天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

東日本大震災復興支援

2013-05-07 18:39:51 | 天真寺

先日、天真寺日記にて紹介しました東日本大震災復興支援の記事が住職の独り言」にてアップされておりますので、ぜひご覧下さい。
今回法要がつとめられました岩手県宮古市田老の常運寺様から、天真寺彼岸会法要やみんなの楽市にて販売しているカキやホタテの海産物を紹介していただいております。
【住職の独り言】http://blog.goo.ne.jp/ranman_kn


(龍)


岩手県陸前高田市「高田松原」の倒れた松で作られた聖観音像

2013-05-05 08:34:00 | 天真寺

本日、5月5日(日)住職の友人が住職をつとめる岩手県宮古市にある曹洞宗・常運寺様にて、岩手県陸前高田市の「高田松原」の倒れた松で作った聖観音像がおさめられます。常運寺様は、東日本大震災による津波によって甚大なる被災をされました。天真寺住職も、本日参詣しております。住職が帰寺しましたら、報告をさせていただきます。

詳細は、以下新聞報道をご覧下さい。

□読売新聞より
宮城県気仙沼市で昨春、清水寺(東山区)の森清範貫主らと東日本大震災の犠牲者を悼み、被災者を元気づけた舞鶴市紺屋の桂林寺住職能登春夫さん(62)=写真=らのグループが5日、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の倒れた松で作った聖観音像を同県宮古市の常運寺に納める。今回、能登さんの友人が住職を務める常運寺があり、壊滅的な津波被害を受けた宮古市田老地区への訪問を決定。同行する森貫主から制作を頼まれた、京都伝統工芸大学校(南丹市)の教授で仏像彫刻家の須藤光昭さん(67)が先月、約2週間かけて聖観音像を一木づくりで彫り、柿渋や漆をすり込んで古色風に仕上げた。常運寺で5日午前、聖観音像の開眼法要が営まれる。桂林寺の檀家(だんか)の女性らがちりめんで手作りした地蔵約400体も被災者らに配る予定で、能登さんは「復興を応援する皆さんの心を現地に届けたい」と話す。(2013年5月3日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20130502-OYT8T01699.htm

□毎日新聞 5月3日(金)14時17分配信
東日本大震災:復興への元気を 応援プロジェクト「縁」、5日に岩手・田老地区で慰霊法要 /京都
 ◇清水寺・森貫主が聖観音像開眼も
 ◇舞鶴・桂林寺住職が発起人
 東日本大震災の被災地の人たちを元気づけようと府内の僧侶や市民が結成した応援プロジェクト「縁」が5日、津波で大きな被害のあった岩手県宮古市田老地区で慰霊法要を営み、手打ちそばやマッサージの接待で被災地の住民をもてなす。「今年の漢字」の揮ごうで有名な清水寺(京都市東山区)の森清範貫主もプロジェクトの一員として、京都伝統工芸大学校(南丹市)の学生が被災木で彫った聖観音像(高さ25センチ)を現地で開眼。一字揮ごうもする。
 発起人は、桂林寺(舞鶴市紺屋)の能登春夫住職(62)。震災直後に東北を訪れたのをきっかけに「現地の人を癒やし、復興への元気を取り戻す助けになろう」と呼びかけ、親交のある森貫主や東北各地の僧侶、綾部市のそば職人村上勝幸さん、安喰健一さん、舞鶴市の整体師増田典子さんらと結成。昨年5月に宮城県気仙沼市を訪れ、初めて法要と接待をした。
 今年は、津波が大防潮堤を乗り越え約170人の死者・行方不明者を出した田老地区で慰霊を続ける常運寺の高橋英世住職(62)が、能登さんの40年来の友人であったことから、総勢21人で同地区を訪問する。森貫主は、岩手県陸前高田市の被災松を使った大日如来坐像の制作を依頼した縁で、今回、同大学校に小型の観音像を依頼。須藤光昭教授の指導で、同様の材料に仏像彫刻科の3、4年生が約3週間かけて彫り上げた。
 当日は法要の後、そば、マッサージの接待、表千家堀内長生庵による茶会がある。観音像とともに、同寺の御詠歌講の女性らが布を縫ってつくった地蔵像(高さ10センチ)400体も贈る。能登さんは「僧侶、そば職人、お茶の先生、学生さんなど、それぞれ自分のできることを全力で準備しました。ひとときでも被災地の人たちが癒やされ、元気になれれば」と話している。
【鈴木健太郎】

(龍)

