先日、富田富士也先生が主催する「グリーフワーク」をケアする1日研修に参加してきました。
その講義の中で印象の残ったことは、悲嘆ワークについてです。
猟奇的犯行や児童殺人事件など社会問題となる事件を起こした何人かの犯人たちに共通点があったそうです。
それは、祖父母・父母など近しい人を亡くすという経験をしていること。
誰もがしなくてはならない経験ながら、その際に自分の思いを聞いて受け入れてもらうことができないと、思考・感情・行動(知情意)のバランスが崩れ、人格障害へと進んでいき、自分自身を見失ってしまうことがあるのだといいます。
現在は、飛行機の座席や病院には「4」の数字は排除される所が多いようです。
そこには、マイナスイメージのあるものを排除していく社会全体の風潮が表れて見えます。
その中では、死は究極のマイナスととらえられるようです。
最近では、子どもに葬儀や法事のお参りに行かせない家庭もあるといいます。
子どもには、悪いことは見せない方がいいという親心のようです。
しかしそのために、死と向き合わずに成長し、子どもたちは心に闇を抱えたまま大人になってしまうことになります。
その現状を聞いて、「悲嘆のワーク」の大切さを改めて実感させていただきました。
今回の参加者の中には、北海道や山梨県から来られた方、看護士、グループホーム関係者、近くのお寺友達と多彩な顔ぶれでした。
全国各地から集まってきたメンバーを見ましても、グリーフワークに対する注目度が分かります。
これからのお寺にグリーフワークが必要とされていることを勉強させていただく、大変有意義な研修会でした。
(龍)
その講義の中で印象の残ったことは、悲嘆ワークについてです。
猟奇的犯行や児童殺人事件など社会問題となる事件を起こした何人かの犯人たちに共通点があったそうです。
それは、祖父母・父母など近しい人を亡くすという経験をしていること。
誰もがしなくてはならない経験ながら、その際に自分の思いを聞いて受け入れてもらうことができないと、思考・感情・行動(知情意)のバランスが崩れ、人格障害へと進んでいき、自分自身を見失ってしまうことがあるのだといいます。
現在は、飛行機の座席や病院には「4」の数字は排除される所が多いようです。
そこには、マイナスイメージのあるものを排除していく社会全体の風潮が表れて見えます。
その中では、死は究極のマイナスととらえられるようです。
最近では、子どもに葬儀や法事のお参りに行かせない家庭もあるといいます。
子どもには、悪いことは見せない方がいいという親心のようです。
しかしそのために、死と向き合わずに成長し、子どもたちは心に闇を抱えたまま大人になってしまうことになります。
その現状を聞いて、「悲嘆のワーク」の大切さを改めて実感させていただきました。
今回の参加者の中には、北海道や山梨県から来られた方、看護士、グループホーム関係者、近くのお寺友達と多彩な顔ぶれでした。
全国各地から集まってきたメンバーを見ましても、グリーフワークに対する注目度が分かります。
これからのお寺にグリーフワークが必要とされていることを勉強させていただく、大変有意義な研修会でした。
(龍)
グリーフワーク 特に片方を亡くされたお年寄りにとって檀家寺のご住職には、素直に心を開かれるように思いますし、聞いてもらえることを期待しているようにも感じてます。
でも、現実には、しばらくフオローしていくということになると物理的にも難しいかな~どうしたらいいのかな~と時々考えています?!?、考えているだけではダメなんですけど わかっていてもどうにも…、、、、ですね。
では、その古き良き風景を今の時代にはどう反映できるのか?大問題です、私自身模索中です。
でも、富田先生のワークショップに参加をして思いました。
はい、二人ずつペアになって、一人がカウンセラー役、もう一人が相談者役。
「大切な人を失って悲しんでいる人」にあなたは何と声をかけますか。
はい一分間。
というようにワークショップなんです。考えることとともに、実行することの大切さを実感しました。まずは、身近な事からこつこつと始めていこうと思っています。なによりも多くの人たちと一緒に活動できたら最高ですね。