茨城県を遠のき、被害少なく「台風14号」は去ったようだ。幼少期の台風の日の恐怖も薄れ、いつの日か忘れてしまいそう。彼岸花やリコリスもいよいよ終わりを告げ、菊や紅葉の話題が聞こえてくる季節を迎える。
日残りて
父母遠し
彼岸花
今年のリコリスは、「オランダ万才」が害虫のせいで花が見られない。したがって、これで最後の開花。
「オンシジューム」や「胡蝶蘭」が楽しみを届けてくれているので、家内が「ミニカトレア」を二鉢プレゼントしてくれた。我が家では初めての挑戦。まずは一鉢目が可憐(かれん)な花を咲かせてくれた。花に感謝、妻にもありがとう。
ハイビスカスが寒さで枯れてしまった。少し残った鉢の根を家内が面倒(めんどう)みて、この時期に花をつけた。黄色が咲けば二種類とも復活なのだが。
恒例の「北海道の味覚」が届いた。この季節は、馬鈴薯(じゃがいも)二種とカボチャ、タマネギ。美味しい季節の挨拶は、うれしい便りだ。
【余録】
退職してからは、自分の存在を主張しないようになった。いかに周囲の色に同調して、他人を受け入れるかということを実践してきた。それが「利己主義」にならず、「利他」の生き方だと思ってきた。しかし、納得できないでいた。
【コルムチカ】
日々の生活の中に「楽しみ」を求める。そうすると「感動」を覚える。感動は、次の「希望」への暗示となる。その「希望」を楽しむためには、どうしたならば良いのかという「工夫」を考えなければならない。「同調」の生き方では、大きな「楽しみ」につながらない。
だから、同じ「希望」、「工夫」で「楽しみ」を求める仲間が必要となる。多くの仲間たちの強い信念で、今まで以上に日々屈することなく生きると、より大きな「感動」となる。