天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

「恩徳讃」で思い出すこと

2007-02-25 20:53:30 | 日々
今日は朝の日曜礼拝がありました。
朝方はずいぶん冷えたようですが、それでも皆さんお参り下さいました。
いつものことながら、頭が下がります。

当番は住職。
繰り読みのご和讃は、
「如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし」

『恩徳讃』のご和讃をお味わい致しました。
仏教讃歌としてすっかりおなじみです。
けれどそう思っていたはずが。。私は仏教学院の試験の時、このご和讃を漢字で書きなさいという穴埋め式の問題が解けませんでした。
漢字で「ししゅ」をどう書くか、全く浮かばない。
子どもの頃に覚えたので、音だけで記憶していたようです。
正解は「師主」。釈尊のことをいいます。
もちろん知っているはず、という思い込みはこわいもの。
やっぱり驕り心はよくないなと、このご和讃を見るたびに思い出すことです。

話は変わって、仕舞い込まれていたお雛様がやっと完成の日の目を見そうです。
一昨年、婦人会で作ったお雛様。
お寺に飾る分は自分で作った方が愛着がわくからと私が作るようにと頼まれ作りかけたものの、細かくて大変なのですっかりそのままになっていました。
それをご門徒のIさんが仕上げて下さると、今日預かって下さいました。
有り難い~。
完成するととても可愛いので、今から楽しみです。




(完成品)

(静)

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