四国お遍路・小さな旅

 霊場巡礼と自然・花巡り、小さな旅の気まぐれブログ。

紀の川に架かる橋(3)

2022年11月05日 | 紀の川に架かる橋

 

 一級河川 紀の川

 和歌山市で、紀の川に架かる橋の数は14本。

 河口から順次散策してみた。

 

 

 

第11橋 紀の川橋

 

 

 阪和自動車道は、大阪府松原市の松原ICを起点として、和歌山県田辺市の南紀田辺ICに至る高速道路である。通称阪和道と呼ばれている。

 

 

 歴史的には、1974年(昭和49年)に阪南IC~海南IC間が開通しており、阪和自動車道の開通は全国的にも早い部類に入るそうだ。

 紀の川橋も1974年(昭和49年)に竣工。

 

 

 

 

 

第12橋 紀州大橋

 

 一般国道24号線和歌山バイパスの橋として1987年(昭和62年)に開通した。

 その後、渋滞が度々起こるようになったため、2003年(平成15年)に紀州大橋区間の4車線化工事に着手し、2007年(平成19年)に新橋梁が完成。

 

 

 和歌山市と岩出市を繋ぐ大動脈として活用されている。

 近年では和歌山市街に向かう時によく利用する橋だ。

 

 

 

 

 

第13橋 北田井ノ瀬橋

 

 県道紀伊停車場田井ノ瀬線、紀の川に架かかる橋で、中州の小豆島を挟み南田井ノ瀬橋と併せて「田井ノ瀬橋」とも呼ばれる。

 北田井ノ瀬橋は2004年(平成16年)に現在の橋に掛け替えられた。

 

  北田井ノ瀬橋

 

 南田井ノ瀬橋は大型車が通れない為、新しい橋に架け替え架け替え工事中だ。

 

  南田井ノ瀬橋

 

 

 

 

第14橋 川辺橋

 

 

 主要地方道 和歌山貝塚線で紀の川に架かる橋。

 1986年(昭和61年)完成。全長755.5mで和歌山県で1番長い橋だそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川辺橋遠望  

 

 

紀の川の守り神 9体の道祖神

 紀の川左岸、川辺橋近くの河原に赤いエプロンを着けた9体の道祖神が鎮座し、丁寧に祀られていた。

 ここは熊野古道(紀伊路)の「川辺の渡し場」から下流約400mに位置する。

 

 

 熊野詣での旅人が、無事にこの川を渡って帰って来て欲しいと言う、渡しの人々の祈りが伝わってくるようだ・・・。

 

 

 

 

 

   和歌山市内の紀の川に架かる橋は以上です。

 紀の川に架かる橋について散策してみました。  

 

 

 

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紀の川に架かる橋(2)

2022年11月02日 | 紀の川に架かる橋

 

 一級河川 紀の川

 和歌山市で、紀の川に架かる橋の数は14本。

 河口から順次散策してみた。

 

 

第6橋 紀の国大橋

 

 紀の国大橋は紀の川に架かる橋で第二阪和国道和歌山北バイパスの橋だ。

 2003年(平成15年)に開通。

 

 

 意外と長さがあって、紀の川の雄大さを感じることが出来る。

 高速道路と勘違いして速度を上げるドライバーも多い。

 

 

 

 

 

第7橋 紀の川大堰

 

 紀の川大堰は、和歌山市有本と園部に跨る橋梁。

 一級河川紀の川下流部、河口より約6.2km地点に建設されたである。

 

 

 和歌山市沿岸部では重工業の発展により、上水道や工業用水道の需要が増大し、安定した水供給が大きな課題となった。更に、津波、洪水等の紀の川下流域の河水が支流に逆流することで起こる「内水氾濫」を防止する為に堰を設けたそうだ。

 すなわち、紀の川の洪水調節と上水道・工業用水道の供給を図った大堰なのだそうだ。

 2009年(平成21年)竣工。

 

 

 

 

 

