ファン・ジャンチェン …巨城百貨店の社長
チェン・ユーシー …ルオハンと顔が瓜二つ
リャン・ルオハン …ジャンチェンの婚約者だった。亡くなっている
ヤーティー …ルオハンと同じクッキーを作る人
ウェイリエン …ジャンチェンの友人。巨城百貨店の業務執行取締役
ボーイエン …ユーシーの彼氏
バネッサ …高登の社長
ジュエン …民宿のおばさん
フェイフェイ …ジャンチェンの妹
ベッドに横になっているジャンチェンに向い、椅子に座りながら「私ってバカね。何も知らずに彼の味方をしてた。私が傷つくと思って黙っててくれたの?私のためを思って、善意のウソをついてくれたの?優しすぎるわ。私は迷惑ばかりかけているのに」と涙を流すユーシー。
ユーシーは臨時のロープウェーのことや2人乗りの自転車に乗った時「戻ってくればいい、君が必要だ」と言ってくれたこと、映画館を貸し切って映画を見たこと、そして男に殴られた時「守ってやれなかった」と泣いてくれたジャンチェンを思い返す。
明日には包帯が取れるわ、そしたら、もう私の仕事は終わりね、私が去ったら、また元の静かな生活に戻れるわ、仕事中も騒がしくなくなる、それにバカな介助人のせいで傷つくこともなくなるわ、社長、ごめんなさい、許してくれる?面と向かって謝れそうにないの、恋人にだまされたと認めるのは、こんなにつらいのね、とユーシーは話す。
病室を出たユーシーは、非常階段に座りながら「全部、私のせいよ。いつも困らせてばかりだわ。本当にごめんなさい」と涙が止らない。階段のドアを開けたジャンチェンは「許して。なんて役立たずなの。ごめんなさい。社長、ごめんなさい。私が悪かったの」と泣いているユーシーの声を聞く。
翌日。皆が見守る中、ジャンチェンの包帯が取れる。しかし移植手術には成功したが、硝子体の出血で見えるまでには時間がかかることが分かる。
ジャンチェンは病院の許可をもらって退院し、家に戻って静養することに。
土地所有権の移転契約書をボーイエンがバネッサに持ってくる。仕事の話をしながらも、気まずさを感じるバネッサ。
ユーシーは仕事中のボーイエンを呼び出す。その場所はボーイエンが大学生で、ユーシーが看護学校に通っている頃、2人が知り合った場所だった。同じ場所で“将来、誰と巡り会い何が起こっても気持ちは変わらない。ユーシーのために努力し守り続ける”とユーシーに言っていたボーイエン。「それを、まだ覚えてる?」とユーシーが聞くと「覚えてるさ」とボーイエンは答える。「なのに、どうして…」とユーシーはつぶやくように言う。
「あの時、くれた豆花は本当にうれしかった。でも知らなかった。豆花には裏に狙いが隠れてたなんて」と言うユーシー。あの豆花はもう冷めていたけど、それでも感動した、なのに今になってその理由が分かった、と。ボーイエンは「ユーシー」と言いながら近づこうとするが、ユーシーは一歩下がって拒絶する。
開き直ったように「確かに僕がやった。だが百貨店業界のし烈な争いは知ってるだろ?僕は破格の昇進をした。だから重圧も大きい」と言うボーイエン。ユーシーは「分かるわ。だからと言って卑怯なことは…」とユーシーが言いかけると「僕も嫌だった。愛する人を利用するなんて本当に苦しかった。君だけじゃなく僕も苦しんだ。でも、ああするしかなかった」とボーイエンがさえぎる。「あなたは成功を卑怯な方法で手に入れてきたの?私には分からない。あなたにどう向き合えば?」と言うユーシー。
ボーイエンは「僕と別れるのか?」と聞く。ボーイエンから顔をそらすユーシー。「僕には君しかいないと知ってるだろ?」とボーイエンは言う。ボーイエンはユーシーの手を握ろうとするが、ユーシーは手を引き触れさせない。「考えさせてほしい」とユーシーが言うと、ボーイエンはうなずく。ユーシーはボーイエンにマフラーを返す。そのマフラーをボーイエンはユーシーにかけようとする。ユーシーはまた一歩下がるが、ボーイエンはマフラーをかけ「ユーシー、いつまでも君を待ってる」と言う。ボーイエンを見つめたあと、ユーシーはその場を立ち去る。
ボーイエンの頭に「ユーシーや今の仕事を失いたくないなら、言うとおりにしろ」と言ったジャンチェンがよぎる。
食後、ジャンチェンは「明日、民宿へ行こう」とユーシーを誘う。突然、言い出したことに驚き「どうして?」とユーシーが聞くと、ジャンチェンは「俺には静養が必要なんだろ?」と言う。君もクッキー作りの練習がしたいはずだと。ジャンチェンが自分とヤーティーのクッキーを当てた時のことを思い出したユーシーは「そうよ。成功してみせる」と言う。
翌日。ユーシーとジャンチェンは民宿へ。何泊かするつもりで来たと知り、ジュエンもヤーティーも喜ぶが、今夜の空室は1つしかなかった。手術したばかりで目が離せないと思ったユーシーは、自分が床に寝ると言う。
