以前の「四季のたより」に、「真昼岳」を望む「東山」を掲載しましたが、今回は、「真昼岳」よりも北側の「東山」の風景を投稿します。
撮影した日は、「駒ヶ岳」と「岩手山」(これも掲載しました。)を写した日と同じ12月3日です。この日は絶好の好天に恵まれ、「旧仙北町横堀」の「堀見内」を歩いてきましたが、その途中、「中屋敷」の集落から少し離れた田んぼ中の眺めです。
中央の白くとがった山が「和賀岳」です。県境の向こう側、「岩手県」にあるので、だいぶ奥まって見えます。その右手、これも三角形の頂をもつ山が「薬師岳」です。この山は県境上に位置します。
この辺の山々は「和賀山塊」と呼ばれ、「和賀岳」はその主峰で1440mの高さです。調べてみると、「和賀山塊」は、火山活動ではなく地質活動の隆起によって形成されたことから、動植物にとって比較的安定した生息環境が保たれ、原生自然度の高い貴重な地域とあります。
「薬師岳」は、写真ではだいぶ低いように見えますが、1218mの高さで、「真昼岳」より150m程も高い山です。
この二つの山への登リ口は、「斉内川」の上流、「真木渓谷」沿いの林道を詰めた、「小路又」というところにあります。「薬師岳」までゆっくり登って3時間程度、「和賀岳」へはそこから稜線を伝ってさらに2時間程度です。「薬師岳」までは何度か登りましたが、「和賀岳」にはまだ登っておりません。登り5時間、下り4時間として、9時間程度の山行になるので、あまり足が衰えないうちに挑戦したいと思います。
左端に「白岩岳」があります。この山は、「旧中仙町」と「旧角館町」の境にある「入角沢」を詰めたところに登り口があります。頂上は樹木で視界が利きませんが、南に少し下った「白岩薬師」は展望が開けているので、「和賀山塊」を一望できます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます