S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

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心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

由緒あるお茶室巡り in 金沢

2018-09-26 15:01:57 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

娘達より、古希のお祝いに一泊旅行をプレゼントされ、22日(土)金沢に行ってきた。

金沢は昔、冬に兼六公園をかすっただけで、今回は2回目。

天気予報はお陰様で外れてくれ、快晴。(^^♪

金沢駅で一日乗車券を買い、主な茶室を巡ることにする。金沢は歴史の町、バスの中でも外人さんが目に付く。

まずは、香林坊で降り、長町の武家屋敷跡に行った。

用水路が巡り、なんとも風情のあるところ。

長町とは、加賀藩の中位の藩主が住んでいたところ。

屋敷街を少し歩き、野村家跡を見学。

野村家とは、加賀藩の直臣、野村伝兵衛が拝領した屋敷跡。当時は千有坪あったそう。

明治4年の廃藩で多くの敷地を失ったけれど、北前船で栄えた久保彦兵衛の屋敷の一部を移築し、現在に至るという。

(一番槍で利家を支えた言う伝兵衛の甲冑)

 

(ひろ~~い庭園)                             (2階の茶室”不莫庵”)高台になっており、眺めが抜群

(不莫庵の天井:神代杉の一枚板にみどり松で押さえている・・・)因みに待合の床は樹齢千年の紅葉の木)

長町の次は、周遊バスに乗り、21世紀美術館で降り、松濤庵(江戸末期、藩主の隠居所と建てられ鎌倉の後、金沢に移築)にある”山宇亭”に移動。

            (松濤庵の庭の紫式部)

  

    (山宇亭)                               (待合)加賀八家、長家本邸宅より移築。雪隠付き。!(^^)!

松濤庵をあとにして、徒歩すこしの中村記念美術館に寄り、お茶一服頂く。ここは作家の茶碗で飲める。

”開発文七”氏作の茶碗。。。名前がユニ-クなのでこの茶碗に決める。ゆったりとした丸みがやさしい。

時間は1時を回り、お腹も減り、飛び込んだ喫茶店でサンドイッチ&コ-ヒ-を注文する。

なんと、客は私達二人だけという、昭和のにおいが充満するこの喫茶店、3年前にはキャロライン駐日大使が家族で訪れたとか!!

壁の写真をみてビックリ。(*_*)

休憩も取れ、金沢城公園の城壁を見ながら約10分あまり、三代利常に招かれた仙叟宗室ゆかりの茶室”さい雪亭”がある、玉泉園に到着。

ここの二段式庭園も仙叟宗室の指導という。

(さい雪亭のある庭。朝鮮五葉松がそびえている)

ここでカメラの調子が悪く、フォ-カスした茶室の写真はありません( ;∀;)( ;∀;)。

最後はやはり、仙叟宗室屋敷跡を抑えたい。

金沢駅4:21分の電車に乗らないと、今夜の宿、加賀温泉には間に合わない!

焦る気持ちでシャトルバスに乗り橋場町で降り、仙叟宗室屋敷跡を探す。

屋敷跡は、今は奈良宗久業躰がお住まいと聞いている。

バス停から裏道を少し歩くと・・・・ありました。記念にパチリ。

金沢お茶室巡り、早朝からのスタ-トにも関わらず、当初の予定の約三分の一位しか廻れなかったと思う。

それでも、知らなかった歴史の一端に触れ、楽しい旅だった。

 

 


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