加齢に伴い体内に蓄積され、動脈硬化などの原因となる「老化細胞」を除去するワクチンの開発に成功したそうです。
これは、順天堂大大学院の研究グループによる発見だそうですが、マウスに接種後、老化細胞が除去され、動脈硬化部分の縮小が確認されたとのこと。
この研究グループではまず、ヒトやマウスの老化細胞で特徴的に現れるたんぱく質を特定し、次に、このたんぱく質の一部のアミノ酸で構成されるペプチドワクチンを開発したそうです。その結果、接種によって体内に作られた抗体が老化細胞に付き、その抗体に白血球がくっついて老化細胞を除去する仕組みとのこと。
つまり、効果的に老化細胞を捜し、除去(破壊?)する仕組みを持ったワクチンということですね。これにより、動脈硬化はもちろんですが、糖尿病などにも応用が利くことが期待されているそうです。人に使える日が来ることを願っております。
この記事を評価して下さった方は、にほんブログ村 国内ニュースを1日1回押していただければ幸いです(反応が無い方は[Ctrl]キーを押しながら再度押していただければ幸いです)。
最近の「時事ネタ・雑学・トリビア」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2016年
人気記事