天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

日本の文化「回文」

2007-07-20 03:19:54 | 仏教
テレフォン相談でおなじみの仏教情報センターのカレンダー編集会議に参加してきました。

事務局スタッフより「来年の情報センターのカレンダーに掲載される言葉を用意して」といわれ、お気に入りの言葉を用意して会議に参加したら、来年の仏教情報センターの冊子作成の会議だったのです。カレンダーの言葉以外なにも準備していなかった私は、とまどってしまいました。きちんと説明は聞いておかなければ

仏教情報センターは有志のメンバーで始められた組織であるため、資金面では弱い団体なんです。その中で唯一の収益事業がこの冊子ということで冊子作成会議にも熱が入ります。冊子の中にはカレンダーと共に「季節の俳句」「歳時記」「あの日あの頃」が盛り込まれます。

来年掲載される歳時記の中、面白かったのが「回文」です。

「永き世の遠の眠りの皆めざめ波乗り船の音のよきかな」
(なかきよのとおのねぶりのみなめざめなみのりのふねのおとのよきかな)

宝船の絵にこの回文を添えて枕の下に敷いて寝る。
そうすれば、「一富士、二鷹、三茄子」といわれるようないい初夢がみられるということです。なんかいいですよね。

ちなみに、回文とは「山本山」のように上から読んでも下から読んでも同じ言葉になるというものです。

びっくりです

また、年末には煤払という大掃除があります。本願寺でも毎年行われております。この煤払いもただ掃除ではなく来年の年神様を迎えるための準備だとか。

そんなこんな日本に伝わってきた文化を知る機会になりました。

来年のカレンダーとして発売予定ですので、是非お買いいただけると嬉しいです。

(龍)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
脳内メーカー (tasuya)
2007-07-27 22:46:24
脳内メーカーですか?知りませんでした。

早速試してみます。
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脳を (holly)
2007-07-21 01:06:11
 龍さん、こんばんは。お忙しい毎日ですね。パレスチナは遠くて危険な国と言うイメージがありますが、住んでいる人達は自国を愛し陽気でユーモアに溢れているんですね。
 いろんな人に会って話すことで自分自身のことも分かっていくのかもしれません。
 回文も楽しいですよね。作るのってけっこう頭を使うので
脳が鍛えられますね。いま、ちょっと流行っている
「脳内メーカー」を知っていますか?検索して試してみてください。  笑えますよ~~
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