私がリスペクトしている方の一人に新さんがいる。
コカ・コーラ、ジョンソンエンドジョンソンなど
グローバルカンパニー6社で40数年にわたり
社長3社、副社長1社を経験された方だ。
オーナー社長でないこと、
社長業が1社に留まっていないこと、
外国の企業から社長となっていること
が素晴らしいと考える点だ。
新さんの著書はかなり読んでいるが
その中で「経営の教科書」にある
経営者が心得ておきたい三つの「識」について触れる。
「知識」
色々なことを良く知っている。
自分の頭にいかにたくさんの素材を蓄えるか
「見識」
知識に”私はこう考える“という自分なりの考え方を加えたものを
見識と呼び、知識に対して知恵と呼んでもよい
見識=知識+自分の考え方
「胆識」
判断材料が不足している状態での意思決定を決断。
決断したものを実行することを断行とすると、
胆識=見識+決断力+断行力
とし、思い切って早く始めたほうがよい。
この3点を踏まえたうえで
リスクヘッジとして
①自分と反対の性格の人間をそばに置く
②撤退プランをつくっておく
としている。
最近、Youtubeでリラクルを売却し
270億を手に入れた竹之内社長は
石橋を何度も何度もたたいてから渡る。
と言われていたので、対称となる考え方だが、
胆識。重要。
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