ユーシーがクッキー作りをヤーティーに教えてほしいと頼むと「いいわよ。時間はたっぷりあるし」とヤーティーは言う。それを聞き「時間?ないわ」と思わず言ってしまうユーシー。ユーシーは慌てて「満室になるほど人気があるし、仕事が忙しいでしょ?」と言い繕う。
ヤーティーが「今、クッキーを焼いてるの。一緒に来て」と言い、ユーシーは厨房へ。残ったジュエンは「何があったの?」とジャンチェンに聞く。ユーシーの様子が変だと。ジュエンは2人を親友だと思い、特にユーシーとは縁を感じていると言う。ジャンチェンはユーシーが恋人とケンカをしたことを話す。ユーシーとジャンチェンが恋人だと思っていたジュエンは、ユーシーが落ち込んでいたからジャンチェンが連れて来たと納得する。
一緒にクッキーを作っていたヤーティーは、ジャンチェンの目のことを聞く。どうすれば見えるようになるかを聞き、ホッとするヤーティーを見たユーシーは「何だか変ね。うちの社長がそんなに気になる?それって、もしかして…」と言う。友達として心配なの、とヤーティーはごまかそうとするが「本当に友達としての心配だけ?」とからかうユーシー。
夜。お酒を飲み、酔ったユーシーはカラオケで歌う。「楽しそうにしてる?」とユーシーのことをヤーティーに聞くジャンチェン。「ええ。すごくハイになってる」とヤーティーは答える。
最後の一曲になり、もう一度ジャンチェンはヤーティーにユーシーが大丈夫か聞く。「はしゃぎすぎね。だけど何か悩みでもあるのかしら」とヤーティーは言う。ジャンチェンは病室で“バカな介助人のせいで傷つくこともなくなるわ”と言っていたユーシーや、非常階段で泣いていたユーシーを思い出す。「はしゃぐことも、今の彼女には必要だ」とジャンチェンはヤーティーに言う。
酔いつぶれたユーシーをベッドに寝かし、部屋の外に出たジャンチェンとヤーティー。ヤーティーは部屋が前回と同じだから物の配置も同じだとジャンチェンに話す。一度泊った部屋が分かりやすいからと、ユーシーがジュエンに頼んだと。お礼を言うジャンチェン。
ヤーティーは階段を下りながら、部屋に入るジャンチェンを名残惜しそうに見つめる。
部屋に戻ったジャンチェンは、ベッドにユーシーがいないことに気づく。ユーシーを捜しながらバスルームへ行ったジャンチェン。ジャンチェンはトイレを抱えるように座っていたユーシーの足につっかかり転んでしまう。
ジャンチェンはユーシーを立たせようとするが、酔ったユーシーを立たせることができず諦める。ジャンチェンの胸の中で「社長の目が見えるようにしてあげたいの。そしたら社長の役に立てたことになる。だって私は迷惑ばかりかける介助人だもん。迷惑ばかりかけるのは、もう嫌なの」と泣き出すユーシー。ユーシーはきっと毎日楽しく過ごすとジャンチェンに約束させる。幸せになってほしい、幸せになるのよ、と。そのままユーシーは寝てしまう。
ユーシーをベッドに寝かせ、ジャンチェンは床に寝る。寝言で「きっと恋しくなるわ。社長のことがきっと恋しくなる」と言うユーシー。起きていたジャンチェンは、そのユーシーの言葉を聞く。
翌日。ベッドに寝ていたユーシーが目を覚ます。自分がベッドで寝てしまったと気づき、慌てるユーシー。
朝食を食べていたジャンチェンに、ヤーティーがジュースを持って来る。ジャンチェンがお礼を言っていると、駆けて来るユーシー。「昨夜だけど…」と言いかけるユーシーに「起きたのか」と言うジャンチェン。そこに来たジュエンにも「起きたの?よく眠れたでしょ?」と言われ、ユーシーはわざとベッドを奪ったわけじゃないのとジャンチェンに謝る。
ーつづくー
ユーシー、このままボーイエンと別れてほしい(;д;)
優しいユーシーが許しちゃわないか心配。
重圧に負けたのなら、また同じこと絶対繰り返すはず!!
それに「僕には君しかいないと知ってるだろ?」なんてウソ!!!
バネッサと寝ちゃったくせにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃヾ(`Д´*)ノ
目の手術は成功したけど…すぐに見えるわけではなかったのね(@_@;)
見えるようになったら、ユーシーはどうなるんだろう?
介助人としてではなくても、そばにいられないのかな?
恋しくなるのはジャンチェンも同じはず…。
ジュエンさんの特にユーシーには縁を感じると言った言葉がちょっと気になったの。
まさか…ユーシーとルオハンの本当のお母さんなんてことはないよね?ヽ(@ω@;)ノ
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