【6月1日開催/雅楽】宮中雅楽@松戸森のホール

2013-05-03 16:07:22 | 雅楽教室

先日、天真寺日記にてご案内しました松戸市民劇場にて開催された「雅楽への誘い」に天真寺のメンバーの皆様と一緒に行って来ました。会場は超満員です。雅楽に対する関心の深さを感じました。



宮内庁式部職楽部 楽師有志による雅楽演奏。大窪永夫氏によるお話がありました。

次は、松戸市制施行70周年記念・森のホール21開館20周年記念事業として重要無形文化財「雅楽」特別公演「宮中雅楽」が開催されます。このような貴重がご縁はありません。ぜひ、雅楽を聞きに行きませんか?

松戸市制施行70周年記念・森のホール21開館20周年記念事業
重要無形文化財「雅楽」特別公演
「宮中雅楽」


日時:6月1日(土)14時30分~
場所:森のホール21 大ホール
    住所 松戸市千駄堀646番地の4
    電話 047-384-5050
【出演】宮内庁式部職楽部
【演目(予定)】
第一部 管絃
(1)平調音取(ひょうじょうのねとり) 
(2)催馬楽 更衣(さいばら ころもがえ)
(3)五常楽急(ごじょうらくのきゅう) 
(4)陪臚(ばいろ)

第二部 舞楽
(1)左方の舞 陵王(りょうおう) 
(2)右方の舞 納曽利(なそり)
(3)左方の舞 萬歳楽(まんざいらく)

以下のサイトより、チケット購入が可能です。
◆森のホール チケット販売
http://www.morinohall21.com/Hanbai/Hanbai.htm
◆CNプレイガイド 
http://www.cnplayguide.com/stc/CNI14737.html


今回頂戴した資料に「雅楽の歴史」がありましたので、載せます。
「雅楽」とは、
元来は「俗楽」に対する言葉で、正統の音楽を意味します。この意味で雅楽と呼ばれる音楽は中国や朝鮮にもありましたが、その音楽そのものは日本の雅楽とは全く別のものです。
日本の「雅楽」は、日本古来の歌と舞、古代のアジア大陸から伝来した器楽と舞が日本化したものおよびその影響を受けて新しくできた歌の総体で、ほぼ10世紀(平安時代中期)に今日の形に完成した日本の最も古い古典音楽であります。
 主として宮廷、貴族社会、有力社寺などで行われてきましたが、現在では宮内庁の楽部が伝承する雅楽がその基準になっています。

(龍) 


天ちゃんの消しゴムはんこ&小川綾子先生個展

2013-05-02 17:37:18 | 天真寺

天ちゃんの消しゴムはんこが出来ました。



天真爛漫はんこ消しゴムも。



天真寺の玄関に置いてありますので、ぜひ、ペタンとしてください。

さて、今回消しゴムはんこ作ってくださったのは、小川綾子先生です。天真寺では、去年の夏休み子ども教室では、家を作って下さったり、カラフルな傘をつくってくださったりと、大変お世話になっている先生です。

なんと、松戸市八柱のslowcoffeeさんにて小川綾子先生の初個展「まちなか花鳥絵図」が開催中です。
【facebook】http://www.facebook.com/events/142415279259815

美味しい珈琲を飲みながら、素敵な切り絵達を見に行ってください。オススメでーす。

(龍)


小川一乗先生のお話

2013-04-30 14:13:03 | 天真寺

只今、築地本願寺にて、「真宗教団連合東京支部750回忌-教団連合40周年記念大会・東京支部10周年記念大会-」が開催されております。



記念法話は、真宗大谷派元大谷大学学長の小川一乗先生です。

築地本願寺にて、「真宗教団連合東京支部750回忌-教団連合40周年記念大会・東京支部10周年記念大会-」がスタート。

記念法話は、真宗大谷派元大谷大学学長の小川一乗先生。

14:00~ 開会式・宗祖750回忌法要
14:50~ 記念法話 小川一乘氏(真宗大谷派・真宗教団連合特別講師)
15:45~ 公演 第1部  「島焼け」 坪井美香(語り) 松田弘之(能管) 設楽瞬山(尺八) 橘政愛(打楽器)
17:30~ 公演 第2部  「 ピアノ即興演奏」  ウォン・ウィンツァン

法要の模様は、インターネットUstreamで配信されますので、ぜひご覧下さい。。。
【Ustream】
http://www.ustream.tv/channel/skrtkoshin750
【真宗教団連合HP】
http://www.shin.gr.jp/

(龍)


