ですから 

~とある弁護士の本音の仕事~ 
■主演:中島健人
■脚本:小峯裕之
■監督:本橋圭太、村上牧人
■主題歌:ヒトゴト feat.Kento Nakajima
■放送:毎週金曜夜8時~放送
 ※放送予定は変更になる場合があります



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〖しょせん他人事ですから〗キャスト

 ※ゲストは各話に記載

〖しょせん他人事ですから〗あらすじ・ネタバレ感想

第1話あらすじ・ネタバレ感想(2024年7月19日放送)
第2話あらすじ・ネタバレ感想(2024年7月26日放送)
 ※2024年8月2日はパリ五輪放送
第3話あらすじ・ネタバレ感想(2024年8月9日放送)
第4話あらすじ・ネタバレ感想(2024年8月16日放送)
第5話あらすじ・ネタバレ感想(2024年8月23日放送)
第6話あらすじ・ネタバレ感想(2024年8月30日放送)
第7話あらすじ・ネタバレ感想(2024年9月6日放送)



〖しょせん他人事ですから〗とは 

『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』は、株式会社白泉社の電子コミック誌『黒蜜』にて連載のリーガル漫画。
2021年4月14日より連載開始。
コミックスは電子版と紙版あわせて累計210万部超え(2024年時点)。
■原作:左藤真通
■作画:富士屋カツヒト
■監修:清水陽平
   (法律事務所アルシエン弁護士)
■掲載:『黒蜜』(株式会社白泉社)

主人公は保田法律事務所の所長で変わり者の弁護士・保田理。
保田の言動はドライで「しょせんは他人事」がモットー。
ネットトラブルを専門に弁護を引き受け、助手の加賀見灯と共に解決していくストーリー。

なお、ドラマの主題歌は中島健人が歌唱および作詞を務める音楽プロジェクト【HITOGOTO】による書下ろし楽曲『ヒトゴト feat.Kento Nakajima』だ。
【HITOGOTO】は、本ドラマのタイトルから名付けられた架空の音楽プロジェクトなんだとか。
2024年7月26日(金)デジタルシングルリリース!



〖しょせん他人事ですから〗キャスト 

<保田法律事務所>
保田理 やすだおさむ (中島健人)
 所長。だいぶ変わり者
 ネットトラブル専門の弁護士
 笑顔は可愛いが言動が可愛くない
 「しょせんは他人事じゃん?」
加賀見灯 かがみあかり (白石聖)
 保田の事務所の新任パラリーガル

<そのほか>
柏原麻帆 かしわばらまほ (片平なぎさ)
 [喫茶柏原]のオーナー
加賀見哲二(橋本じゅん)
 パラリーガル・加賀見灯の父
二宮博美(大水洋介(ラバーガール))
 執行官で保田のゲーム仲間



〖しょせん他人事ですから〗第1話あらすじ・ネタバレ感想

●主婦ブロガー炎上編(20:00~21:09)
[保田法律事務所]の弁護士・保田理(中島健人)は、ネットやSNSトラブルを得意としている。
だが、だいぶ変わり者だ。
彼は「しょせん他人事」がモットーで、悪気なく無礼な態度を取っては客を逃してばかりいる。
この日も保田は無料相談会で相談者を冷たく突き放す。
その様子に、新任パラリーガル・加賀見灯(白石聖)は頭を抱える。

そんな中、主婦ブロガー・桐原こずえ(志田未来)が保田の事務所を訪れる。
こずえは、突然いわれのないガセネタで炎上し誹謗中傷の的になって……。

〖しょせん他人事ですから〗第1話ゲスト

●桐原こずえ(志田未来)
 炎上中の人気主婦ブロガー
●こずえの夫・桐原和典(吉田悟郎)
●桐原家の息子・颯太(木下瑛太)
●木下優里香(足立梨花)
 こずえのママ友
●木下浩之(笠原秀幸)
 優里香の夫
●木下家の娘・来海(本田都々花)
●無料相談会の相談者(大鶴肥満(ママタルト))
 麗様の悪い噂を書き込んだ人達に
 アホと言われた
●無料相談会の相談者(今井アンジェリカ)
 フォロワーから悪口DMが来る
●無料相談会の相談者(大宮将司)
 SNSである事無い事書かれた
●ママ友(三輪晴香、細川唯、おぎのさな)
●三帝ネット顧問弁護士(別紙慶一)
●裁判長(大原千里)
 情報開示請求を審査
●こずえの母(山﨑千惠子)
●民事裁判の裁判長(篠塚勝)
●民事裁判の書記官(八重樫修造)
●小林(堀内充治)
 木下優里香の代理人弁護士

