先週の土曜日、表記の催しが岸和田市の波切ホールであり、行ってきました。
現在、日本では商業ベースにのる綿花栽培はありません。 しかし、綿作が全然無いこともないのです。 江戸期をピークに綿製品を自給していたはずです。 身分制度があった頃、庶民には綿の着物しか許されてなかったとも聞きます。 前のブログでも書きましたが、大阪でも和泉木綿や、河内木綿が全国的に有名であったとも聞きます。 しかし、それだけで需要を賄える筈ありません(←あたりまえ)
綿の産地は、全国にありました。 北限は、北関東ぐらいでしょうか? 私の父が幼少のころ、(終戦前後)近所では、おばあさんが米の片隅に植えた綿を、種くりして、手紡ぎして、手織りして、藍染してたそうです。(すごい!) こんな話は、全国にあります。 明治に入り、工業化が進み、輸入綿花が入ってくると途端に国内の綿花栽培は廃れたようです。(輸入綿花に負けたのは、コストなのか、品質なのか知りません)
でも、少しの言い伝えと、趣味が高じて、綿作が今、全国にふえてるようです。
岸和田には、前から「きしわたの会」というのがあります。そんな会が、全国から集まって、成功事例や失敗の笑い話をたまにはしようよ!ってことだそうです。
今回なんと北は北海道の小樽からでした。もちろんハウス栽培です。(がんばってるぅ~)、お次は信州大学、つづいて奈良の広陵町、そして同じく奈良の大和高田市、大阪の八尾(河内)、兵庫の西脇、鳥取の境港、香川の観音寺市、最後に岸和田。
次年度、またその次と開催は決まってるようです。
宣言文を読み上げ閉会へ
私たちタオルメーカーが、今の機械をもって、扱えるレベルではまだありません。 しかし、何事も伝承や根本的な経験を知ることが大事ではないでしょうか?
↑米綿
今年の私の綿です(5/28撮影)、14日に植えたのですが、低温やら、雨が原因でしょうか? 芽が出るのも遅く、これから立ち上がろうとしてるのもあります。
↑和綿
なんか弱々しいので、失敗しないように注意しなくては! でももう梅雨? 台風?
???
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