【仏壮】仏教壮年会総会が開催されました

2013-04-27 18:30:41 | 天真寺

毎月第三土曜日は仏教壮年会。

仏教壮年会では、ご門徒の皆様による輪読をしております。
今読んでいるのは、本願寺出版社発行の霊山勝海著「やさしい真宗講座」です。


とてもわかりやくすくて、オススメです。

みんなで声を出して読みます。



真剣な表情です。



その後、仏教壮年会の総会が開催されました。



天真寺仏教壮年会の活動は多岐にわたります。
月一回の輪読会。その他に、キッズ向け「野菜作り教室」や「子ども夏祭り」。「グランドゴルフ」や「芋煮会」。定例法座には、Kさんによる「お抹茶を楽しむ会」。昨年は、多摩組仏教壮年会や千葉組仏教壮年会との研修会もありました。・・・・

終了後には、懇親会。


お好み焼き・焼きそば・あげ餅with ノンアルコールビールが待っておりました。



ワイワイ楽しい仏教壮年会は、メンバー募集中です。
一緒に仏教の教えを勉強しませんか?

(龍)


月刊天真5月号(寺報)

2013-04-25 12:33:07 | 天真寺

本日は、ご門徒さんたちによる寺報の発送作業(ボラン寺)がありました。

天真寺の寺報・月刊天真5月(433号)です。

今月の特集は、帰敬式について。

□仏弟子となる証
私たち一人一人には名前があります。一人一人に名前があるということは、その人が持つ、固有の人格を表すものといえるでしょう。広い世の中には、もちろん同姓同名も少なくありませんが、その人個人が、他の人とは異なるというアイデンティティーの役割を持っています。
 「姓」は、家族・親族というつながりを示し、「名」には、その子に向けられた親の願いが込められています。誕生と同時に、名前という形で私という独立した個人が保障されるとともに、名前は家族という仲間とのつながりや、親の願いとして込められた慈愛を体現しています。
 浄土真宗には、「法名」という、帰敬式を受けて授与される名前があります。「仏弟子」となった証として本願寺のご住職(ご門主)から名づけられる名前です。いわゆる「俗名」には自分の意思は入りませんが、「法名」は浄土真宗の教えを聞いて生きていく、本人の意思に基づいていただくものです。阿弥陀如来の教えを価値の中心に置く身となったことの表明であり、「仏弟子の名のり」なのです。そして、浄土真宗の門徒としての自覚をあらたにし、お念仏申す日暮しを送ることを誓うことです。

□法名につく釋の字
 浄土真宗の法名は「釋〇〇」といただきます。「釋」の字を冠するのは、釋尊の弟子となることを表しています。「釋〇〇」と、「釋」の字を冠して2字の法名であるのは、4世紀頃、中国の道安という人によって考案された伝統を受け継いでいます。
 本願寺でいただく法名はすべてお聖(しょう)教(ぎょう)のお言葉が用いられています(※内願法名もあります)。自分の名前に仏語(お経の言葉)をいただくということは、その仏語に見合った生き方を送ることの表明であります。
 釈尊がこの世にお生まれになって最もお説きになりたかったのは阿弥陀如来のお念仏の教えであると、私たちは聞かせていただいています。お念仏を中心とした生き方をする身にならせていただいたことを高らかに宣言する名のりこそが、「法名」をいただくということです。親鸞聖人は、お念仏を申す者を「真の仏弟子」だとほめ讃えられておられます。なぜ「真の仏弟子」と言えるのかを、「他力金剛の信心を得た念仏の行者のことである。この他力回(え)向(こう)の信と行によって、必ずこの上ないさとりを開くことができるから」(聖典『教行信証』)と述べられています。

□法名と戒名の違い
 ところで、「ほかの宗派では『戒名』と言っておられるのに、なぜ浄土真宗だけが、わざわざ『法名』という言い方をしているのですか?」というご質問をよく受けます。
 これまで述べてきたように浄土真宗では「法名」と言います。「戒名」は「戒律を守って、自力で功徳を積んで、さとりを開こうとする者に与えられる名」ですが、「法名」は「阿弥陀仏の教えにであって、お念仏一つで救われていくことを喜ぶものに与えられるもの」であるということです。
 また、戒名の「戒」は「戒律」の意味です。末(まつ)代(だい)の凡(ぼん)夫(ぶ)である私たちは、戒律を守ることなど、とてもできません。日常生活の食事一つをとってみても生き物の命をとる身です。また、「害虫」といって殺虫剤で虫を殺しています。さらによくよく省みると、自分に都合の悪い人を心の中で何人殺したことでしょう。「生き物を殺さない」という「不(ふ)殺(せっ)生(しょう)戒」一つも守れない身であります。そんな私を「おまえを放っておけない」と立ち上がってくださった阿弥陀如来のご恩に、お念仏申すばかりです。
 意外と思われるかも知れませんが、実は、「戒名」という呼称は、「法名」が生まれた中国でも、古い文献には出てこないと言われます。つまり「法名」の方が古い呼称であって、ある時期以降、受戒の意義を鮮明にするために、新しく「戒名」と称するようになったと考えられており、浄土真宗の「法名」という呼称の方が、古い伝統を継承しているわけです

