「ガイア理論」や、気候変動に関する先駆的な研究で知られている、イギリスの科学者ジェームズ・ラブロック氏が、自身103歳となる誕生日である7月26日に亡くなったそうです。原因は、転倒による合併症のためとのこと。
なお、ラブロック氏は、1970年代に「地球はすべての生物で構成された自己調整機能を持つひとつの生命体」だと定義する「ガイア理論」を考案したことで知られています。
とはいえ、「ガイア理論」については少しく誤解されている印象(いわゆる「生命体」というのは、アナロジーのはずだが、意志を持った存在のように捉える誤解など)もあるし、本来は地球を捉える際に、一定の幅の中で変動するシステムとして捉えるべきだという主張だったはずである。そして、それだけなら健全だと思われる。
その意味では、「ガイア理論」には功罪があったわけだが、結局、気象なども変動するシステムであるし、その視点を持ち込んだことについて、意味があったと思う。
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