教林坊の庭 ②
二つ目の門です。
この門をくぐりぬけると、目の前に庭園が・・・
巨石があちこちに配置され、小堀遠州の作庭と
伝えられているそうです。
急勾配に作られた庭は古墳のようでもあります。
教林坊・本堂 聖徳太子説法岩 赤川観音
書院からの眺めで「掛け軸庭園」と云われ四季折々の山水掛け軸にみたてられるそうです。
真紅の紅葉は圧巻です。
美しい苔の緑 竹林と紅葉の饗宴
山に差し込む光の時間差。燃えているようでした。
605年に聖徳太子によって創建された教林坊。
時間の過ぎるのも忘れ、侘び寂びの幽玄の世界に引き込まれたようです。
レンタサイクルで安土の広々とした平野の中を走りました。
遠くに東海道新幹線の通るのが見えます。
予定時間をはるかにオーバーして安土の駅に戻りました。
本当はライトアップも見たかったのですが、次回の楽しみに・・・。
でも・・・「荒れ寺」と云われた教林坊も現在は復興途上のようです。
嬉しいような、侘びしいような思いで帰路につきました。
もう一度訪れたい「お里」です。合掌。