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アンテナ ATU利用 ロングワイヤーの交信実績

2024年08月17日 | アマチュア無線
以前の記事『アンテナ その3 ATU利用時のエレメントの長さ』に多くの方が訪問されています(記事はここ)。

そこで、ATU利用アンテナの飛びはどれ程なのか、自分でも興味があったので整理してみました。


● 現在のATU利用のアンテナは図に示すように次の2本です。



▶集計期間は、2023年10月中旬~2024年8月中旬までの10ヶ月間です。
運用出力は、FT8/FT4=DXは通常25W~最大50W、国内は5~20Wです。
 CWとSSBは100W です


▼アンテナ<1>IC7600での交信実績
主にIC7600で14MHz~50MHz用として利用
icom AH730+全長7.7mの垂直ロングワイヤー
SWRは全バンドとも1.0~1.3以内


● ハイバンド中心なのでDX交信が主です。


● FT8モードが主です。


● 7.7mのエレメントは18MHz~24MHzでよく飛びます。

▼アンテナ<2>IC7300での交信実績
主にIC7300で1.8MHz~10MHz用として利用
icom AH730+全長13.1m+3連キャパシティハットの折返しロングワイヤー
SWRは50MHzは1.5、1.8MHz~28MHzは1.0~1.3以内


● 国内QSOはほとんどが7MHzです。


● FT8モードが主です。FT4モードはつい最近にQRVを始め、14MHzでのQSOが主です。


● 13.1mのエレメントは、10MHzが比較的よく飛びます。7MHzは国内交信が主です。


バンドコンディションや運用時間によって結果は異なりますが、
ATUにロングワイヤーでHF帯全バンドにQRVできるという手軽なアンテナでも、そこそこの結果かと思います。
これも、FT8モードのおかげです。

もう一つ、ATU利用のコツはアースをしっかりとるのが必須かと思います(『アンテナ その2 アースが飛びを良くする!』記事はここ)。

2系統のアンテナを使い分けていますが、アンテナ<1>のほうがよく飛び、受信も大差がありません。
トップで11mの高さになり、垂直なので打ち上げ角が低いからかな、と思っています。


友人はデジタル通信は味気ないと言いますが、楽しみ方は色々ですね。






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