●感想
可愛い笑顔に似合わない腹立たしい言動をする変わり者・保田理は中島健人さんにピッタリだと思う。
あ、悪い意味じゃなくてね。
王子様キャラよりこんな中島健人が見たかったんだ~。
このキャスティングに「ありがとう、テレ東」って心の中で感謝したわ。

本気で困ってて傷ついて涙ながらに話をする桐原こずえ(志田未来)に
「泣いてないでちゃんとちゃんと説明してください」 
って冷静に突っ込む保田先生、鬼か!
イイよ、イイよ、中島健人。
笑顔でバッサリ。
俄然興味がわいて真剣に見たわ。

誰でも何らかの形でSNSと関わっているし、何がきっかけで炎上するか分からない。
それでも対処法を知っていることは安心材料のひとつでしょ?
情報開示請求や法的措置に関する手順など難しいことがとても分かりやすく、しかも楽しい演出で説明されているのですっかり食いついちゃったよ。

本格的な裁判じゃなくても法的措置ってのは訴える側も精神を削られる。
こずえも相手側の反省のカケラもない反省文にかなり気力が削がれていた。
怒りで感情が抑えられないこずえに
「こっちは
“楽しみにする”
くらいでいきましょ」
 
と言う保田先生。
心強い!チャラそうなのに頼れるぅ!

木下優里香役の足立梨花さんは嫌な女の役が多いなあ。
優里香は図太く和解金の支払いもバックレた。
もうこれは絶対にね、強制執行だよ。
うん、それが一番だね。



〖しょせん他人事ですから〗第2話あらすじ・ネタバレ感想

●アーティスト偽動画編
SNS上で誹謗中傷を受け提訴した主婦ブロガー・桐原こずえ(志田未来)は、犯人・木下優里香(足立梨花)から謝罪と和解金を勝ち取った。
ところが、優里香はたった2回和解金を支払っただけでその後はバックレを決め込んでしまう。
こずえの代理人である弁護士・保田理(中島健人)は、優里香に“お仕置き”をするため……。

[保田法律事務所]に、兄妹デュオ・ヌーヌーの双葉リオ(野村周平)がやって来る。
パラリーガル・加賀見灯(白石聖)はヌーヌーの大ファンだ。
拡散されたイジメ動画をきっかけにヌーヌーは大炎上、妹のリホ(平祐奈)は心労で過呼吸を起こす。
リオは事実無根を訴え、犯人全員を吊し上げたいと言うのだが……。

〖しょせん他人事ですから〗第2話ゲスト

●桐原こずえ(志田未来)
●桐原和典(吉田悟郎)
●木下優里香(足立梨花)
●木下浩之(笠原秀幸)
●木下来海(本田都々花)
●執行官・二宮博美(大水洋介(ラバーガール))
●声/木下浩之の上司(小豆畑雅一)
●ママ友(三輪晴香、細川唯、おぎのさな)
●双葉リオ(野村周平)
 人気兄妹アーティスト“ヌーヌー”
●双葉リホ(平祐奈)
 人気兄弟アーティスト“ヌーヌー”
●本間翔平(植木祥平)
 ヌーヌーのマネージャー
●Focus NEWSレポーター(野口恵)
●中山健太郎(小手伸也)
 裏アカ“七色のおっちゃん”
 ヌーヌーを叩く広告代理店部長
●中山の部下・吉岡(成澤優子)
●中山の部下・田浦(藤田悠)
●三帝ネット顧問弁護士(別紙慶一)
●裁判長(大原千里)
●回想/民事裁判の裁判長(篠塚勝)
●回想/民事裁判の書記官(八重樫修造)
●回想/優里香の代理人・小林(堀内充治)
●3人組女性(高野渚、瞳水ひまり、柚来しいな)
●ジャスティス速報(長友郁真)
 炎上を狙う人
 “七色のおっちゃん”に目を付けた