□帰敬式の受式を
「法名」は死んでからの名前ではありません。今日、ただいまの私たちが、いのちの底から阿弥陀如来のお慈悲に支えられていることに気づかせていただくのです。どうか進んで帰敬式を受式していただきたいと念願いたします。

以上、「本願寺新報」3月1日号掲載(本願寺派総合研究所 教学伝道研究室長 満井秀城師)の記事を転載させていただきました。。

【帰敬式の受式できる場所】
□京都本願寺
毎日2回
午前…お晨朝に引き続き
午後…午後1時30分※逮夜法要がある日は1時
(1月1日、16日の晨朝後、1月8日、20日は終日なし)
<冥加金>10,000円

□築地本願寺
5月21日 降誕会
7月15日 宗祖月忌逮夜法要引き続き
9月16日 宗祖月忌日中法要引き続き
11月11日~16日 報恩講法要
<冥加金>15,000円(築地本願寺懇志5,000円含)

詳しくは天真寺(TEL047-389-0808)までお問い合わせ下さい。

◇月刊天真5月号は、PDFファイルにてご覧いただけます。
http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori25-05.pdf


◇平成24年度月刊天真(寺報)◇(PDFファイルにてご覧頂けます)
1月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-01.pdf
2月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-02.pdf
3月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-03.pdf
4月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-04.pdf
5月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-05.pdf
6月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-06.pdf
7月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-07.pdf
8月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-08.pdf
9月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-09.pdf
10月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-10.pdf
11月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-11.pdf
12月号http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-12.pdf

(龍)


お坊さんと語り合うイベント

2013-04-25 12:24:08 | 天真寺

本日は、銀座一丁目にある銀座モダンアートにて「僧職男子に癒やされナイト」というイベントが開催されます。先日放映されましたBSフジ「素晴らしきお経の世界」にても紹介されました。カラフル&POPな現代風精進料理とお酒を味わいながら、お坊さんとのんびり語り合う、月に一度の夜のカフェです

今回は、4月8日(旧暦)は、お釈迦様のお誕生日(メリシャカ!)ということで、お釈迦さまのお誕生日をお祝いして、甘茶をかけっこしたりします。

日時:2013年4月25日(木) 18:30開場 19:00勤行
場所:銀座モダンアート  中央区銀座1-9-8 奥野ビル608
布施:3000円(1ドリンク&ごはん)

ナチュラルフードコーディネーターのAyakaさんによるかわいく美味しい新感覚精進料理もぜひお楽しみに♪

詳しくは、
「僧職男子に癒やされナイト」facebookをご覧下さい。
http://www.facebook.com/events/128512434008203/

「僧職男子に癒やされナイト」について(メリシャカ!記事)
http://www.merry-shaka.com/?eid=783

(龍)


手元供養

2013-04-23 11:45:17 | 宗教

手元供養と言うお言葉ご存じですか?
亡くなられた方にいつも身近に感じたいという思いから、故人様の遺骨や遺灰をペンダントなどにし手肌見放さず持っている「手元供養」というものがあるそうです。以下は、読売新聞の記事です。

(龍)


4/29(月)向源開催決定!!!

2013-04-22 09:12:44 | 仏教

東京品川発4/29(月)「向源」というビッグなイベントが開催されます。。。

イベント:向源
日時:4月29日(月・祝)13:00~22:00
会場:天台宗常行寺、浄土真宗正徳寺、臨済宗清徳寺、品川神社
タイムテーブル:http://kohgen.org/timetable.php
前売:4,500円 ※彼岸寺特設予約フォーム&イープラスにて販売中

【HP】http://kohgen.org/
【facebook】http://www.facebook.com/kohgen.jp
【彼岸寺】http://www.higan.net/kohgen/2013/03/post-2.html

楽しみだぁ!!!

(龍)