台湾ドラマ「幸せが聴こえる」第20話 あらすじ

産婦人科へ行ったバネッサは、妊娠していることが分かる。ボーイエンとの一夜を思い出すバネッサ。


会長があと6パーセントの株を取得したがっていと、ボーイエンはクーに話す。経営の主導権を握るためだと分かったクーは「分かった。何とかしよう」と言う。「どうやら君もファン(ジャンチェン)が気に入らないようだな。何かあったのか?」と言うクー。ボーイエンは「前に言ったことは、いつでも実現できる」とロープウェイでジャンチェンに言われたことが頭をよぎる。クーには「考えすぎです」と笑ってごまかすボーイエン。


ジャンチェンはユーシーと一緒に書店へ。目が治ったばかりだと心配するユーシーをよそに、黙ってユーシーに本を渡していくジャンチェン。ジャンチェンは文学のコーナーで“次の駅にある幸せ”という本も渡す。ユーシーは天燈に“社長の目が早くよくなって、新しいパートナーに出会えますように”と書いた時のことを思い返す。あの願いがかなった?次の幸せを探す決心がついたの?と思い笑顔になるユーシー。


嬉しそうな顔をしているユーシーに、ウェイリエンが理由を聞く。ユーシーは「社長がすごい本を買った。タイトルは“次の駅にある幸せ”よ。社長はとうとう次の幸せを探す決心をしたってこと。あの本が証拠よ」と答える。


ボランティアの帰り、ユーアンが家に帰ることを知り「私も行くわ」と言うフェイフェイ。そんな話しをしている最中、フェイフェイは高校生くらいの男の子たちが子犬をいじめているのを目にし注意する。男の子たちが怒り、フェイフェイの身に危険を感じたユーアンは、フェイフェイの手を取って逃げだす。追いかけてくる男の子たち。
狭い場所に隠れたユーアンとフェイフェイ。フェイフェイはユーアンの胸にもたれ、息を整える。


ユーアンがフェイフェイを連れて帰ってくる。互いの顔を見た瞬間「なぜ、ここに?」と同時に言うユーシーとフェイフェイ。フェイフェイはユーアンの姉がユーシーだと知り驚く。ユーシーは母に社長の妹だと話す。「じゃあ、娘が介助人をしている時、お世話になったのね」と言う母。フェイフェイが困ってしまうと「そうよ。彼女は素直な人でよくしてもらった」とユーシーが助ける。

食後、2人きりになり「縁て不思議なものだわ」とフェイフェイに話すユーシー。同じ気持ちのフェイフェイは「だから兄さんをお願いね。あなたに任せる」と言う。「“任せる”なんて、まるで私と社長が特別な関係みたい」とユーシーは返す。「兄さんの気持ちを知らないの?あなたが好きなの」と言うフェイェイ。突然のことで「あり得ない。社長が私を?」とユーシーは戸惑う。フェイフェイは「私はそうだと思ってる。兄さんは家族に優しい人よ。でも先日あなたのことで私に怒鳴った。あんなこと今まで初めて」と話す。そのことだけでもあなたの存在が兄さんの中で大きいことが分かる、きっと特別なんだと。さらに「兄さんを好きじゃないの?私はめったに人に頼んだりしない。でも兄さんのこと、お願いするわ」とフェイフェイは言う。


机に向かって座っていたユーシーは「私は社長が好きなの?」と自分に問う。「だから社長が好き?」とシャオリンから聞かれた時も、無意識に「うん、大好き」と答えたユーシー。自分の気持ちが分からず動揺したユーシーは、思わずジャンチェンからもらった棒つきのアメを口に入れてしまう。その事に気づき「記念に残してたのに」と思っているところにジャンチェンから電話が。


初デートにシャオリンを乗馬へ連れて行ったウェイリエン。2人が車から下りてほどなく、ジャンチェンとユーシーたちも来る。
2人でデートだと思っていたシャオリンは不機嫌に。自分に怒っていると思ったユーシーは「昨夜、社長からの電話で急に言われたの。仕方ないでしょ。もし事情を知っていれば絶対に断わってた」とシャオリンの機嫌をとろうとする。「あなたに怒ってるんじゃない。もしかしたらウェイリエンは私と2人になりたくないのかも」と返すシャオリン。でも、まあいいわ、2人きりだと会話に困る、と。ユーシーは全力でサポートすると言う。

厩舎。「“次の駅にある幸せ”だろ?そんな本を買ってたと秘書が言ってたぞ。でも、お前の決心を喜んではいるが、お前の苦労に気づいてない」とウェイリオンはジャンチェンに話す。ああいう単細胞に暗示は通用しない、今日はいいチャンスを作ってやっただろ?直接、告白しろ、と。「正解だ、ユーシーだよ。彼女が好きだ」と認めるジャンチェン。しかし最近悩んでいるユーシーのことを思い、ジャンチェンは心が落ち着いてから打ち明けると言う。
その会話を偶然陰から聞いてしまうユーシー。「社長の次の幸せが私だなんて」とつぶやく。

