ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

せぼね

2013-10-29 08:22:14 | 日記
猫背なのである。

わたくし、すこぶる猫背なのである。


大事な事でもないが
2回言ってみた。


最近ストレッチと筋トレをはじめたせいか
体調がよい。

続けると
少しずつ少しずつ
体が甦ってきてる感覚がある。

生まれて少ししてからこのかた
背を曲げて下ばかり向いてきたが、
おかげさまで
骨がまっすぐになった気がする。

人間が背を伸ばしてきちんと大地に立つとは
こんな感覚なのかと
始めて知った。


筋肉って大事ねと思い知った次第。


このままストレッチと筋トレを続けて
脱猫背宣言してみようと思います。



あ、ちなみに
おおおお、と一人夜中に
自分の背中がまっすぐな事に感動して
悦に入る気持ち悪さは相変わらずである。


思えば遠くへ来たもんだ

2013-10-12 04:39:52 | 日記
2003年10月11日から10年たった。


思えば遠くへ来たもんだw


10年前、うちのベースとその友人のお二方に連れられ、
michelle gun elephantの解散ライブに幕張メッセに行った。


それまでロックンロールなんて
どちらかというと嫌いだった。

チバユウスケの声を始めて聞いた時も
なんやこの声は???と、少し嫌悪感もあった。

バンドなんてどうせドロドロしてんやろ、と
知りもしない事、実際に経験していない物事を
わかった風な顔で、理解したと嘯く
稚拙な言い訳ばかり並べ立てるような人間だった。


それが今はロックンロールに生き様を教えられ
バンドを組み、
自らの心の支えとなっている。


10年前のあの日。
自分は確実に幕張メッセにいて、
37000人のモッシュとダイブに死にそうになりながら
爆音を浴びた。
その瞬間、自分の人生は始まったと思っている。


目の前の物事が大事。
言い訳はみっともない。
どんなに稚拙で、みじめで、格好悪くて、醜くとも
一生懸命に勝る価値なんてない。

そう教えられた。


Thank you TMGE.



と、まあ真面目に書いたつもりがアップが遅れて日付けが変わってしもてたw

ストレッチ

2013-10-04 23:24:51 | 日記
体が固い。


ので、昨日からストレッチと筋トレをはじめた。


今年春頃にやろうやろうと思って
今はもう秋である。


なかなか始めなかった事を反省しつつ
姿勢の悪さを治そうと
あれやこれややってみる。


単純に普段使っていない体を動かすのは
気持ちがいい。

シャキッとする。


以前は傍若無人な乱れた生活だったので
規則正しい
毎日の日課というものに
少しずつ慣れ出している今日この頃。

少しずつ、日課に付け加える事を増やしていこうと思っている。
あまり無理をしない程度に。

2013-10-04 03:55:17 | 日記
自分の声が嫌いである。


まあ、あまり自分の声を好きだという人に出会った事はないが、、、

あとボーカルをやっているにも関わらず
音痴というのもつらい。

耳が育っていない証拠である。

ああ、、、
かっくいい声でバキッと歌いたい。

と、ないものねだりしてみてもしょうがあるまい。


音楽をやろうと思ったのでない。
バンドをやろうと思ったから。
とは、うちのリーダーの言葉だが、
それに何度か救われた。


一人でおっても弾き語りとか
唄うたいになろう等とは思った事もない。

一人で音楽をやるのは楽しくない。

誰かと、かけがえない仲間がおるから
バンドというコミュニティがあるから
歌を歌おうと思っただけである。


理想にはほど遠いが、
今の自分から目を背けることなく
笑って頂ければよしと
ボーカルをやっていた。

4人で集まれなくなってから
練習をさぼっている。

そろそろ再開しなければ。


ちょっとは自分の声と音痴を許せるように
練習するしかあるまいて。


あ、そうそう
3ヶ月ぶりに聴いた歌声に感化されて
こんな事を思った始末。


自分の好きな声の人の歌は格別である。
ひどく寒くなっている夜更けに感傷的になる始末。

写真

2013-10-03 03:30:04 | 音楽
先日、京都で開催されているミッシェル・ガン・エレファントの写真展に言って来た。


澁谷征司さんと佐内正史さんの撮った
TMGEの皆さんの写真展である。


京都のあまり存じ上げない場所にある
FOILギャラリーという所で展示していた。

白壁のビルの1室。
こじんまりとした空間に貼られた
ミッシェルの写真たち。


アーティスト写真や、そのオフショット。
ツアーの合間の写真、リハーサル中の写真。
そしてライブ演奏中の鬼と化すメンバーの写真。


納められた表情の数々はとても瑞々しくて
思わず笑ってしまうくらい青臭い。

なんだか自分の事のように照れくさい
無垢で無防備な青年たちの顔がそこにはあった。


入り口にはラストライブ前に整列する4人の写真が
大きく引き延ばされて飾られている。
なんともいえない緊張感。
戦地に赴く戦友たちの表情といったところか。

中へ進むと小さい額にいれられ、
大事そうに飾られている
同じく整列する4人の写真。

先ほどとは打って変わって弛緩した満面の笑顔。
ラストライブ直後の写真だ。
戦いを終えた顔。
もう戦わなくていいと安心している顔。
みんな一緒の顔だった。

それを見て、おもわず泣きそうになった。


写真はとても残酷だと昔聞いた。
その通りだと思っていた。
今は少し違う気がする。
瞬間を切り取る写真は、そこに時間を閉じ込めるらしい。
なんだかそれも的を得ていない表現だと思う。
念を込めるとチバユウスケがどこかで言っていた。
なかなかいい表現だと思う。
写真には生々し過ぎるほどに誰かの感情が封じ込められている気がする。
撮影してる人間の感情も
被写体の感情も
その空間の全てが押し込められている気がする。
目を背けたくなる事もあるかもしれない。
それでもそこには、とても大切な、
もう訪れる事のない記憶がおさめられているんだと思う。



平日の昼間だから
客足はとても少なかったが
それでも一人、また一人とすれ違った。


訪れた人用におかれたノートには
ミッシェルへの感謝の言葉が綴られていた。


自分もそこに「ありがとう」と書けた事がうれしい。

自分はまだ生きている。
だからこそ「ありがとう」を言えるのだと。
とても素敵な空間で、
10年の時の流れを確認できたように思う。


Thank You TMGE and all staff !!!