地元常盤平のおいしいご飯やさん「アマポーラ」で、
「まつどジャーナル」のHさんと打ち合わせがあった。
まつどジャーナルとは、松戸の情報満載の地元新聞である。
http://www.matsudo-journal.com/headline/
お寺でのボランティア活動
名付けてボランテラ!
今回は7月10日に開催される
ボランテラの初試み
「布チョッキン」の説明をさせていただいた。
Hさんは話題が豊富で、一緒にいて楽しい気分にしてくださる人である。
こんなお話があった。
以前、貧しい国に石けんを送ろうというプロジェクトがあったという。
たくさんの人に声を掛けて、数え切れないほどの石けんが集まった。
そんなある日息子さんに、
「石けんで身体を清潔にするのはいいことだが、現地の人たちの生活習慣にないことをすれば、逆に免疫力がなくなってしまうのでは・・・」
と言われたという。
で、「そういえば、そうだ」ということで、石けんを送るのはやめたという話。
つい私たちの価値観を押しつけてしまう、
ありがた迷惑ということもある。
改めて、
支援することの難しさ、相手の気持ちを思うことの必要性を実感した。
だからこそ、
「布チョッキン」のようなこころのつながりを伝える活動が大切になるのではないか。
Hさんはこうもおっしゃった。
最近は人形を抱きしめている子どもを見なくなった。
(見かけるのはキャラクターぬいぐるみばかり)
昔は、人形を古くなるまで大切にして抱えていた。
人形の姿を通して、人の温かさ・無常の有様を感じていたのではないか。
私たちが、
カンボジアの子供たちに人形やボールを送るという企画「布チョッキン」
ただ単に、遊具を送るというだけにとどまらず、
人間のやさしさ・あたたかさも送ることができるのではないだろうか。
そう思えば、
現代さまざまな思いも及ばない問題が起こっている日本。
人とのつながりの喪失感を感じている日本。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060611-00000213-yom-soci
カンボジア支援を通して、
私たちが気がつかせてもらうこともたくさんある。
やはり何ごともお互い様。
日本の子供たちにも届けたい思いである。
(龍)
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