H31年1月点初(たてぞめ)で年の初めを寿ぐ。
主菓子はもちろん”花びら餅”。
なんだか花びら餅を頂かないと新年を迎えた気がしない。今年も手作り。
餅粉を使うところもあるが、私は白玉粉を使う。やわらかで美味しい!
花びら餅は、昔、宮中では押しアユを使い、歯固めとして食されたとの事。
アユは年魚(ねんぎょ)といわれ、おめでたい魚。
それがいつからごぼうに変わったのか?押しアユは高いから?それとも関西はおせちで田作りの代りに、たたきごぼうを食べる傾向だから?
しかしながら・・・味噌あんと、歯ごたえの残るごぼうのコンビはピッタリ。
裏千家11代玄々斎が、孝明天皇に献茶を申し入れ、その時に拝領されたのが花びら餅で、それ以降裏千家初釜では花びら餅と決まっている。
川端道喜さんは、宮中にお餅の差し入れをされていたというので、裏千家の花びら餅も道喜さんが最初だったのかなぁ~~??
兎にも角にも、台子で濃茶&花びら餅、そしてそのあと薄茶&干菓子で新年のお茶を楽しんだ。
(キンマの盆に乗せる)
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