●感想
木下優里香(足立梨花)は強制執行されてもまだ「桐原が悪いってみんな言ってる」と、夫・和典(吉田悟郎)の前で悪あがきをする。
こんな女とは離婚しちゃえ、と思った。
でも、和典は妻に寄り添うことにし、被害者の桐原こずえ(志田未来)にも謝りに行こうと決めた。

す~~~ごい優しい夫じゃん?
こんな良い旦那がいて一体何が不満で誹謗中傷に走ったのよ。
和典に叱られた時、優里香は子育ての不満を口にしていた。
けれど、それは他人を陥れるだけの燃料としては弱いと思った。

いじめ動画を拡散されたアーティスト・双葉リオ(野村周平)は、彼のファンの加賀見灯(白石聖)ですら
「態度ワリィ~」
とおののくほど横柄だった。
リオは相当仕事が出来る子で自ら悪意に満ちたコメントを書き込んだアカウントをピックアップ済みだった。
人を見る目もあるらしく保田(中島健人)のことも気に入った。

そんな出来る子・リオが、自分で自分を鼓舞する姿にグッときた。
あれだけ自信満々に見えてもやっぱり不安なんだな。
「出来る出来る」と自分に言い聞かせるリオに好感を抱いた。
妹のリホ(平祐奈)を励ます時も、ほんとに二人三脚で頑張って這い上がってきたんだなと思った。
「不安は敵じゃない
不安は敵じゃない
ア・イ・ウ・エ・オ―――!!」
 
きっと路上ライブをやっていた頃から、こんなふうにふたりで励まし合っていたんだろうな。

最後にチラッと出てきて「燃やす」とか言ってた人、こういう人が一番嫌だ。



〖しょせん他人事ですから〗第3話あらすじ・ネタバレ感想

●あらすじ
『偽いじめ動画拡散』による炎上騒動は、兄妹デュオ・ヌーヌーの芸能活動に多大なる損失を与えている。
弁護士・保田理(中島健人)は、ヌーヌーの兄・双葉リオ(野村周平)の誹謗中傷と戦うという強い意志を尊重し依頼を引き受ける。

裁判所から情報開示請求が届くと軽い気持ちで中傷していた人々の間に動揺が広がる。
広告代理店で部長職に就いている中山健太郎(小手伸也)もその一人だった。
ある日、中山の勤める会社に意見照会が届き……。

〖しょせん他人事ですから〗第3話ゲスト

●双葉リオ(野村周平)
●双葉リホ(平祐奈)
●マネージャー・本間翔平(植木祥平)
●ヌーヌーのディレクター(渡部純平)
●中山健太郎(小手伸也)
 広告代理店部長“七色のおっちゃん”
●総務部の人(柾賢司)
●中山の部下・田浦(藤田悠)
 電話してきた中山にぶち切れる部下
●中山の部下・本間翔平(植木祥平)
●中山の部下・加藤(トラウデン都仁)
●中山の部下・吉岡(成澤優子)
●中山の部下・渡辺(小磯聡一朗)
●中山の娘(南海奈)
●中山の妻(柳下季里)
●ジャスティス速報(長友郁真)
●夫婦(Yoshiko、藤大祐)
 開示請求された
●引きこもり娘・サラ(柴山愛理)
●サラの母(植田有希子)
 開示請求に驚く
●開示請求された男(瀬名陽斗)
●誹謗中傷の声(西村太佑、山口協佳)
●黒川大樹(浅利陽介)
●鏑木香織(入山法子)
●黒川の同僚(小澤翔太、小熊樹)

●感想
「ここまできたら
もう誰の手にも負えない。
さらにその先へと飛び火して行く」

保田(中島健人)の台詞、重みがある。
演じている中島健人さん自身、ちょっと前にネットでいろいろ叩かれたりしていたのでより真実味を感じた。
今回も保田先生のお話は凄く分かりやすくて、ためになった。
ありがとう保田先生。

“ジャスティス速報(長友郁真)”によって身バレした中山健太郎(小手伸也)は会社を辞める事になった。
もの凄い極悪人でもなかったのに、たった1日だけ悪意の連投をしたことで職も信用も失うとは。

