賭場。第一戦で相手に勝ったリー・ゴーシャオは、賭場の主人から次の試合で負けるように言われる。「ただの見せ物だ。演じても罪はない」と引き受けたリー・ゴーシャオだったが、身なりのいい客イン・ウーチウが自分に100両を賭け、主人を裏切り勝ってしまう。損をさせたと怒る主人に「俺に賭けたあいつに金を払え」と言うリー・ゴーシャオ。主人が「あいつは何者だ」と聞くと「私はその人の弟分だ」とイン・ウーチウが自ら答える。
2人で陥れたと怒った主人は、手下たちに「こいつを懲らしめろ」と命令する。イン・ウーチウも加わり、リー・ゴーシャオは2人で主人の手下を次々と倒していく。
リー・ゴーシャンがイン・ウーチウの腰から“錦衣親軍都指揮使司”の令牌を取り、主人の見える場所へ投げる。それを見てすぐに「特務機関のお方とは存じませんでした」とひれ伏す主人。
リー・ゴーシャオとイン・ウーチウは酒を飲みに行く。「いい気分だ。覚えていますか、同じ隊にいた頃、我々が一番の酒豪だった。今日はとことん飲みましょう」と言うイン・ウーチウ。リー・ゴーシャオは「自分の金で飲む酒は最も下等だ。友のおごりなら中等、錦衣衛の長イン・ウーチウのおごのなら最上等だ」と話す。
盃を卓に置いたイン・ウーチウは「私はあなたの地位を奪った」と言う。「別にお前が奪ったわけではない。昔の話しだし、今はもう別の世界で生きてる。何もかも変わった」と返すリー・ゴーシャオ。うなずきながら「そうですね。彼女もいない」とイン・ウーチウは言う。
イン・ウーチウが「奥方のルーイーほしのんで」と言い、2人は酒を飲む。ルーイーのことを思い返すリー・ゴーシャオ。
イン・ウーチウは「それでは本題に入ります」と言って黄金を卓の上に置く。「礼のつもりか?」とリー・ゴーシャオが聞くと「いえ、数千万の命がかかった物です」と答えてイン・ウーチウは黄金を裏返す。そこにはイン・ウーチウの血がついていた。
被災民を救援するために輸送していた黄金10万両を、守りきれずに奪われてしまったイン・ウーチウ。その罪で部下は斬首刑に処されることに。しかしイン・ウーチウが必ず取り戻すことを条件に、5日の猶予をもらっていた。
「愚かな」とリー・ゴーシャオが言うと、イン・ウーチウは「あなたは昔“賊を捕らえるより、仲間の命を優先せよ”と」と返す。「自分を犠牲にしてまで助けると言うのか」と笑うリー・ゴーシャオ。イン・ウーチウは「証拠はありませんが、誰もが知っています。黄金を奪ったのは、あの男しかいません」と言う。
リー・ゴーシャオはすぐに裏の権力者イェン・ソンのことだと分かる。「朝廷の者は誰も手を出せません」と言うイン・ウーチウ。リー・ゴーシャオは「だから反逆者の俺に頼むのか」と言う。イン・ウーチウは「被災民のためにもお願いします」と言うが「俺には無関係だ」とリー・ゴーシャオは断わる。「ルーイーはやつに殺されたんですよ」とイン・ウーチウ言ってもリー・ゴーシャオの気持ちは変わらない。
屋敷に戻ったリー・ゴーシャオは、幻の妻ルーイーに「頼みを断わった俺を、ひどいと思うか?」と聞く。ルーイーは「正しいと思う道を進めばいい。私はいつでも、あなたの味方よ」と答える。
昼間から酒を飲んでいたリー・ゴーシャンは、米泥棒を長椅子を倒して転ばせる。しかし「俺は被災民で、もう何日も食ってない」と泥棒から言われ、捕まえることができない。その時「わかりましたか」と言う声が聞こえる。リー・ゴーシャンが振り返ると、そこにはイン・ウーチウがいた。「被災民の苦しみが」と続けるイン・ウーチウ。
盗まれた女性が「もう生きていけない」と嘆き、リー・ゴーシャンは「1両あるか」とイン・ウーチウに言う。イン・ウーチウは「彼女には同情して、被災民は無視か。義理人情のリー・ゴーシャンはどこへ?」と聞く。「とうに死んだ。知ってるだろ。1両は?」と言うリー・ゴーシャン。イン・ウーチウは「協力するなら1万両でもくれてやる」と言って、1両を投げ捨てる。
リー・ゴーシャンは1両を拾い、女性に渡して去って行く。
