EV世界販売 急減速!
こんな記事が新聞に載っていました。
EV(電気自動車)は、ガソリン車に取って代わる未来の自動車
ということで、世界中で、特に中国で大量に生産され伸び続け
中国を世界最大の自動車大国に成長させました。これはガソリンを
燃焼させ二酸化炭素を排出し地球温暖化を促進させる張本人のガソ
リン車を減らし、EVを未来の車の主流にしようとする世界の潮流が
そうさせたのです。その結果EVの販売台数は世界的に増加し、伸び
率は66%などと驚異的に伸び世界中でEVが走り回っています。
欧州などの一部の自動車メーカーなどは、将来は全部EVにするとい
う会社もあるようです。しかし現在はその考えを撤回しているらし
いです。
そんな中、2023年のEVの世界販売台数は前年比25.8%増の約909万
台で、伸び率は前年の66.4%増から急減速したことがわかりました。
一方、ハイブリッド車(HV)の伸び率は31.4%(22年15.2%)に
加速しEVと逆転したということです。
EV PHV HV の販売推移グラフ
どうしてなの?
人々の考えはまちまちで、世の中のためになると思う人や、新しい
ものが好きな人は、優遇税制の影響もありこぞってEVを購入したで
しょう。そういった層の人達がほぼ一巡したとも考えられ、成長の
曲がり角を迎え、充電の心配がなく使い勝手の良いHVに人気がシ
フトしてきた可能性があると考えられるでしょう。
これからどうなるの?
トヨタ自動車を筆頭とする日本勢はEV販売で米中勢に遅れるが、
HVはお家芸とし業績に追い風だ。
23年のHVの販売台数は約459万台だった。外部電源から充電でき
るプラグインハイブリッド車(PHV)は約392万台で、46.0%増と
高めの普及ベースが続いた。一方、米EV大手テスラは苦境に陥
り、24年1~3月期は前年同期比減収となった。
国・地域別のEV販売では、主要市場の中国が16.3%増の約523万
台。伸びは22年の80.1%から落ち込んだ。米国は47.3%増の約118万
台で増加率は62.9%から下がった。HVは米国で特に好調だ。
専門家はEVについて、使ってみて充電インフラの不足など使い勝
手の悪さに気付く人が出てきたなどと指摘。価格の高さなども含め
幅広く売るために対応すべき課題が残っていると語っているそうで
す。
まとめ
販売台数の推移の理由は諸説ありますが、電気自動車は、化石燃料によって
作られた電気によって走るので、元を正せばガソリン車と同じ二酸化炭素の
排出になるのではないかという意見を聞いたことがあります。
この辺は難しいもんだいなのでしょうねぇ?
失礼いたしましたぁ。
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