「ネット上のアンチは弱気に敏感ですから」
という保田の言葉に、確かに~と納得した。
ヌーヌーは兄妹ふたりだから支え合うことができたけど、ひとりで戦うと怖くなって後ずさってしまいそうになるかもしれない。
そうなったら叩かれるってことね。

「祭も終わりか」と“ジャスティス速報”は淋しく独りごちた。
ふーん、あんな風に終わらせるんだな。
だが、世の中そんなに甘くない。
半年後の“七色のおっちゃん”はこちら→ [Kindle版]しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~[ばら売り]第12話



〖しょせん他人事ですから〗第4話あらすじ・ネタバレ感想

●『喫茶柏原』炎上編
[保田法律事務所]の所長・保田理(中島健人)は、チャラそうな態度の上、相談者に少しも寄り添わない物言いをする変わり者弁護士だ。
たいていの相談者は怒ってしまう。
保田を一番そばで見ているパラリーガルの加賀見灯(白石聖)は、[喫茶柏原]の店主・柏原麻帆(片平なぎさ)に、日々身の縮む思いをしていると打ち明ける。
そんな灯に麻帆(片平なぎさ)は、保田が店を救ってくれた出来事を語る。

実は、[喫茶柏原]も身に覚えのないある書き込みが拡散されたことが原因で炎上した過去があった。
どうしていいか分からず頭を抱えていた時に現れたのが保田で……。

〖しょせん他人事ですから〗第4話ゲスト

●高梨隼人(本田響矢)
 [喫茶柏原]のアルバイト店員
●裁判官(及川いぞう)
●吉田巧二(小多田直樹)
 債務者側代理人
●麻帆の友人(田尾きよみ)
●麻帆が相談した警察官(大津慎伍)
●弁護士(山沖純)
 無料相談会で麻帆が相談した
●人相が悪い怪しい客(岩永ひひお)
 [喫茶柏原]のケーキを気に入る
●怪しい客(笠田康平)
 薬を飲んでいただけ
●怪しい客(大西史也)
 トイレを借りたかった客
●高梨を叱る客(柿沼慶典)
●保田の例え話のA君(キクチカンキ)
●黒川大樹(浅利陽介)
●黒川知代(佐津川愛美)
●黒川雪(夏目乃碧)
●鏑木香織(入山法子)
●黒川の同僚(小澤翔太、小熊樹)
●居酒屋の大将(南誉士広)

●感想
今回は保田先生(中島健人)にツッコミ入れまくったわ。
保田の弁護士バッジを見た柏原麻帆(片平なぎさ)は何とか相談に乗ってもらいたくてまんまるパンケーキを間食した保田の前に、パフェ、ババロア、チーズケーキと次々に自慢のスイーツを大サービスする。
ちょっと遠慮しなさいよ、保田ー!
全部食っちゃったよ。

保田は、自分の事務所のレビューが☆ひとつである事や書き込まれている内容について麻帆に語る。
てっきりある事無い事かと思った麻帆に、全部ある事と答える保田。
全部あるんかい!?
そして、麻帆の相談にのったのも実験のためだと言う保田。
言い方。正直すぎ。
あと、コーヒーにホイップ入れすぎ。
もはやコーヒーじゃなくてホイップだから、それ。

客商売は難しいよね。
やっぱり外から来た人を疑いたくなる。
身内だとは思いたくないもんね。
いかなる理由があろうと[喫茶柏原]が損失を被ったのは事実。
善人の麻帆は相手の将来を慮るが、その様子を見ている保田がめちゃくちゃ不服そうだった。
保田にとっては今後のためにも役立つ実験の方が大事だった。
保田らしい(笑´∀`)

嫌がらせの電話をするとか、わざわざ写真を撮りに行くとか、暇人すぎ。
例え10円でも誹謗中傷にお金を使っていることを考えたら、貧乏神に好かれる行動にしか思えない。
全然有意義な時間の使い方じゃないし。
「まだ営業してんの」って電話に10円使うより、何か寄付に10円使う方が福の神を呼ぶと思うよ。



