早いもので、今年最後のお朝事となりました。
今回の担当は龍哉。
御和讃は、源空上人を讃える和讃の最後の八首をおつとめしました。
そして、朝の七分法話では、先日ビハーラ研修の一環として訪れたあそか園のお話をさせていただきました。
あそか園
http://www.asokakai.net/asoka/index.html
あそか園は江東区にある特別養護老人ホーム。
毎年、天真寺婦人会も、ボランティアのお手伝いをさせていただいています。
あそか園は、大正十二年九月、関東大震災に際し西本願寺が日比谷公園に設けた罹災者救護所にて九條武子さん(明如上人の二女)が中心となり医療活動を行ったことが誕生の発端となったとあるように、仏教精神でもって運営されている施設であります。
壁に「あそか園の基本理念」がかけられていた。
思いやりのあるサービス(老人福祉の精神と仏教の慈悲の心)
慈悲とは、他人の苦労を自分と共感し、損得勘定を考えず努力すること
入居者の方の心に寄り添うことを大切とする。
簡単な様で、難しいことであります。だから、日々仏さまのお心を尋ねていかれるのです。
あそか園は、昭和54年に開設をされたので、とても新しいきれいな施設とはいえません。ですが、「ホッとする」場所であります。
最後には、みんなでKさんが作ってきて下さったお芋をいただきました
美味しかったです
本年度も、朝早くからようこそお参り下さいました。
また来年もよろしくお願い致します。
(龍)