こんにちは。昨日の嵐が一転して、本日は快晴なり
今日は雅楽教室に通われているMさんが教師教修をお受けになるということで、声明を一緒に勉強させて頂きました。
教師教修の主な課題は、
「先請伽陀(ぜんしょうかだ)」「頌讃(じゅさん)」「御文章」「作法(登礼盤降礼盤)」です。
特に今日は、先請伽陀のお勤めを学びました。
このお勤めは定拍なので、拍を取りながら声明をとなえます。
経文の右側にある譜面に従って、読経します。
[和訳]
先ず弥陀に請じたてまつりて道場に入る
弘願に違せず時に應じて迎え給え
観音勢至塵沙の衆
佛に従い華に乗じて會に入りたまえ
出拠は善導大師「法事讃」です。
内容は、弥陀如来(脇士の観音菩薩・勢至菩薩など)を召請する文です。ですので、先請伽陀をお勤めするときは、法要の最初におつとめします。
以上は、勤式指導所編集「声明集解説」を参考にしました。
なかなか、日常の法務では、意識はしていても、お勤めするお経が限られてしまいます。今日は改めて、 先請伽陀について勉強させて頂く貴重なご縁となりました(感謝!!!)。
(龍)
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