今回報道されているのは、「サンタ・ムエルテ(Santa Muerte)」信仰というもので、「骸骨の聖母(死の聖母とも)」と呼ばれる骸骨姿の聖者像を信仰の対象としており、2001年にメキシコで多くの信者を獲得してから、現在まで全世界に1200万人程度の信者がいるとされます。
なお、メキシコでは、アステカ文明にまで遡る先住民信仰や、カトリック信仰とが混在(重層的=シンクレティズム)しており、今回の「サンタ・ムエルテ」信仰も、カトリック教会では「悪魔信仰」だと批判しているようですが、極めて強い現世利益の信仰ですから、離れないでしょうね。
また、R. Andrew Chesnut著『Devoted to Death: Santa Muerte, the Skeleton Saint』という研究書もあるようです。
以前、ちょっとだけ聞いたことがあった信仰が、メディアで採り上げられていたので、当方でも引用し、見てみました。
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