ひろゆきは「1%の努力」
エピソード2に優先順位の話として
サードドアという本の中での
バフェットの話をとりあげている。
サードドア?
さっと調べてみたところ
「精神的資産の増やし方」とか
「成功への抜け道」などの紹介文がある。
なるほど。。と思う反面である。
社内で噂を立てる本人を見つけることが出来た。
まだ、20代の若者で入社2年目の男性である。
情報をもらったタイミングもあり
電話にて「あなたの言動には問題がある。」と伝え、
その場でお詫びをいただいた。
翌々日、顔合わせた際、挨拶のみ。
目を合わせないのだ。
彼には言い分があるのかもしれない。
しかし、上司である私にはお詫びするのが常でないのか。
その点を伝えた。
この話は2人のみでおこなっている。
周りには誰もいない。
素直になれるところだと思っていたが、
そうはならなかった。
なぜ、この話に触れたかというと
20代の彼は近道をしようとするタイプだからだ。
いつの間にか会社のルールを自分で塗り替え、
簡素化し、自分流にてすすめてしまうのだ。
サービス業である我々は一定のルールと
マニュアルをもってすすめているが、彼にはそれがない。
会社の社風が単に近道を目指さない社風であるなら
それに従ってすすめるべきだ。
自分を過大評価しないこと。
謙虚に、前向きに、他責でなく自責として
仕事に向かい合うべき。
特に若い世代には伝えたい。
私がリスペクトしている方の一人に新さんがいる。
コカ・コーラ、ジョンソンエンドジョンソンなど
グローバルカンパニー6社で40数年にわたり
社長3社、副社長1社を経験された方だ。
オーナー社長でないこと、
社長業が1社に留まっていないこと、
外国の企業から社長となっていること
が素晴らしいと考える点だ。
新さんの著書はかなり読んでいるが
その中で「経営の教科書」にある
経営者が心得ておきたい三つの「識」について触れる。
「知識」
色々なことを良く知っている。
自分の頭にいかにたくさんの素材を蓄えるか
「見識」
知識に”私はこう考える“という自分なりの考え方を加えたものを
見識と呼び、知識に対して知恵と呼んでもよい
見識=知識+自分の考え方
「胆識」
判断材料が不足している状態での意思決定を決断。
決断したものを実行することを断行とすると、
胆識=見識+決断力+断行力
とし、思い切って早く始めたほうがよい。
この3点を踏まえたうえで
リスクヘッジとして
①自分と反対の性格の人間をそばに置く
②撤退プランをつくっておく
としている。
最近、Youtubeでリラクルを売却し
270億を手に入れた竹之内社長は
石橋を何度も何度もたたいてから渡る。
と言われていたので、対称となる考え方だが、
胆識。重要。
中古でも新書でも本を買う。
一般的に売れている本
昔から必要と言われている本
を選択する。
「1%の努力」というタイトルは
いわゆる釣りだろうと思ったが、
「就職氷河期世代」、
「自分の頭で考えることができる」
の2つのフレーズが自分と全く同じであったこと。
で興味をそそり、
本屋で立ち読みをした際、
バフェットと壺の話に触れた点を読み購入を決定。
「逸話」や「例え話」は割と知っているほうだが
この話は初めて知ったし
非常に興味深い例え話であった。
こういった話を知っている点や
切り口や進め方もしっかりしている。
読み物としても十分面白い。
組織の成長スピードを考えたとき、
「ピラミッド構造が最適であり、最速である」
それは
決定する人が明確で、
責任の所在がハッキリしているからだ。
ティール組織やホクラシー組織でなはく
オーソドックスなピラミッド組織。
よくある問題点として
ピラミッド構造だと
上に決済をとるまでに時間がかかる。
をあげるが、
それぞれのリーダーが持つ責任の範囲が
曖昧なため起こる現象なため、問題ない。
としている。
従業員が主体となって起こった事象は
基準が低かったり
好きなように基準を
さげたりすることがまかり通る。
この点を修正しなくてはならない。
オリンピックも始まってみると、
メダル獲得に絡む競技を中心に見る。
惜しくもメダルを逃した選手の傾向として、
①女子の若年層
②1人での競技
③オリンピック前に実績を残し、
④注目されメディアにとりあげられている
この選手達が
メダルに届かないケースがある。
騒ぎすぎなのではないか。
オリンピックが最高の舞台だとして
まだ、オリンピックで実績が出ていない
10代や20歳そこそこの選手に
注目しすぎるとプレッシャーになる。
若いときは勢いの部分が大きい。
サッカーで超高校級
野球でドラ1
と言っても長きにわたって活躍するのは稀。
最高の舞台、一番注目度が高いところで
実績を出したときに注目。それがいいと思う。
プレッシャーを感じて競技をしている姿は
それはそれで美しい。