ご無沙汰してしまいました。
先日、長期に渡る受注を無事、納期を守ることができました。 長距離マラソンみたいでした!
ノントラブルと言うわけには行きませんでした。 事前に怪しき部品の交換を前倒しにして臨んだつもりでしたが、機械的な部分と電装的な部分があるとしたら、電装的な部分は、目視できなく、不意に故障に見舞われました。
上の写真のユニットで、通称「シーケンサー」、プログラマブルコントローラーです。
一連の動作を、複数のセンサーからの信号確認の上、プログラム通りに、スイッチングする司令塔です。 誤動作が頻発するようになってきてしまったのです。 これが正常じゃないとヨコ糸のミスが出る度にキズモノにしてしまいます。
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が!
救いの神が現れました!
故障したユニットは廃盤品で、新品交換ができないので、中古を見つける必要があったのですが、ある日、同業の先輩が、別の機械のシーケンサーのトラブルで、ウチの同じ機種の物のプログラムをコピーさせて欲しいと連絡がありました。
「そんな業者あるんや?」
先輩の機械が無事直ったあと、先出の物の話を相談すると、「他メーカーの現行機種に換装しましょう」とあっけなくトラブル解決しました。 多分故障したユニットのRAMからプログラムを抜き出し、新しいもののプログラム式に書き換えてとか、素人なりに想像しますが、いずれにしても、私にはできません。
ホッとしました!先輩、業者さんありがとう!(この業者さん、今は東北の復旧で忙しいそうです)
これは去年の初冬の話でした。
昨日の業界新聞に、ウチと同じイタリアの織機メーカーの制御版の電子基盤を自社で修理できるようにした織物工場の記事が出てました。 回路を精査し、パーツを調べて、一部イギリスから取り寄せたりしたそうです。不調な基盤のストックをすべて直されたそうです。すごい! 私は、不調な基盤は、修理に出します。最近はラジコンの遠隔制御システムで有名な東大阪の企業さんが請け負ってたりしますね! でもとても高く付いてます。 ただ、この超円高で、こう言う製造業のベースの部分が継続性を失わないか心配もしてしまいます。
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季節は暖かくなってきました!今年の綿は、私の母の花の植え方で、少ししか植えられなさそうです。
もうチョットですね!
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