シャロン。
チバユウスケ率いるROSSOというバンドの名曲である。
もはやROSSOを知ってる人も少くなったが、仕事からの帰り道聴いていた。
冬がよく似合う曲である。
寒くて唇から血が出そうな空気の中で、煙草を吸うみたいな曲である。
ようやく季節が秋めいてきた。
歳を取るごとに1年があっという間に過ぎていく。
去年の今頃とかつい昨日のようだ。
1年が年々薄くなっていく。
不思議と寂しさは感じない。
濃密すぎる時間を過ごしたからだろう。
穏やかな日々。
そんなこと考えていたら、Hi-STANDARDのStaygoldという曲の歌詞を思い出した。
My life is a normal life
Working day to day
No one knows my broken dream
I forgot it long ago
あぁ、何の変哲もない人生だ
ただただ毎日働いてさ
そんな俺にも夢があったんだよ、
ずっと前に忘れてしまったけど
I tried to live a fantasy
I was just too young
In those days you were with me
The memory makes me smile
夢の中で生きようとした事もあった
若すぎたんだろうな
あの頃はいつも一緒だったね
思い出す度、笑顔になれるよ
I won’t forget
When you said to me “STAY GOLD”
I won’t forget
Always in my heart “STAY GOLD”
俺は絶対忘れない
「輝き続けろ!」と君が言ってくれた事
絶対忘れないんだ、
いつも心の中には「ステイゴールド」
今日、銭湯で露天風呂に入っていたら、大学生の二人組の会話が聞こえてきた。
授業ダルいわ〜。俺、過去問持ってるぞ。みたいな会話だった。
過去の自分を見ているようで恥ずかしくて聞いていられなかった。
でも、彼らにとって、そのダラダラとした時間こそが宝物になるだろうなとは思った。
彼らは多分20歳くらいだろう。
彼らが30歳になるまでどんな人生を送るのだろう。
自分が最強だと割と思っていた20歳の俺がそこにはいた。
あの頃、俺は輝いていた。
確かに今、あの頃みたいな目立つような輝きはない。
でも、今だって輝いてる。
そして、俺はそれが嫌いじゃない。
他人から見たら、ただのくたびれたアラサーだけど、ちゃんと静かに輝いてる。
6等星みたいによく見なきゃ分からないけどね。
まぁなんかバンプ・オブ・チキンもプラネタリウムって曲で言ってんじゃん。
心がプラネタリウム。だと。
…。
なんか最後の最後でなんか意味分からんこと言ったが、結論は、昔よりは俺って大人になったけど、まだまだ若いなってこと。
あとシャロンもStaygoldも相変わらずの名曲だということ。
そして、校長の話は大体長いってこと。