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雑感録

When I’m sixty-four PART2 「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」【映画評/ネタバレ注意】

古くはやじさん、きたさんの東海道中膝栗毛(映画じゃないけど)、現代では名作「ブルーズ・ブラザーズ」みたいなのをロードムービーと言うんだろう。今回もプライムビデオで見たのは「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」(原題:Leningrad Cowboys Go America)という、いかにもロードムービー然とした作品(なんとなく「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」を連想させる)。しかも「レニングラード」というからにはロシア映画だろうと思ったら、なんとフィンランド・スウェーデンの共同製作らしい。

のっけから「名探偵・少年コナン」の蘭ねえちゃんばりのリーゼント(ロシアの氣志團っぽい)にリーゼントに合わせたように尖った靴のバンド(マンドリンはエピフォン)の登場に度肝を抜かれる。

話はロシアのツンドラ地帯で、中学で習ったような「コルホーズ(ソフホーズとはどう違うんだっけ?)」で働く若者たちが、アメリカに渡って巻き起こす珍道中を、軽い笑いを交えながら淡々と進む。
髪の薄い(短い?)浮浪者みたいな男がバンドを追いかけるけど、この男の存在がまったくもって意味不明。
エンディングで「彼らはメキシコでトップ10入りを果たした」というテロップが入るけど、これが事実なのかどうかも不明。

映画中のバンドメンバーを演じてた「スリーピー・スリーパーズ」という、フィンランドに実在するバンドは、この映画のヒットを機に「レニングラード・カウボーイズ」と改名したらしいから、意外と本当なのかも。


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