「洪暁東は洪西東?」
洪暁東・探偵事務所。莫涵(モー・ハン)からサンドイッチをもらった洪暁東(ホン・シャオトン)は「コーヒーもどうぞ」と莫涵からマグを差し出される。「優しいな」と言いながら莫涵の手に触れた暁東は“暁東さん大好き”という声や、子供の頃からスーパーマンになることが夢だという莫涵の心が見える。思わず手を離してしまう暁東。暁東が「スーパーマンが夢か?」と聞くと「なぜ知ってるの?」と莫涵が不思議がり、なんとなくね、と暁東はごまかす。そこに章顕婷(チャン・シエンティン)が来る。
何も言わず顕婷の手を握る暁東。暁東は報道記者になるために“誰よりも優秀になって、みんなに認めさせてやる”と思っている顕婷の心が読めてしまう。そんな自分に“なぜ?”と暁東は驚く。
龍紋玉佩を片手に洪西東(こう・せいとう)を捜していた彭澤(ほう・たく)と徐嘯天(じょ・しょうてん)は、暁東の探偵事務所の前まで来ていた。
2人が強く光り出した龍紋玉佩を見ていると、探偵事務所から「うちに何か用か?」と言いながら暁東が出てくる。
暁東を見て「洪西東、逃がさんぞ」と言う徐嘯天。突然、2人に襲われ、暁東も一緒にいた莫涵たちも訳が分からない。
暁東の腕をつかんだ彭澤が「私は錦衣衛(きんいえい)隊長・彭澤」と告げると、徐嘯天も「俺は徐嘯天だ」と言う。「謀反の罪で捕らえる」と言う彭澤。
彭澤の腕を握った暁東は、龍紋玉佩を受けとり「都統殿、ご安心ください。命に代えても夜明珠を取り返します」と言った彭澤の心を読む。「2人とも、本当に“明”の錦衣衛か?」と言う暁東。
九転夜明珠は事務所に追いてあるとウソをついた暁東。暁東は2人を事務所の中へ連れ込み、隙を突いて逃げ出す。外に出ると、車で莫涵が待機していた。
暁東たちの乗った車を彭澤たちが飛び跳ねて車をよけながら追いかけてくる。「まるで武侠小説みたい」と言う莫涵。一緒に車に乗っていた顕婷が「なぜ、あの2人に追われてるの?」と言う。そんな顕婷に「何で君がここにいる」と暁東が返す。
どこへ行けばいいか分からない莫涵に、暁東は「密会場所へ向かえ。絶対に浮気現場を押さえる」と言う。
車の速さに2人は追いつけないと思ってた暁東だったが、彭澤たちは人が乗っていたバイクを奪い追いかけてくる。そんな中、朱可尚(チュウ・クーシャン)から「兵馬俑に似た男を見たか?」と暁東に電話が。暁東は今、そいつらに追われていると話し「海浜市公園に来い」と可尚に伝える。
海浜市公園まで追いかけて来た彭澤たちに「人違いだ」と言う暁東。一味だと思われ、莫涵の言うことも彭澤たちは信じてくれない。「なら警察の可尚に聞け。奴とは相棒だった」と暁東が言う。彭澤たちが振り返ると、そこには拳銃をかまえた可尚が立っていた。
警察が分からない2人に「捕吏のことさ」と言う可尚。「ここはどこか教えるのだ」と徐嘯天が言うと、顕婷が「海浜市よ。まさかタイムスリップ?」と返す。「本当に昔の人間なのか。上にどう報告すればいい」と、可尚は悩んでしまう。
徐嘯天が「この者は、どう見ても洪西東なのだ」と言い、彭澤も「龍紋玉佩も反応している」と玉佩を見せる。この玉佩は陛下から賜った物で、夜明珠に近づくと光を放つと。
「俺はこれから大事な用事がある。人捜しならあとで手伝う。逃げたりしないから安心しろ。俺はタイムスリップなんてできないしな」とまくしたてた暁東は、可尚に「御仁たちにごちそうしてやれ」と言うと莫涵と顕婷の手を取り、その場を急いで後にする。
必ず戻ってくることを捕吏の俺が保証すると話した可尚は、2人にハンバーガーをごちそうすることに。
密会場所の前で暁東たちは張り込む。そこに記者が来るとバレているという電話が暁東に。
電話を切った暁東は「楊社長にバラしたのは君だろ。君が俺を訪ねてきてからロクなことがない」と顕婷を責め始める。2人がもめはじめ「追跡調査を続けなくちゃ」と止める莫涵。
可尚からハンバーガーをごちそうしてもらった彭澤たちは、通りかかった子供に時代劇の撮影をしていると思われ携帯で写真を撮られる。それが武器だと思って怒り出した2人に、自分の携帯を取り出して「遠い場所にいる人と会話ができる」と説明する可尚。可尚が電話をかけて見せると、援軍を呼ぶ気だと誤解した徐嘯天が、携帯を剣で切ってしまう。
海浜市公園に戻ってきた暁東たち。少し離れた場所から2人を見た顕婷は、局長から見せられた錦衣衛の絵と彭澤たちがそっくりだと気づく。局長は「これを追え。視聴率が上がれば好きな事件を扱ってもいいぞ」と言っていた。
間違いないと思った顕婷は、2人の元まで駆けて行き「お願いがあるの。私のお願いを聞いてくれる?」と言う。迫るように頼まれ戸惑う彭澤たち。その時、顕婷の携帯が鳴る。
