天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

里芋・山芋・南瓜

2009-05-05 12:24:57 | 天真寺ふれあい農園
ゴールデンウィークいいお天気が続きます

農園日和、苗や種を植える絶好の時期です。
今年の初挑戦は、根菜類サトイモ(里芋)・ヤマトイモ(山芋)・カボチャ(南瓜)です。

さらに、昨年度失敗した枝豆を今年も挑戦します。


【OさんKさんの枝豆の種植え】


昨年植えたイチゴの実も赤く染まってきました。



そのイチゴの実を守るために藁をひきます。



今の私の楽しみは種苗を求めに行くこと。
この時期はさまざまな種類の苗があります。

可愛いトマトの苗を発見しました。
ガーデンという名のトマト、ハート型の実が実るそうです。





楽しみです!
下の写真はきゅうりの種。




今までは苗を購入していたので、種植えは初挑戦です。

なによりも水をあげることを忘れないようにとのこと。
これからは、楽しみが一つも二つも増えてしあわせな小春日和です。

(龍)







DVDビデオプレーヤー登場

2009-05-03 16:46:14 | 天真寺
うれしいニュースです

KさんがDVDビデオプレーヤーをお寺にご寄付下さいました。



昨日の天真寺役員会の時の話。

法要に多くの方々にご参拝頂くにはどうしたらよいだろうかという議題が持ち上がりました。

いろんな意見が出ました。

その中で、
子どもを連れてくるお母さん、お父さんは子どもがうるさくしないか心配だという意見がありました。

今の時代、美容院には、保育士さんがいらしゃる美容院もあるそうです。
パーマをかけると何時間もかかります、その時にお子さんを保育士さんがみてくださるとのこと。




では、お寺でもそうしよう

子どもたちが遊ぶプレイルームを作りましょう。
そこで、映画を流したり、遊び道具を置いておいたり・・・

そうしたら、KさんがDVDビデオプレーヤーをご寄付下さると




以前、わたしはビデオデッキを探しに行ったことがありました。

http://merry-shaka.com/?page=5
【MD・ビデオをあきらめるまでのいきさつ(メリシャカ!)】

結局、値段が高かったのであきらめたのですが。



次回の永代経法要からプレイルームを作る予定です。
このDVDビデオプレイヤーを活用して映画を上映したり、アトラクションも計画しております。

お子さん連れの方々、是非お参り下さい。

(龍)

スイカ育てに挑戦します。

2009-05-02 08:41:01 | 天真寺ふれあい農園
暖かい天気が続きます

この時期が、ふれあい農園にとっては大切なシーズンです。
一番たくさんある夏野菜の植える絶好のタイミングだからです。
ですので、今種苗屋さんやホームセンターではたくさんの苗や種が売られています。

この度ボラン寺に引き続き、

デルモンテのフルーツルビートマト(中玉)
ゴーヤ
スイカの苗

を植えました。



今年初チャレンジのスイカ(小玉)の苗です。
おしべとめしべの交配があるので、難しいと聞きます。
どう成長していくか楽しみです。




また、3月中旬に植えたジャガイモの苗も大きくなりました。

ジャガイモは、一つの種芋からたくさんの芽が出てきます。
その中から丈夫な芽を残す「芽かき」という作業をします。

初めて「芽かき」をしてみると、小さいジャガイモが出来ていました。



可愛いです




「芽かき」をすると大きなじゃがいもになるそうです。

今から、7月頃の収穫時期が楽しみです

(龍)





ボラン寺の日

2009-05-01 07:57:06 | 天真寺
今日はボラン寺の日。

皆様に寺報の発送作業にお手伝いをいただき、無事発送が完了しました。



【5月号の寺報】
http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori21-05.pdf

今月号では、
5月17日(日)13時30分からの永代経法要のご案内があります。

今年度のの永代経法要では、ご講師に広島県から瀧淵良孝先生をお迎えします。
瀧淵先生は、私が伝道院に通っていた頃のとてもお世話になった先生です。

さらに、この度の法要では、もう一つのイベントがあります。

それは、天真寺寺基移転20周年記念に作成された「仏教讃歌20」CD完成を祝してミニコンサートが開催されます。




今から楽しみです!!!


今回の寺報では、4月仏教講座会にての大江先生のご法話を聞いた感想を門信徒Tさんが寄稿下さりました。

↓ ↓ ↓

4月の仏教講座会にお参りし、若住職の京都時代の先輩である、若手布教使の大江宏玄師のご法話をお聴聞し、深く仏教の教えに感動を受けました。

はじめにオスカー受賞映画『おくりびと』をテーマにお話をいただき、原作者・青木新門さんが伝えたかった心は、「亡き人が何処へ往ったのか、娑婆の命が尽きた時、私の命がどうなってゆくのか」であったことを知りました。「おくりびと」に間違いないが、「おくられびと」でもあるわけですね。

次には「他力といふは如来の本願力なり」、他力の真意について。
印象に残ったお話は、芥川龍之介さんの『蜘蛛の糸』より。
極楽浄土のお釈迦さまの前に蓮の花の池があり、その池の下には針山の地獄があった。その池にカンダタが落ちてしまう。池の端には蜘蛛がいて、その蜘蛛は以前カンダタに助けられたことがあったため、チャンスを与えようと糸を蓮の池に下ろした。カンダタは地獄から極楽浄土に往こうと糸につかまるが、地獄にいる多くの人が一斉に糸につかまったので、糸は切れてしまう。これが「自力」の救いです。

それを見てお釈迦さまはあまりにも可哀相だと思い、もう一度蜘蛛に頼み糸を下ろしてもらい、お釈迦さまが阿弥陀仏として地獄へ下りて行き、カンダタを抱いて極楽浄土へと上がってきてカンダタを助ける。これが「他力」の救いであると聞かせていただきました。

もう一つ感動を受けたお話は、お母さまを亡くされたお嬢さまが葬儀で、「母の過酷な看病のときつい寝てしまった私に、母は自分の苦しみを我慢し私を抱いて子守歌を歌ってくれました。私は母の苦しみを看ていたのではなく、看ていたのは母の方でありました」と語られたそうです。この母の思いこそが仏さまの思いであり、阿弥陀さまの南無阿弥陀仏の中に込められているのだとお話いただきました。

たくさんの尊いご法話をお聴聞させていただき、ありがとうございました。



皆さんのご協力で無事五月号も発送出来ました、有り難うございました。

(龍)