ええと、紅葉シーズン第3弾は久留米のもみじ寺こと永勝寺。
永勝寺は日本三薬師の一つとされ、今は曹洞宗だが、もとは天台宗のお寺。
ちなみに薬師(やくし)とは薬師如来のことで、寺伝によると「天武八(680)年、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願するために建立させた薬師寺の一つで、この寺でも勅願所として『宝緑長久万民快楽』を祈願、3年に一度の星祭りも執行されたとか。天皇はその霊験のほどを大いに喜ばれ、寺田を賜り、七堂伽藍が建立され、三十六坊を有したと伝えられる。
後の白河天皇もことのほか尊崇され、勅願数回に及び、当時のこの寺を禅定坊と称し、「出雲の一畑」(一畑薬師)「伊予の山田」(山田薬師=善福寺)と共に日本三薬師として、また鎮西一の巨刹としてその偉容を誇りました。」とある。
さて、「もみじ寺」との評判通り、参道入り口の看板には「もみじの里」と書いてあるんだけど、参道を登って境内に上がってみると、もうすっかりもみじは終わってる。
がっかりした僕を慰めるかのように、お茶目な表情の石の仁王像が本堂の前で出迎えてくれた。
「もみじの里」と書いてはあるけど… |
愉快な金剛力士像・吽(うん)ちゃん。 | 同じく阿(あー)ちゃん。 |
年季の入った恵方盤と「日本三薬師如来」の扁額。 | |
御本尊の薬師如来に繋がる(?)回向柱。薬師如来は12月10日ご開帳。 | |
なぜか懷良親王の臨終塔が。近くには御陵墓(非公認?)もあるんだけど。 | |
なぜか大師堂が。今は曹洞宗、昔は天台宗の寺なのに…。伝教大師でも祀ってるのかな? |
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