〖しょせん他人事ですから〗第5話あらすじ・ネタバレ感想

●デジタルタトゥー削除編
[喫茶柏原]に客として訪れた黒川大樹(浅利陽介)は、店主の柏原麻帆(片平なぎさ)がパラリーガルの加賀見灯(白石聖)に過去の炎上話をしているのを耳にする。
黒川は後日、[喫茶柏原]を訪れ、意を決して麻帆に弁護士の保田理(中島健人)を紹介してくれるよう頼む。

現在はドーナツ屋さんの店長をしている黒川だが、10年前は大手IT企業の社員だった。
黒川は当時の同僚たちと居酒屋で飲んでいる際、酔っ払って絡んできた鏑木香織(入山法子)と口論になり、はずみで彼女に怪我を負わせてしまう。
逮捕された黒川は仕事を失ったばかりか婚約者と破局、親と絶縁状態になる。
以降、10年間、黒川は消えないデジタルタトゥーに悩み……。

〖しょせん他人事ですから〗第5話ゲスト

●黒川大樹(浅利陽介)
 [アットホームドーナッツ]店長
 過去に同僚にケガを負わせ逮捕
 10年間デジタルタトゥーに悩んでいる
●黒川知代(佐津川愛美)
 黒川の妻。事件後に知り合い結婚
●黒川雪(夏目乃碧)
 黒川夫妻の娘
●鏑木香織(入山法子)
 黒川にケガを負わされた同僚
●元同僚達(小澤翔太、小熊樹)
 10年前の黒川の同僚
●居酒屋の大将(南誉士広)
●山下(蒼井嵐樹)
 ドーナツ店アルバイト
●丸本(上野一稀)
 ドーナツ店アルバイト
●面接官(安藤広郎)
 黒川が就職活動を行った会社の面接官
●清掃員(加島三起也)
 清掃会社で黒川の先輩スタッフ
●回想/高梨隼人(本田響矢)
●司会者(安東弘樹)
 情報番組『ワイドdeピンポン』司会者
●声(平尾仁、後藤光利、伊藤こうこ)
●村正千佳(赤間麻里子)
 灯の前職場の上司

●感想
黒川大樹(浅利陽介)が夜ランニングをしている場面は胸が苦しくなった。
顔がはっきりしない無数の人間が、走る黒川を追いかけてくる。
焦燥感や恐怖感、追い詰められのっぴきならない状況から黒川が叫んだ言葉。

「僕は忘れないから
世間は忘れてくれよ!」
 

まさか黒川が怪我をさせた女性・鏑木香織(入山法子)が交通事故を起こし誹謗中傷の的になろうとは。
せっかく黒川の過去の記事の内容は削除してもらえたというのに、鏑木の関連で10年前の黒川のことが再注目されてしまう羽目に。
確かにこれではキリがない。

鏑木は自分がネットで誹謗中傷されるようになり「自業自得」だと言う。
10年前の黒川に対して後ろめたさがあったから出た言葉。
見事なまでの因果応報だよね。

黒川の妻・知代(佐津川愛美)は凄く良い人で彼女の存在は救いになっていた。
知代は結婚前に黒川から前科のことを聞かされても結婚したくらいだもの、黒川の人柄で選んだんだろうな。
知代の言う通り、黒川が妻の苗字になれば良かったかもね。
でも、娘の雪(夏目乃碧)が
「黒川雪がいい。
黒川雪がいいです」
と満面の笑顔で言ってくれたのは嬉しかったよね。
雪ちゃんが両親に大事に育てられた子だって凄く伝わってきたわ。

最後にパラリーガル・加賀見灯(白石聖)の以前の職場の上司・村正千佳(赤間麻里子)が登場した。
あの一瞬だけで完全にクソババアだって分かる。
嫌味を言うためにわざわざ灯を引き止めたんか、お前。
大っ嫌いだ、こういう人。

ところで、保田先生が情報番組『ワイドdeピンポン』に出演した際、警察官などは実名報道されないことが多いと話していたので気になってチェックしたら本当にその通りだった。
全部が全部ではないと思う。
同情の余地有りって場合なのかな?



