ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★2024年12月、雪の晴れ間(その1)

2024年12月23日 | 四季のたより

 我が「秋田・仙北平野」は、この(2024年)冬も12月中旬になって雪の降る日が続いております。12月18日(水)も、天気予報のとおり朝から雪雲に覆われましたが、午後のやや遅い時刻になって、用事帰りの車の中から空を見上げると、西側の空は依然として厚い雲に覆われているものの、東側の空はいつの間にか雲が消えて青空が広がっております。

 日はだいぶ西に傾いて雲の陰になっていましたが、東の方を望むと低い雲越しの日射しを受けて「東山(奥羽山脈)」が輝いております。

 そこで、家に帰ってから、カメラを手に改めて「東山」が見渡せるところまで車を走らせ、写真に撮ってきましたので、そのうちの数枚をご覧いただきたいと思います。


 
 「旧仙北町横堀」から眺めた「東山」です。先ほどまで雪を降らせていた雲がまだ「東山」にまとわりついている感じです。右寄りの、一段高いところに出ている白い雲の辺りが「真昼岳」のようです。

 日が傾いておりますので、山に影ができて、尾根や谷が強調された立体感のある景色になっており、田んぼの起伏もよくわかります。

 水路の奥辺りをアップしました。


 
 水路奥の左手に大きな沢状の地形が見えます。「旧太田町」にある「大台スキー場」のすぐ南にある「川口渓谷」のようです。

 山にはだいぶ厚い雲がかかっておりますが、その上には青空が広がっておりますので、雪を降らせる雲とは違うようです。

 右手の方(南寄り)に目を移してみます。

 こちらの高い雲は、中央が「秋田女神」、左端が「女神山」の辺りと思います。山が高いところには高い雲がかかるようです。

 西日による影で、大きな沢筋が一目瞭然です。

 次は、一枚目の写真の右端、「真昼岳」の麓付近をアップした写真です。


 
 左上の高い雲のところが「真昼岳」と思われます。

 その右下の麓に特徴的な地形が浮き上がって見えます。大きな谷筋が見えるこの場所は、ちょっと自信はありませんが、「真昼岳」と「女神山」をつなぐ尾根への登山口、「善知鳥(ウトウ)」登山口(「旧千畑町千屋」)の辺りだと思われます。

 日に照らされて輝く山肌の上部に雲がかかっている景色は、「東山」が今ベールを脱ぎつつあるような感じです。

 この後、青空は次第に西の方にも広がり、18日の夜から翌19日にかけて久しぶりの好天に恵まれました。

(その2に続く)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★旧太田町横沢を往く-4⑦ | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四季のたより」カテゴリの最新記事