通貨としての円の総合的な実力を示す「実質実効為替レート」が、約52年ぶりの水準に低下したと報じられています。
どれくらい下がったかですが、報道では、「1ドル=360円」の固定相場制を採用していたニクソン・ショック前の、1970年9月以来の低さだそうです。
それで、日本の経済が低成長なのに、他国と比べて物価(後は当然に賃金)が伸び悩む現状を反映しており、また、同レートの低下は対外的な購買力の弱さを示しており、食料や原油など輸入品の価格高騰を通じて家計や企業に悪影響をもたらしているとのことです。
いや、にしても、当方の生まれる前に戻った感じなんですね。もはや、政治が原因なのか、それとも、国民全体の問題なのか、どちらにしても一市民としては嘆息が出るばかりであります。
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