25歳の時から、水商売に転職をした。
最近でこそメジャーな言われ方をしているが、当時では、社会悪的な見方しかされない。
最初に務めた店は、京都四条河原町の路地裏の一角にある10坪程の、小さな店舗であった。
小さいといっても、3人編成の生バンドが入り、ダンススペースも2~3組なら十分踊れる位の規模だった。
その頃の名字は本名で、名前だけ偽名を名乗った、それは「竜一」という源氏名であった。
水商売に入って、一番最初に驚いたことが、先輩ホストが着ているカッターシャツの襟の高さと袖部分のデザインと硬さだった。
カッターシャツの首回りが丁度、ムチ打ちをやった時のコルセットのようで、後ろから呼ばれた時、首を回すことができないので、体ごと振り返るようになる。
給料が入って、自分のカッターシャツを作った時、同じ様に首回り、袖部分はカチカチに作ったのは言うまでもない。
京都四条河原町の水商売時代は短くて、約三カ月間で終わった。
その時に、偶然にも2人くらいの指名客がついてくれた。
今、思い出すとその頃の話にしては結構ヘビーな思い出でもあるが、その、お話はまた次回・・・。
(アメンバー専用ページを作ろうと思います。)
本日のお話は大阪で水商売をしてから、ほぼ5年ほどの時間が流れ、ある時、自分のお客様であるクラブのママ(人生初の師匠が水商売のママである)からの教えをいただいた時のお話です。
その頃、源氏名は一条となっていたので...名前は「一条竜一」という名を名乗っていた。(昭和だろ(^-^)/)
そして師匠のママは、本当の名前は名乗らず、何故か「ルパンのママ」と呼ばれていた。
私の師匠の第一号は「ルパンのママ」だった。
ある日、お店の中での会話、僕がある質問をしたことから始まる物語。
一条:「ママ?ひとつ聞いてもいい?No.1なろうと思ったら、何をすればいいの?」
ママ:「一条くん、No.1になりたいんや...なんで?」
一条:「ホストやったら誰かって、やっぱりNo.1なりたいやろ?」
ママ:「わかった。そしたらな・・・
一条くん、何でもええから、一生懸命にやってご らん・・・。」
一条:「何を一生懸命にするの?」
ママ:「一条くん、朝起きたら先ず何をするの?」
一条:「朝・・・歯磨きするかなぁ。」
ママ:「そしたら、その歯磨きを一生懸命にするのよ。」
一条:「一生懸命に歯磨きをする?」
ママ:「そう。朝御飯食べるよね?一生懸命に朝御飯食べるの・・・。人と話す時、一 生懸命に話して、お風呂に入った時にも、一生懸命入って。」
一条:「え~ ママ、トイレに入っても???」
ママ:「そう、一生懸命ね(^O^)/」
一条:「うん、わかった・・・。」
ママ:「一条くん、もう一つだけ・・道端に咲いている小さな花を見つけたとき、あぁ ~一生懸命に咲いてるなぁ~。と 思う気持ちを忘れたらいかんよ。」
一条:「それだ??」
ママ:「そう、それだけ・・。」
一条:「そんなんでNo.1になれるの?」
ママ:「なれると思うよ(^ー^)ノ」
ルパンのママに、教えてもらった事はたった二つのこと。
私、一条はママの教えを素直に聞き入れ、実践することにしました。
さて結果は、どうなったかと言うと、ママの言うとおり、No.1にはなれました。
その時、私は気付かなった。
その、教えからほぼ10年の歳月を経て、ある時ハッと気づいた。ママが言ってくれたことが真理だっと・・・。
人はいつも時空の旅人、ある望みを抱いても 自分の意識が、現在、過去、未来、いつも何処にいるのか定まっていない。
目標地点(ゴール)を定めても、スタート地点がいつもバラバラなので、スタートすら切ることが出来ない時が往々にしてある。
スタート地点とは、いつも、いつも、いつも、いつも、『今、ここから!』
ということ、ママが教えてくれた目の前の事を一生懸命にやるということは、今ここで行っていることは、目的とは何ら関係のない事をやっている様に思っても、自分が目的意識を明確に持っていて(No,1になる)、目の前の事に当たれば、今ここで行っていることは、自分の目的地にたどり着くための意味を持つということ。
No,1になる為に一生懸命に歯磨きをする。No,1になる為に一生懸命テレビを見る。No,1になる為に一生懸命を聞き、一生懸命話す。目の前にある全ての事を、No,1にならんが為にやっている事ならば、それはNo,1になる為の道筋を示す。
それが、唯一の方法だということをアホな頭にわかるように教えてくれたのである。
今も、何かにつけて、一生懸命する癖はその時、ママに教えてもらった、大切なこと・・・。
トイレの神様と同じ原理が働く事を教えてもらっていたのですね。
このトイレ掃除も一見目的とは関係のない事をしているように見えても、このトイレ掃除が、目的にたどり着くための唯一の方法だとして取り組めば、目の前のトイレ掃除は意味を持ったものだということですね。
人には、無限の可能性がある。
僕もそう思っていますが、その、可能性を少しづつ諦めているのも自分自身、もう一度、目の前の事から一生懸命にやろうと思う。