〖しょせん他人事ですから〗第6話あらすじ・ネタバレ感想

●中学生配信荒らし編
[保田法律事務所]に男子中学生の西村優希(斎藤汰鷹)がやって来る。
彼は兄を騙り自分の相談に来たようだ。
優希は、ゲーム配信者のあじぇる(瀧七海)に対し荒し行為を行った挙句、個人情報まで晒してしまった。
そこまですれば当然訴えられる。

未成年者が依頼することはできないと保田理(中島健人)弁護士にあしらわれた優希は、悪態をついて[保田法律事務所]をあとにする。
優希はネット広告で見つけた“ドラゴン星川”こと星川龍太郎(袴田吉彦)弁護士を頼ることにする。
だが、星川にも未成年者では依頼できないと諭され親を頼ることに。
優希の父・西村和徳(勝村政信)は息子の行為を知って頭を抱える。

そんな中、パラリーガルの加賀見灯(白石聖)は、過去のトラウマを保田に打ち明ける。
灯は以前の勤め先で上司のパワハラに悩まされ……。

〖しょせん他人事ですから〗第6話ゲスト

●西村優希(斎藤汰鷹)
 和徳と倫子の息子で中学生
 ゲーム配信の荒しを行ってしまう
 ゲーム配信者あじぇるに訴えられる
●あじぇる(瀧七海)
 ゲーム配信者。西村優希を訴えた
●西村和徳(勝村政信)
 息子が配信荒し行為で訴えられる
●西村倫子(西尾まり)
 和徳の妻
 夫と共に優希のトラブルに苦悩する
●西村美樹(渡邊璃音)
 優希の姉
●山田(中西優太朗)
 優希の友達
 優希の誹謗中傷を一緒に楽しんだ
●星川龍太郎(袴田吉彦)
 自称「ネットトラブルに強い」弁護士
 “ドラゴン星川”
●星川の事務所の従業員(中川ありさ)
●影山(川村エミコ)
 夫の不倫に悩み星川の事務所を訪ねる
●村正千佳(赤間麻里子)
 灯の前職場の上司
●井上(山脇辰哉)
 灯の以前の職場の営業
 村正千佳をおだてまくる
●柴田(水瀬裕也)
 灯の以前の職場の制作部で同僚だった

●感想
訴えられるほどの悪い事はしていないし親にはバレたくない、と主張する中学生・西村優希(斎藤汰鷹)の要望を聞いた保田先生(中島健人)は、
「絶対に親バレしま~す!」
と嬉々として答える。
いいぞ、保田先生、もっとウザ絡みしたれ!
と、応援したくなるほど、優希って子は嘘つきで生意気で腹立たしい子だ。

優希が保田先生の次に頼った弁護士は“ドラゴン星川”こと星川龍太郎(袴田吉彦)だった。
セルフプロモーションが上手い星川は1件案件を取る毎に謎のポーズをとって
「案件…GET~!」
と叫ぶ。
どうやら弁護士としてはポンコツでその場しのぎで誤魔化すタイプらしい。
結局、西村優希のことは相手方・あじぇる(瀧七海)にバレてしまう。
あじぇるの闇が深そう{{(@_@)}}

パラリーガル・加賀見灯(白石聖)は、デザイン系の会社に勤めていたのか。
よく職場漫画を描いている人っているよね?
私も昼休みに読んでるよ。

当時の灯にとって、漫画を描く事がストレス発散でもあり自分の気力とか精神を保つ方法だった。
だけど、愚痴や悪口は感情的になってるからさ、気をつけているつもりでも結構ピンときちゃうような情報を書いちゃってるものよ?
灯はたいしてフォロワーもいなかったせいか炎上はしたけれど、会社の人達にはバレなかったみたいだ。
それは不幸中の幸いかもね。



〖しょせん他人事ですから〗第7話あらすじ・ネタバレ感想

●中学生配信荒らし編
ゲーム配信者・あじぇる(瀧七海)のコメント欄に誹謗中傷を書き込み、さらに勝手に住所などの個人情報まで晒した中学生・西村優希(斎藤汰鷹)。
自分は友達とのノリでイタズラしただけと主張し「開示請求を拒否したい」と考える。
父・和徳(勝村政信)と母・倫子(西尾まり)に頼んで、自称「ネットトラブルに強い」弁護士“ドラゴン星川”こと星川龍太郎(袴田吉彦)を頼る。
ところが、請求は通ってしまい、あじぇる側から「1週間以内に150万円払え」との通知書が自宅に届く。
星川の言うことを信用し安心していた西村家は、星川を問いただすが……。

