美人心計～一人の妃と二人の皇帝～ 第5話

雪鳶が告げ口をしたと知り「人を信じことを教えるつもりが仇になって返ってきたわ」と、つらい雲汐。そんな雲汐の目の前で宮女たちは切られ「慎児、逃げて…」とつぶやきながら雲汐は倒れてしまう。
落ち込んでいる雲汐に「雲汐姉さん泣かないで。姉さんが泣いてたら私まで不安になる」と言う皇后。雲汐は皇后を抱きながら「大丈夫ですよ。私がお守りしますから」と涙を流す。
皇后が寝たあと、陛下は雲汐を呼ぶ。自分が悩んだ時、助けてくれた雲汐を今度は自分が助けたいと思ったからだった。雲汐は慎児の両親が自分と母のせいで死んだと話し「子供心に彼女を守ろうと誓ったのです」と言う。離ればなれになった時も、もう一度彼女に会い、恩返しさせてほしいと祈っていたと。その願いは叶ったが、こんな結果になってしまったと言う。陛下は自分にも弟がいたと話し始める。先帝と戚姫との子供で、名は如意。如意の存在が邪魔になった皇太后が殺害を企て、守るために陛下は寝食を共にしたが、如意は人にそそのかされ陛下に毒を盛ってしまう。そして如意は死刑に。如意は死に際に「兄として愛してた」と言い残していた。悲しみを飲み干すために2人は杯を交わす。
皇后に安産の薬が届く。雲汐がその薬を捨てるために花にやると、たちまち枯れてしまう花。雲汐は皇后を狙う者がいると思い、2人の側室に探りを入れる。しかし、2人の側室は雲汐が毒味すると言っても変え色ひとつ変えなかった。2人の仕業ではないと思った雲汐は、妊娠した周采女の元へ。皇后が湯薬を下賜されました、と薬を差し出す雲汐。その薬に手を伸ばした周采女の手が震える。昔、大地主の第2夫人と第3夫人が同時に妊娠。優しい第3 夫人が自身の薬を第2夫人に回すと、第2夫人は流産してしまう。その薬は第2夫人が第3夫人に贈った堕胎薬だった、という民話を周采女に話す雲汐。周采女の顔が青ざめる。「人を蹴落とすより自分が努力すべきです」と言い、雲汐は帰って行く。
周采女の陣痛が始まる。皇后に"お産"のため、ただ叫ぶように言う雲汐。医官は待機させ、中へは入れない。周采女には莫離がお産の手伝いを。
無事に太子を産んだ周采女。一度も子供を抱かせてもらえないまま、皇太后の命により賜死を言い渡され、周采女は莫離に殺されてしまう。周采女の子供を皇后の子供にするため、受け取りにきた雲汐は、殺された周采女の姿に愕然。心を痛めた雲汐は陛下に周采女が皇太后と陛下、そして自分が殺したと話す。自分と同じ運命にしたくない陛下は太子の首を絞め始める。陛下の腕を噛み、太子から離した雲汐。太子には生きる権利があると訴える。
太子の名が"恭"に決まる。そして皇太子に冊立。体調を崩し謁見できない陛下に代わり、皇太后が政事を行なうことに。
魯元公主は知りすぎている雲汐を処分させたかった。しかし皇太后はしばらく様子を見ると言う。
雲汐を迎えに来た輿に乗ってしまう皇后。その輿は陛下と密会するために用意されていた輿だった。皇太后に知られることを恐れた雲汐は、夜通し遊んで帰ってきた皇后に「遊んでいると皇后様に叱られます」と昨夜のことは絶対に言ってはいけないと言う。
皇太后の甥・呂禄は代国視察に行く。半日待ってようやく現れた代王・劉恒は女を追いかけ威厳もない。しかしそれは呂禄の目を欺くためだった。


ーつづくー


周采女も殺されてしまいましたΣ(￣ロ￣lll)
だけど、今までの皇太后を見ていれば、ただではすまないよね。母と子を救いたくて産まれた子供を皇后の子供にするように提案したのに…雲汐はつらい(；_；)

ようやく劉恒が出て来てくれてましたー。楽しみにしていたので嬉しいです
お顔は陛下より劉恒の好みなのですが、悲しくて切ない陛下と可愛い皇后をずっと見てきたので複雑…

慎児は本当に殺されてしまったの!?あまりにもあっけなくて信じられない(￣Δ￣;)
どこかで逃げて生き延びてるってことはないのかな…。

皇太后が兵符を作り兵を集めようとしているのですが、劉恒の母・薄姫は国中の軍を動かせるようになるため、この兵符を手に入れようと考えているようです。
これからますます楽しみな展開になりそう～




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