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ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧太田町長信田を往く(その1)

2017年11月05日 | 旧太田町を往く

●歩いた日:2017922日(金)

●歩いた所:新田、太田、築地古舘、石神(以上「太田」)、下今泉、中村、大信田、壱本木(以上「東今泉」)

●歩いた位置

●歩いたログ(足跡)(道のり:7.2km

(以上の地図:国土地理院)

 9月中旬、台風18号が日本列島を縦断し、全国各地に大きな被害をもたらしました。今年は地震、大雨、台風と非常に災害が多い年のようです。この度の台風は18日に秋田県沖を通過し、7月と8月下旬の大雨洪水被害に続いてまたか、と心配しましたが、幸い雨、風ともそんなに強まることなく、小さな被害にとどまりほっとしたところでした。

 9月も下旬になり、「仙北平野」でもそろそろ稲刈りが始まる時期ですが、稲の生育が遅れ気味で、今回出かけた22日になって、ようやく稲刈りする人の姿をちらほら見かけました。我が家では月末から10月初めの刈取りになりそうです。(実際は10月に入って刈り始め、雨にたたられて中旬に刈り終わりました。)

 稲刈り前の合間に出かけた今回の場所は、以前掲載した「旧太田町横沢・長信田を往く」で歩いたところのさらに東側、「東山」の麓、「旧太田町長信田」の「太田」、「東今泉」です。

 それでは本文に入ります。

 以前立ち寄った「長信田太田新田」にある「生活改善センター」脇の空き地に車を止めてスタート。東に向かうとすぐ「窪関川」にかかる橋(「新田6号橋」)があり、それを渡ると「田沢疎水」の大きな水路に出る。

📷001:「田沢疎水」の水路

 94日に来た時は満々と水を湛えていたが、今回は水が完全に止められている。写真に写る橋の向こう側の数メートル低いところを「窪関川」が流れており、前回の記事で、水路は低い川底のさらにその下を潜って繋がっているのだろうと書いた。水の流れていないところで見ると、やはり水路は手前の橋の下で深く地下に潜っていることが判る。

 東に進んで行くと、大きな屋敷林が立ち並ぶところで十字路に出る。その脇のゴミ集積所に「下今泉」の看板がある。また、十字路脇の広い屋敷の中に洋館風の白い大きな家が建つ。

 さらに東に進み、振り返ってカメラを向ける。

📷002:「下今泉」を望む

 右端に前述した洋館風の大きな家が写る。ここだけ見ると、ヨーロッパの村の風景のように思えてくる。それにしても、道両側の屋敷林は見事である。

 ところで、「下今泉」の大字(明治の合併以前の村名)は「東今泉」である。東があれば西もありそうであるが、近くには見つからない。「地名への・・」を調べると、もともとは「今泉」と称していたが、「旧西仙北町土川」に「西今泉」があり、紛らわしいのでM12年に「東今泉」になったとある。なるほど、近くに「西今泉」はないはずである。ちなみに、「今泉」は「新しい泉」の意で、新しく井戸を掘った場所、新しく見つけた湧泉地に由来するとある。

 さらに進んでまた振り返る。

📷003:「中村」を望む

 「下今泉」の東隣、「中村」である。こちらも見事な木立である。今回歩いた「太田」、「東今泉」では、いたるところでこうした農村ならではの穏やかな風景に出会う。

 また少し進むと、密集している家々を回り込むような細い道があるので、いったんそちらに足を踏み入れるが、思い直して引返しさらに東に向かう。

(その2に続く)


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