困った状況に陥った西村家は、優希が最初に頼ってさんざん悪態をついたにも関わらず、弁護士の保田理(中島健人)に相談することに……。

〖しょせん他人事ですから〗第7話ゲスト

●西村優希(斎藤汰鷹)
●西村和徳(勝村政信)
●西村倫子(西尾まり)
●西村美樹(渡邊璃音)
●星川龍太郎(袴田吉彦)
●あじぇること安部彩子(瀧七海)
●安部慎一(戸田昌宏)
 あじぇるの父親
●あじぇるの母(中村綾)
●大寺創(山本圭祐)
 あじぇる側の代理人弁護士
●回想/木下優里香(足立梨花)
●回想/中山健太郎(小手伸也)
●回想/高梨隼人(本田響矢)
●インタビュアー(千広真弓)
 『ワイドdeピンポン』のアナウンサー
 星川にインタビューする
●謎の配信者(正体は8話

●感想
保田(中島健人)の体は100%スイーツでできていると思う。
西村倫子(西尾まり)が持参したフルーツエクレアも美味しそうだったけど、山梨の飲食店で食べていたシャーベット?みたいなやつも美味しそうだったな。

あじぇること安部彩子(瀧七海)が西村優希(斎藤汰鷹)に対して怒りをぶちまけるそのさまは、ほとんど咆哮と言っても良いくらい激しかった。
執拗に優希を責め立てるあじぇるとその父・安部慎一(戸田昌宏)を前に、優希の父・西村和徳(勝村政信)は自分にできる精一杯として土下座した。
そんな真似をされたら自分が悪いみたいじゃないかと、怒りでわななく娘を慎一が抑えていたのも、ひたすら床にすりつけるように頭を下げる和徳も父親として必死だったと思う。

そんな中、「あの~」と口を挟む保田先生。
ここで?
今チャチャを入れるのか?

保田先生はしょせん他人事がモットーの人だし、これまでも感情的になる依頼人を前に心無いんかと思うほど空気を読まない発言をしていた。
まさかのこのタイミングで口を挟んで何を言い出すのかと思ったら
「理由も何も、ただのバカなんです」 
ときたもんだ。
でも、言っている事は間違っていなかったけどね。
被害に遭った側はやはり納得できないと思うよ?
あじぇる側の弁護士・大寺創(山本圭祐)が保田先生の発言に同意してくれてよかった。

後で保田先生は、パラリーガルの加賀見灯(白石聖)に
「それはそれは地獄の空気だったんだから」
と言っていたが、地獄の空気の中、あの発言ができる保田先生、心臓が強いな。
そんな保田先生が次回は炎上を仕掛けられてしまう。
どうなることやら。



〖しょせん他人事ですから〗第8話(最終話)あらすじ・ネタバレ感想

●あらすじ
ある配信者によって個人情報を不正に利用している悪徳弁護士として拡散された保田理(中島健人)。
ネットトラブル対応の専門家でありながら自身が炎上の標的になってしまう。
いたずら注文などの嫌がらせに加え、SNS上には「最低」だの「クズ」だのと誹謗中傷があふれる。
さらに、弁護士懲戒請求書まで届く。

火種はフォロワー200万人の暴露系配信者・Mr.チェケラ(粗品)。
もちろん保田は個人情報の悪用などしていない。
パラリーガル・加賀見灯(白石聖)は怒りを露わにするが、保田本人は意に介さない様子。
だが、炎上はおさまるどころか悪化していき……。

〖しょせん他人事ですから〗第8話ゲスト

●Mr.チェケラこと川之辺智樹(粗品(霜降り明星))
 『Mr.チェケラ Tube』配信者
 フォロワー200万人
●荻原大地(長友郁真)
 『ジャスティス速報』配信者
●星川龍太郎(袴田吉彦)


●[南雲庵]店員(平尾仁)
●[天竺寿司]店員(木村龍太)


●谷岡の声(小暮智美)


