長崎市遠藤周作文学館では12月28日、作家の遠藤周作氏(1923~96)が、太平洋戦争開戦前後の米国や戦国時代のキリシタン大名小西行長を主題にした未発表の戯曲原稿3本が見つかったと発表しています。
・遠藤周作の未発表戯曲の原稿発見について(長崎市遠藤周作文学館)
なお、この戯曲原稿は、同氏の小説『わたしが・棄てた・女』と同じ内容だそうですが、構成が異なる作品もあり、いずれも遠藤文学の主題である「日本人とキリスト教」が描かれたものとのことです。
従来、遠藤氏の戯曲は7本だけとされていましたが、更に1975年以降に書かれたとみられる3本が追加され、いずれも遺族が寄託した資料の中にあったとのこと。
そして、草稿と完成稿の両方とも、文学館で開催中の企画展で1月4日から公開するそうです。
しかし、まだまだ近代の作家でも、分かっていないことがあるわけですね。
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