夢をよく見る
何かに追われたり、
高い所から落ちたり、
周りの人間に責め立てられたり、
夢の中で号泣し、
そのまま声をあげて泣きながら
目が覚めたこともあった。
大概
病んでるな、俺
と思うような夢ばかり。
だから夢を見るのは好きではない
しかして
昨日見た夢は
とても希望に満ちていた
少しばかり
夢を見るのもいいなと思った次第。
----------------------
高い高い塔を登っている
懐かしい人を追いかけて登っている
階段は浅く狭い
傾斜がきつい
踏み外すと確実に死ぬ
足がすくみ立ち止まる
上から懐かしい人の声がする
熱のこもった叱咤激励
震えが止まる
景色を見る余裕が出てくる
街の明かり
遠くには真っ暗な山々
雲のない藍色の夜空
コントラストがとても美しい
深呼吸
足をゆっくり前に出す
怖い、けれどそれだけだ
落ちたら死ぬだけのことなんだ
やめる理由なんてない
力が湧いてくる
懐かしい人のいる所は遠い
どんどん離されている気がする
けれどその人は声をかけ続けていてくれる
なら進めばいい
一歩一歩
覚悟が決まる
その瞬間
これは夢かと気がついた
何かに追われたり、
高い所から落ちたり、
周りの人間に責め立てられたり、
夢の中で号泣し、
そのまま声をあげて泣きながら
目が覚めたこともあった。
大概
病んでるな、俺
と思うような夢ばかり。
だから夢を見るのは好きではない
しかして
昨日見た夢は
とても希望に満ちていた
少しばかり
夢を見るのもいいなと思った次第。
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高い高い塔を登っている
懐かしい人を追いかけて登っている
階段は浅く狭い
傾斜がきつい
踏み外すと確実に死ぬ
足がすくみ立ち止まる
上から懐かしい人の声がする
熱のこもった叱咤激励
震えが止まる
景色を見る余裕が出てくる
街の明かり
遠くには真っ暗な山々
雲のない藍色の夜空
コントラストがとても美しい
深呼吸
足をゆっくり前に出す
怖い、けれどそれだけだ
落ちたら死ぬだけのことなんだ
やめる理由なんてない
力が湧いてくる
懐かしい人のいる所は遠い
どんどん離されている気がする
けれどその人は声をかけ続けていてくれる
なら進めばいい
一歩一歩
覚悟が決まる
その瞬間
これは夢かと気がついた