最近でこそメジャーな言われ方をしているが、当時では、社会悪的な見方しかされない。
最初に務めた店は、京都四条河原町の路地裏の一角にある10坪程の、小さな店舗であった。
小さいといっても、3人編成の生バンドが入り、ダンススペースも2~3組なら十分踊れる位の規模だった。
その頃の名字は本名で、名前だけ偽名を名乗った、それは「竜一」という源氏名であった。
水商売に入って、一番最初に驚いたことが、先輩ホストが着ているカッターシャツの襟の高さと袖部分のデザインと硬さだった。
カッターシャツの首回りが丁度、ムチ打ちをやった時のコルセットのようで、後ろから呼ばれた時、首を回すことができないので、体ごと振り返るようになる。
給料が入って、自分のカッターシャツを作った時、同じ様に首回り、袖部分はカチカチに作ったのは言うまでもない。
京都四条河原町の水商売時代は短くて、約三カ月間で終わった。
その時に、偶然にも2人くらいの指名客がついてくれた。
今、思い出すとその頃の話にしては結構ヘビーな思い出でもあるが、その、お話はまた次回・・・。
(アメンバー専用ページを作ろうと思います。)
本日のお話は大阪で水商売をしてから、ほぼ5年ほどの時間が流れ、ある時、自分のお客様であるクラブのママ(人生初の師匠が水商売のママである)からの教えをいただいた時のお話です。
その頃、源氏名は一条となっていたので...名前は「一条竜一」という名を名乗っていた。(昭和だろ(^-^)/)
そして師匠のママは、本当の名前は名乗らず、何故か「ルパンのママ」と呼ばれていた。
私の師匠の第一号は「ルパンのママ」だった。
ある日、お店の中での会話、僕がある質問をしたことから始まる物語。
一条:「ママ?ひとつ聞いてもいい?No.1なろうと思ったら、何をすればいいの?」
ママ:「一条くん、No.1になりたいんや...なんで?」
一条:「ホストやったら誰かって、やっぱりNo.1なりたいやろ?」
ママ:「わかった。そしたらな・・・
一条くん、何でもええから、一生懸命にやってご らん・・・。」
一条:「何を一生懸命にするの?」
ママ:「一条くん、朝起きたら先ず何をするの?」
一条:「朝・・・歯磨きするかなぁ。」
ママ:「そしたら、その歯磨きを一生懸命にするのよ。」
一条:「一生懸命に歯磨きをする?」
ママ:「そう。朝御飯食べるよね?一生懸命に朝御飯食べるの・・・。人と話す時、一 生懸命に話して、お風呂に入った時にも、一生懸命入って。」
一条:「え~ ママ、トイレに入っても???」
ママ:「そう、一生懸命ね(^O^)/」
一条:「うん、わかった・・・。」
ママ:「一条くん、もう一つだけ・・道端に咲いている小さな花を見つけたとき、あぁ ~一生懸命に咲いてるなぁ~。と 思う気持ちを忘れたらいかんよ。」
一条:「それだ??」
ママ:「そう、それだけ・・。」
一条:「そんなんでNo.1になれるの?」
ママ:「なれると思うよ(^ー^)ノ」
ルパンのママに、教えてもらった事はたった二つのこと。
私、一条はママの教えを素直に聞き入れ、実践することにしました。
さて結果は、どうなったかと言うと、ママの言うとおり、No.1にはなれました。
その時、私は気付かなった。
その、教えからほぼ10年の歳月を経て、ある時ハッと気づいた。ママが言ってくれたことが真理だっと・・・。
人はいつも時空の旅人、ある望みを抱いても 自分の意識が、現在、過去、未来、いつも何処にいるのか定まっていない。
目標地点(ゴール)を定めても、スタート地点がいつもバラバラなので、スタートすら切ることが出来ない時が往々にしてある。
スタート地点とは、いつも、いつも、いつも、いつも、『今、ここから!』
ということ、ママが教えてくれた目の前の事を一生懸命にやるということは、今ここで行っていることは、目的とは何ら関係のない事をやっている様に思っても、自分が目的意識を明確に持っていて(No,1になる)、目の前の事に当たれば、今ここで行っていることは、自分の目的地にたどり着くための意味を持つということ。
No,1になる為に一生懸命に歯磨きをする。No,1になる為に一生懸命テレビを見る。No,1になる為に一生懸命を聞き、一生懸命話す。目の前にある全ての事を、No,1にならんが為にやっている事ならば、それはNo,1になる為の道筋を示す。
それが、唯一の方法だということをアホな頭にわかるように教えてくれたのである。
今も、何かにつけて、一生懸命する癖はその時、ママに教えてもらった、大切なこと・・・。
トイレの神様と同じ原理が働く事を教えてもらっていたのですね。
このトイレ掃除も一見目的とは関係のない事をしているように見えても、このトイレ掃除が、目的にたどり着くための唯一の方法だとして取り組めば、目の前のトイレ掃除は意味を持ったものだということですね。
人には、無限の可能性がある。
僕もそう思っていますが、その、可能性を少しづつ諦めているのも自分自身、もう一度、目の前の事から一生懸命にやろうと思う。