こんにちは。「リラクゼーション整体サロンふたたび」のあつこです。
先日、自宅で≪筋生理学のオンラインセミナー≫を受講する機会がありました。
生理学というと小難しい印象かもしれませんが「私たちの身体に不調がある時、細胞など最小単位で何が起こっているか?」を知ることで根本原因が解明されたり、必要なケア、アプローチのヒントが分ったりしてとても面白いです。
ふたたびにご来店頂くお客様で「全身疲労」「倦怠感」といった漠然とした症状と共に「体の痛み」というハッキリしたサインを感じ主訴として頂くことも多いです。
今回は教えて頂いた中で「筋肉が痛む時何が起きてるの?」「どうしたら痛みは取れるの?」というメカニズムについてお伝えさせて頂きます。
激しい運動や、日常的な偏った姿勢や癖で私たちの体の一部の筋肉に負担がかかり続けた時、「筋攣縮(きんれんしゅく)」という筋肉が収縮し続ける状態になってしまい、挟まれた血管が圧迫されその部分が「虚血状態」となります。
すると緊急事態と判断され「ここ血液が足りませ~ん!」「気づいてください!」というSOSの発痛物質を放散し、それが組織間に溜まり「痛み」として認知されます。
この状態では頑張って更に筋トレしたり無理に伸ばそうとせず、まずは筋肉の緊張を緩ませるリラクゼーションが大事。
温めたりマッサージしたりはこういった筋肉の循環障害を改善するのにとても有効な手段となります。
緊張が緩み血管が拡張すると溜まった発痛物質が徐々に排出されて「痛みの緩和」そして「筋肉の柔軟性が戻る」状態へと向かいます。
こういった痛みをそのまま放置してしまうと、痛みを感じる脳や脊髄が「自律神経系」とも連絡を取り合ってしまい「慢性通」へと悪化してしまうリスクが高まるそうです。
また、各筋肉を直接包む「深筋膜」には「神経」や「固有受容器(センサー)」が存在していて、それぞれ脳へ信号を送って私たちの身体のバランス、姿勢を安定させる上で重要な働きをしていますが、
筋肉が収縮し続ける状態はこういったシステムへも影響し、更なる不良姿勢やバランスの悪さにって疲れやすい身体へと繋がります。
更に、筋肉全体を包む皮下組織の「浅筋膜」には「リンパ」「血管」が走行し「免疫」や「代謝」に関わっていますので、これらの機能の低下にもつながります。
具体的には「免疫力ダウン(病気になりやすい)」や「代謝ダウン(太りやすい)」ということですね。
こういうことを知っておくと、体の違和感に気づいたらいかに早めのケアが大切かがよりイメージできますね!
今回、不良姿勢や偏った筋トレなどによって「筋攣縮が起こってしまった場合、まずはアプローチとしてリラクゼーションが大事!」という事を理論的に学べましたが、
ふたたびの施術の流れもまずリラクゼーションを重視していますので「理にかなってた!」と嬉しく感じました^^
先ほど出てきた「固有受容器(センサー)」ですが、私たち施術者もこの自らのセンサーの質を高めることが、お客様の体に触れながら筋膜、筋肉、骨格に働きかける方向や強さを合わせていくことに繋がります。日々このセンサーも磨いて参りたいと思います!\٩( 'ω' )
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