ジャンチェンがうしろに乗り、乗馬をするユーシー。ジャンチェンを意識したユーシーはジャンチェンと体が触れないように乗り、落馬しそうになる。


ボーイエンはクーから“株式譲渡同意書”を受け取り、それを会長に報告。残る6パーセントも交渉が進み買収も決まりそうだと。話を聞いた会長は次の水晶の取締役会に自分も出席すると言う。そこで緊急動議し社長交代を発表する、社長の職務は一時、あなたに任せると。嬉しいボーイエンは「承知しました」と答える。
会長は6パーセントが問題ないか、ボーイエンに念を押す。ボーイエンは「ええ、私が保証します」と言う。バネッサも意見を聞かれるが、他のことで頭がいっぱいのバネッサは「私からは特にないわ」と返す。

会長宅から出たボーイエンは、ジャン取締役に電話をかける。「6パーセントは先日の価格でお願いします」と話すボーイエン。


ユーシーとシャオリンは一緒に温泉へ。ユーシーの様子が乗馬の時からおかしかったとシャオリンはユーシーを問い詰める。ユーシーは言いにくそうに私を好きだとジャンチェンが言っていたと話す。シャオリンは喜び「月が近づいてきた。早くつかむのよ」と言う。まだ自分の気持ちすら分かっていないユーシーは「変なこと言わないで」と言う。そんなユーシーに「ボーイエンと付き合ってる時、いつも気遣って彼に合わせてたでしょ。だったら今、社長と一緒にいる時も同じなの?」とシャオリンは聞く。「違う。社長といる時は、すごく気楽で自分らしくいられる」と言うユーシー。シャオリンは「ほら、それよ。好きな人と一緒だと気楽で快適なの」と返す。恋愛っていうのは楽しくなくちゃ、惨めな恋はもうやめてと。

ユーシーは「ただの感情の転移かもって。私とルオハンさんが似てるせいで社長は私にそういう気持ちを」と心配な思いをシャオリンにを話す。「そんなに似てるの?じゃあ、ルオハンさんの身代わりだと思われてる?」と聞くシャオリン。「それは…ないと思う。前に言ってたの。私とルオハンはたしかにそっくりだけど、私は私でルオハンじゃない、違う人間なんだって」とユーシーは答える。「だったら問題ないわ」とシャオリンは言う。


ジャンチェンに呼び出されたユーシーは、告白されるのではとドキドキする。しかしジャンチェンが呼び出したのは、台北を一望できる場所で旗艦店の予定を見せるためだった。すごくいい場所だと感動するユーシー。絶対に成功するはずだと。
「社長の夢が少しずつ形になってる。本当にすごいわ」とユーシーが言うと「俺もうれしいよ」とジャンチェンは言う。


巨城百貨店に来たフェイフェイは、どうしても秘書の力を必要としている、ちょっとだけ貸してほしいとジャンチェンに頼む。ジャンチェンは「分かった」と承諾する。

フェイフェイがユーシーを連れ出したのは、ユーアンの服を買うためだった。たくさんの服を買ったフェイフェイに「ユーアンはとても信心深くて教会にすべてを捧げているのは知ってるわよね?」と話すユーシー。それに宗教の教えは何があっても破らないと。そんな彼を尊敬するとフェイフェイは答えるが、ユーシーはますます不安に感じる。


バネッサは書店で“安産のために”という本を手に取る。


水晶の取締役会。ボーイエンと現れた高登のガオ会長は、社長の席に座ってしまう。「社長は私です」とガオ会長に言うウェイリエン。ボーイエンは勝ち誇った顔で「緊急動機だ。社長の更迭を求める」と告げる。クー氏から取得した45パーセントに加え6パーセントの株式を取得済みだと。しかし「シェン社長の更迭に賛成の方は拳手を」というボーイエンの呼びかけに、手を上げたのはガオ会長だけだった。「ジャン取締役?」とボーイエンはその場にいたジャンを見る。ジャン取締役は「考えた結果、やはり巨城との関係を維持したい」と言う。

恥をかいたガオ社長はすぐに出ていく。ウェイリエンは「相場の1.5倍はたしかに魅力的な金額だった。だがジャン取締役の僕たちへの信頼には勝てなかった」とボーイエンに話す。ジャン氏は僕たちの先輩で、親しい仲なんだと。「ゴールするまで勝負は分からないものさ」と言い、ボーイエンはその場を去って行く。立ち尽くすボーイエン。


ーつづくー


とうとうユーシーへの気持ちを認めたジャンチェン(*´ー｀*人)
ユーシーはそれを聞いてしまい…。
まだユーシーは迷っているけど、きっとユーシーもジャンチェンを好きなはず。

…フェイフェイはユーシーの話した意味を理解していないと思う(;´д｀)ノ
傷ついてしまいそうで心配。
ユーアンの気持ちはどうなんだろう…?

バネッサは妊娠したのねヾ(・ω・`;)ノ
こうなるような気がしていたけど…ボーイエンには話さないつもりなのかな?

ウェイリエンはやっとボーイエンにお返しができた感じ(*´ー｀*)
これから会長の信用も失ったボーイエンはどうするんだろう?


次回も楽しみです| ω`)



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