パパイアは雌雄異株、つまり雄花だけ着花する株と、雌花だけ着花する株がありますが、雄株の中には稀にですが、両性花(自家受精しやすい)を着ける株もあるという三性花異株植物です。この両性花の着花程度も、稀に着花して小さな果実しかならないものから、比較的多く着花して立派な果実をつけるものまで様々な程度の両性株があります。ハワイではこれらの中から、両性花がよく着花する株を育種し、ソロ(Solo)種と名付けました。このソロ種は、500gくらいの実になり、料理やデザートにちょうど良い大きさであり、果肉が厚くて糖度が高く食味も良かったので、日本にはよく輸入されています。また、このソロ種は、台湾やブラジルでも栽培されています。
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