その音に表情が変わる暁東。徐嘯天が「妖魔め。伝音入密か」と顕婷に斬り掛かり「嫻児(かんじ)」と言った暁東が助ける。そのまま顕婷を抱きかかえ、暁東は駆けて行ってしまう。
徐嘯天が「嫻児という名に聞き覚えがないか?」と彭澤に言う。「あの身のこなしは、まさしく洪西東」と言う彭澤。
勢いよく顕婷を抱きかかえながら駆けた暁東は、スクーターを見かけ「獣が出没しても私がついているから大丈夫だ」と言う。君のことは私が守ると。さらに何台もの車を見た暁東は、顕婷の手を引きまた駆け出す。
安全だと思う場所まで来ると、暁東は「嫻児、大丈夫か」と言う。顕婷は「なんであの2人と同じ物言いなの?」と返す。
暁東は顕婷の姿を見て「いつもと衣が違うではないか。風になびくような衣はどうした」と驚く。暁東が何を言っているのか分からず「嫻児って誰?」と聞く顕婷。暁東は「君のことだよ。婚礼後、そう呼んでる」と答える。
顕婷は初夜の時のようにキスをしようとする暁東の頬を叩いてしまう。それで目の覚めた暁東は、なぜ自分の頬が痛いのか、なぜここにいるのかが分からない。
何も覚えていない暁東に、顕婷は「神がかったみたいに私を…」と言いかけ、キスをされかけたことを思い出す。顔が赤くなったことを問い詰められ「私とは夫婦だって言ってた」と言う顕婷。「俺が君と結婚するわけがない。うぬぼれるな」と暁東は言う。
帰ろうと歩き出した暁東たちの前に、車に乗った左佑守が。暁東は「頼めば乗せてやる」と顕婷に言うが、顕婷は「結構よ。歩いて帰る」と意地を張る。「市内までは車で1時間ほどだが君なら楽勝だな」と嫌味を言って車に乗り込む暁東。
「車を出せ」と言われて走り出した左佑守だったが「彼女はあの“追追追”だろ?美人だし乗せてやれよ」と言う。気の毒だと。
仕方なく車を戻らせた暁東は「乗れ」と顕婷に言う。君のファンに頼まれたと言われ、車に乗る顕婷。
海浜市公園に残された莫涵は、暁東に会いたいという彭澤たちに“理性を失わず、穏便に話し合う。刀も抜かない”ことを指きりで約束させ探偵事務所へ連れて行くことに。
車内で「ねえ、洪西東って悪い人なの?」と聞く莫涵。徐嘯天は「超悪い人だ。皇族の宝である九転夜明珠を奪ったのだからな」と答える。莫涵が「泥棒なの?」と言うと「そうなのだ。おかげで俺たちは奴を追いかけて“明”からここに来るハメに。お嬢さんが言う“暁東さん”は、大罪を犯した逆賊の徒なのだ」と話す徐嘯天。莫涵が「暁東さんは洪西東とは別人よ」と言うが、2人は信じない。
「ところで九転夜明珠ってどんな形してるの?」と莫涵が聞く。徐嘯天は「九転夜明珠というのはな、夜になると異様に光を放ち、アニキの持っている玉佩と反応するんだ」と言う。
暁東たちが探偵事務所に帰ってくると彭澤たちがいて驚く。安易に襲わないと約束させている莫涵は、2人が話し合いたいと言ってることを暁東に伝える。
ーつづくー
2話目も面白かったーヽ(´▽`)/
名前を覚えるのが苦手な私だけど、莫涵を一番に覚えそう(≧▽≦)
顕婷の携帯の音を聞いて暁東が洪西東に変身!?
洪西東が記憶をなくしているということ!?(0д0‖)
じゃあ顕婷は?
本当に嫻児なの!?
まだまだ謎がいっぱい(@_@;)
そういえば、暁東が心を読めるのも不思議…。
莫涵は優しいー(*´ー`*)
そして彭澤たちに指きりげんまんをさせちやうなんて、すごい!
あの指きりの手を見せるたびに可笑しくて(*≧ω≦*)
スーパーマンになることが夢の莫涵。
実はもうスーパーマンなのかもしれない。
相変わらず面白い彭澤たち。
でも徐嘯天もああ見えて(?)彭澤と一緒にぴょんぴょんしながら車を追いかけていたし、結構強いよね。
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ホッとしました。
お腹が空いているのにビルから飛んだりしていましたし。。。
そして、今回の驚きは洪西東に変身したところでした。
顕婷にとっては???ですよね。
これからも洪西東が現代で共存しているのでしょうか???
楽しみです。
個人的には、小声で、お顔と二の腕の筋肉はミスマッチにみえるのでそんなに鍛えないでね~とささやいてます。
洪西東に変身した暁東、どれくらいの距離をどれくらいの速さで走ったのか、分からないけど(市内から1時間の場所?)、とにかく足が疲れるほどのものすごいスピードで走ったとは!
初ジローちゃん、コミカルな演技で思った以上の好印象です。(上から目線!)
徐嘯天と彭澤のコンビもやっぱり面白い。
車に追いつきそうなすごいスピードで飛び跳ねて、明の禁衛軍や錦衣衛の人たちは、皆あの速さ?
携帯を伝音入密とかって、明でもそんなのがあるの?
バイクを馬と思っておしりをたたいて走らせてた、とか・・・超級面白い。
ホント、謎がいっぱいで続きが楽しみです。