●懲戒請求者(山形匠)
●裁判長(大原千里)
 懲戒請求の判断をする
●保田の事務所まで来た男(武田一馬)
 灯に見つかり灯を突き飛ばして逃亡
●会社員風の男性(今昔孝浩)
 誹謗中傷を思いとどまる
●カップル男(長森要)
 誹謗中傷しようとする彼女を止める
●カップルの女(大畑優衣)
 SNSに書き込むのを彼氏に注意される
●依頼者(大鶴肥満(ママタルト))
 保田に弁護依頼をしようとする
 1話でも登場したオタク

●感想
Mr.チェケラこと川之辺智樹(粗品)に煽られて保田先生(中島健人)に対し誹謗中傷や嫌がらせを行った人々。
そして動画でレクチャーされた通り『弁護士懲戒請求書』を保田先生宛に送りつけた人々。
何でそんなにのせられちゃうかな?
『弁護士懲戒請求書』を送りつけた人達は嫌がらせのつもりが身バレしちゃって下手したら賠償請求される。
全然メリットがないじゃん。

Mr.チェケラは、訪ねて来た保田先生に偉そうなことを言っていた。
「メディアとして」って笑かすなやって感じだけど、本人は大真面目に言っているんだよね。
Mr.チェケラも利用されてガセネタをつかまされたわけだけど「メディア」を強調していたわりに、間違いだと公表せずシレッと動画を削除した。
そりゃ、所詮は素人だもの。
ちゃんと取材して裏取りなんてできるわけがない。

『ジャスティス速報』の荻原大地(長友郁真)が灯(白石聖)に返した言葉、腹立たしかった~。
荻原は人を陥れた事に罪悪感を抱くことはなく、炎上しているのが楽しいと強調していた。
祭のようで脳汁(多分アドレナリン)がドバーッと出るんだと。
ヘラヘラしながら「ニートなんで」って言われてもね、許せないよね。

ニートを言い訳に使う荻原は自分で自分を貶めてもいるんだよね。
他人に悪さをしても反省しない人は、自分自身を大事に思っていない人だと聞いた事がある。
自分すら大事じゃないから他人の気持ちや存在もとても軽いものとして扱ってしまうんだとか。
荻原はまさにそのタイプだと思った。

いつもチャラい保田先生が、真剣な表情を見せたのにはビビッときた。
灯がストーキングされているかのような写真がネットにアップされていたのを発見したから。
甘い物ばかり食べて、羽のように軽い保田先生だが、思いやりはちゃんと持っている人なのよ。

あーあ、最終回か。
星川龍太郎役の袴田吉彦さんも面白かったし、分かりやすい演出で難しい事も拒否反応なしで理解できた。
保田先生と灯のコンビももっと見ていたかったな。
第2弾があっても良いと思う。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ご訪問ありがとうございました

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@mrsaraie  mrsaraieさま、コメントありがとうございます。
法学部出身の方がご覧になっても詳細だと感じるレベルなんですね。
私は、テレビ東京の金曜8時枠のドラマは法律ものが多いので、勉強がてらよく見ています。
『しょせん他人事ですから』は、何をしたらどれくらいお金がかかるのかまで説明されているので、万が一自分が弁護士さんを頼ることになったらと思うととても参考になります。
mrsaraie
今、私が一番ハマっているドラマが「しょせん他人事ですから」で、毎回熱心に見ています。

私は法学部出身なのですが、炎上記事の開示請求の民事訴訟法や損害賠償の刑事訴訟法の非常に細かい手続きまで出てくるので、思わず唸っています!

そうか!、こんな細則があったんだ、なんて・・・、恥ずかしながら・・・(-_-;)
tataraworks-lynx50
@kussame-2005  くっさめ様、コメントありがとうございます。
あの旦那さんは良い人だったけど妻の性格は直らないだろうと思います。
スマホ画面を旦那さんに見せて「みんな言ってる」アピールするところから、反省はあの場限りでしばらくしたら元の性格が出てきちゃうんじゃないかな~。
ヌーヌーのお兄ちゃんは横柄な態度に見えたけど、だんだん応援したくなりました。
kussame-2005
ちょっと観てみようかなと2話から参戦。
想像以上に面白かったです!

夫・和典いい人~
ヌーヌーの依頼も目が離せない~
正直弁護士いいですね。
ハラハラしながらも気持ちがいい。
リオと相性よいようでホッ(*^^)v

兄妹の「アイウエオー!」微笑ましかったですね。
必殺の「巻き戻し観」しました。

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