第71期王将戦7番勝負の第4局が、2月11・12日、東京都立川市で指され、挑戦者・藤井聡太四冠(19、竜王・王位・叡王・棋聖)が、渡辺明王将(37、名人・棋王を合わせ三冠)に対し、後手番でしたが114手で勝利し、4連勝とて、タイトルを奪取しました。
・渡辺 明 王将 vs. 藤井聡太 竜王 第71期ALSOK杯王将戦 七番勝負第4局(将棋DB2)
棋譜は以上の通りです。もう、途中から攻める場所が無くなってしまった感じですね。
・ALSOK杯王将戦第4局。(渡辺明ブログ)
なお、藤井四冠は、これにより五冠を達成しましたが、10代(19歳6カ月)では史上初の快挙であり、これまでの最年少記録を持っていた羽生善治九段(51)の22歳10カ月の最年少記録を、28年5カ月ぶりに更新しました。更に、タイトル五冠の獲得は、故・大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人(74)、羽生九段に続く歴代4人目となります。
ということで、渡辺名人は、二冠へと後退してしまいました。しかし、棋王は死守していただきたいものです。
この記事を評価して下さった方は、にほんブログ村 国内ニュースを1日1回押していただければ幸いです(反応が無い方は[Ctrl]キーを押しながら再度押していただければ幸いです)。
最近の「将棋」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2016年
人気記事