“ジョン氏私塾”へリー・ゴーシャンが行くと、子供たちが「先生!」と言って駆けてくる。罰を受けていた子供たちに、飯の支度をするよう言いつけるジョン・ドンリウ。子供たちがいなくなり、リー・ゴーシャンは「あの子たちに厳しすぎませんか」とジョン・ドンリウに言う。ジョン・ドンリウは「善人になるには常に努力が必要だ。悪人には、ほんの一瞬でなれる」と話す。だから子供たちには厳しくしている、5年前にここを去ることもできた、だが我々は残った、それはなぜだ?と。
「実は私もなぜかわかりません」と答えるリー・ゴーシャン。ジョン・ドンリウは「悪人が権力を掌握する今を、憂えるだけではいかん。国の乱れに不平を言うだけでは何も変わらん。人間はいずれ死を迎え、国もいずれ滅びる。腐った官僚も棺おけに入る日が来る。大事なのは未来だ。彼らの心に良き種をまく。天下太平となるためにな」と話す。リー・ゴーシャンが「人心を救うのが大切なのでしょう」と言うと「お前はすべきことをしろ」とジョン・ドンリウは言う。
「私の迷いをご存知で?」とリー・ゴーシャンが聞く。ジョン・ドンリウは「お前のことだから詳しく話す気はないだろうが、別に構わん。わしはお前を信頼しとる」と返す。そして「休養は必要だが、そろそろ眠りから覚める時期だ」とジョン・ドンリウはリー・ゴーシャンの肩を叩く。さらに決めかねているリー・ゴーシャンに「だがやりたいのだろう?転んでも起き上がればよいのだ」と言うジョン・ドンリウ。
イン・ウーチウの頼みを引き受けることにしたリー・ゴーシャンは、1万両の成功報酬と雇う仲間に渡す金として1人2500両を求める。
チャイ・フーは仲間ともめていた。しかし“5年は戦わぬ”とある男と約束していたため。殴られても手を出すことができない。そんな中「その約束、今日で解禁だ」という声が。その声の主はリー・ゴーシャンだった。チャイ・フーは自分を殴っていた者たちを倒してしまう。
武芸の達人で大泥棒のチャイ・フーは、3年前にリー・ゴーシャンに勝負を挑み負けていた。そのため武芸禁止を約束させられていたチャイ・フー。そんなチャイ・フーにリー・ゴーシャンは「お前の力が必要なんだ」と言う。命も危険だと聞き、チャイ・フーは「よし、助けてやる。誰にも殺させん、俺以外にはな」と引き受ける。
リー・ゴーシャンはチャイ・フーを武器使いの名手で“変幻自在”のシャオメイと会わせる。シャオメイは一瞬でチャイ・フーにそっくりになって見せ、チャイ・フーを驚かせる。
リー・ゴーシャンはシャオメイにも助っ人を頼む。
シャオメイが目利きした真珠に引寄せられて部屋に入ってきた女イェン・サンニャン。リー・ゴーシャンたち3人で捕まえようとするが、イェン・サンニャンは真珠の入った箱を持って逃げてしまう。しかし「追うな」とシャオメイたちを止めるリー・ゴーシャン。また戻ってくると。
しばらくしてリー・ゴーシャンの言っていた通りイェン・サンニャンが戻ってくる。5年前に消えた西域の秘宝“白玉如来”を投げ「説明して」とイェン・サンニャンが言う。
リー・ゴーシャンは“白玉如来”を真珠の下に隠していた。受け止めたリー・ゴーシャンは「盗める物はないと言われる君もこれだけは盗めなかった。宮中の秘蔵品だからな」と言う。「どうやって盗んだの?」とイェン・サンニャンが聞く。リー・ゴーシャンは笑いながら「宮中には友が多いから俺なら朝飯前だが、誤解しないでくれ、君と対立する気はない」と答え“白玉如来”を差し出す。
ーつづくー
始まりました〜(≧∇≦)ノ彡
このドラマ、ずっと見たかったドラマなので、まずは見れたことが嬉しい。
1話目から面白かったー。
書き初めてすぐに雷に邪魔されたのですが、書けて良かったです♪
すさんだリー・ゴーシャン(ウオレスさん)がカッコいいかも。
あと馬天宇の役シャオメイが面白い(*≧ω≦*)
これからもいろんな姿に変身するのかな?
詩詩ちやんのイェン・サンニャンは最後に出て来たので2話目が楽しみ。
これからの展開はとても楽しみなのですが…
もし途中までしか書けなかったらごめんなさいヾ(・ω・`;)ノ
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この回を逃してしまいましたが、やっとみれました。印象はハードなシーンもありそう。
別のドラマとは違う顔で、楽しみです。