第8橋 六十谷水管橋

 

 紀の川に架かる長さ約550mの水管橋で1975年(昭和50年)に完成

 

 

 六十谷橋の下流側に位置し、和歌山市の紀の川北側に送水するための水道管を渡す唯一の橋である。

 

 

 2021年(令和3年)10月3日午後、本橋の左岸から4径間目(中央径間)が崩落した

 和歌山市北部の約6万世帯(約13万8千人)が断水となった。この規模は和歌山市の約4割の地域にあたるそうだ。

 

  smartnewsよりScreenshot

産経WebNewsよりScreenshot  

 

六十谷橋(左)と六十谷水管橋(右)

 

 

 

 

第9橋 六十谷橋

 

 和歌山市内を走る一般県道有功天王線で、六十谷から紀の川を南へ渡り、国道24号線地蔵の辻へ至る橋で、1962年(昭和37年)に完成。

 

 

 私が和歌山移住して以来、市街地に向かう際に良く利用している橋の一つだ。

 

 

 

 

 

第10橋 JR阪和線 紀ノ川橋梁

 

 

 1930年(昭和5年)に現在の阪和線が今の和歌山駅まで開業したので、この頃に架橋されたものと考えられる。

 紀の川大堰の完全運用のために2009年(平成21年)に今の橋に架け替えられたそうだ。

 

 

 

 

 

次回に続く・・・

 

 

 

 

 

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紀の川に架かる橋(1)

2022年10月26日 | 紀の川に架かる橋

 

 

 一級河川 紀の川

  紀の川は、奈良県から和歌山県へと流れ紀伊水道に注ぐ。

  和歌山市で、紀の川に架かる橋の数は14本。

  河口から順次散策してみた。

 

 

  紀伊水道に面した河口では、のんびりと釣りを楽しむ姿があった。

 

 

 

 

第1橋 紀の川河口大橋

 

 紀の川の最も河口に近い橋で、住金側から青岸に渡る橋が県道和歌山港北島線 紀の川河口大橋だ。

 

 

  青岸橋(左岸)と紀の川河口大橋(右岸)

 

 左岸の青岸橋と合わせてみなと大橋と呼んでいる。

 1992年(平成4年)に開通。

 かっては100円橋と言って有料の橋でしたが、現在は無料だ。

 

 

 

第2橋 紀ノ川大橋

 

 

 和歌山市と大阪市を繋ぐ旧一般国道26号線バイパスが渡る橋で今日でも交通量は多い。

 1967年(昭和42年)に開通。

 

紀ノ川大橋遠望

 

 

 

第3橋 河西橋

 

 歩行者・二輪車専用橋梁で警報発令中は通行止めとなる市民の生活道路だ。

 

河西橋手前より和歌山市街を望む

 

 当初は加太軽便鉄道が1914年(大正3年)に建設した鉄道喬を道路橋に転用した経緯があるそうだ。

 

 上流側に、老朽化に伴い架け替え予定の新橋が建設中で、25年度に供用開始予定だそうだ。

 

 

 

 

第4橋 北島橋

 

 市内中心部と福島、梶取等を繋ぐ旧一般国道26号線北島橋だ。

 通行車両は多く、朝夕の交通混雑状況が毎日メディア放送されている。

 

 

 1936年(昭和11年)に完成。

 この橋は戦車を通すために作られたため、鉄骨量は普通の橋に比べて多く使用されたそうだ。

 

 

 

 

 

第5橋 南海電鉄紀ノ川橋梁

 

 

 1903年(明治36年)南海本線上り線が紀の川に架けられた。

 1922年(大正11年)に隣接して下り線用の橋梁が架けられ、この区間が複線化されたそうだ。

 

 

 今年(令和4年)9月にこの橋梁が土木学会選奨土木遺産に認定されたそうです。

 

 

海南電車が終着駅和歌山市駅目指して紀ノ川橋梁を走る。

 

 

 

 

次回に続く・・・

 

 

 

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