「じゃあ一緒に…ホラーが観たい」とユーシーに言うヤーティー。2人は病室のベッドの上でホラーを観ることに。しかし刺激が強すぎて、心臓の悪いヤーティーは最後まで観れない。「ホラーなんて止めるべきだったわ」とユーシーが言うと、ヤーティーは「心配しないで平気よ」と頬笑む。ユーシーはヤーティーを抱き締め「忘れないで、ジュエンさん以外に、私と社長もあなたを心配してる」と言う。だからお医者様の指示をしっかり守って、もう退院したいなんて言わないでと。ヤーティーはうなずく。
出張へ行く途中の車内。運転していたジャンチェンが「時々、君が介助人だった頃を懐かしく思うよ」とユーシーに話す。助手席に座っていたユーシーが「どうして?」と聞くと「あの頃は24時間一緒にいられた。今も毎日顔は合わせられるけど、一緒にいる時間は少なくなった気がする」と答えるジャンチェン。ユーシーも「そうね。そんなに時間は経っていないのに、ずいぶん昔に感じる」と言う。
宿泊先に着くが2部屋予約したはずの部屋が1部屋しか予約されていない。「変だな」と言うジャンチェンに、ユーシーは「予約システムに障害が出たらしくて。予約できてなかった代わりに部屋をグレードアップするって。しかも無料でディナーも」とごまかす。
食事をしながら「キャンドルディナーなんて初めてよ」とジャンチェンに言うユーシー。「それが無料とは、ラッキーだったな」とジャンチェンが返す。
ユーシーは「待ってて」と言うと、ピアノ演奏をしている人のところへ行き「恋人に歌を贈りたいんです。伴奏してもらえるかしら?」と頼む。
ピアノの伴奏が始まり、ユーシーは歌を歌い始める。ユーシーの歌を聞きながら、ユーシーとの思い出がよみがえってくるジャンチェン。しばらく聞いていたジャンチェンは、席を立ちピアノの伴奏を代わる。驚きながらも、そのまま歌い続けるユーシー。
席に戻り「不思議に思ってたの。部屋にあるピアノは一体誰が弾くんだろうって。社長だったのね」とユーシーが言う。「この曲だけさ」と言うジャンチェン。
ジャンチェンはユーシーの横まで歩いて行くと、天燈のついたお守りを差し出す。そして「君は天燈の願いをかなえてくれた。お礼に俺の幸せを君に捧げる」と言ってユーシーの手に持たせる。そのお守りには“幸福”と書かれていた。「君がいなければ俺の幸せはない。だから大切に持っていてほしい」とジャンチェンが話し「今、この瞬間に時間を止めることができたら最高だわ」と言うユーシー。ジャンチェンは互いの腕時計を止め「見てごらん。俺たち2人の時間だけ止ってる」と言う。
部屋の引き出しからユーシーがボードゲームを見つけ2人は遊ぶことに。しかし上手くいかず、落ち込むユーシー。ジャンチェンは「山あり谷ありのほうが、ゲームも盛り上がるだろ」と慰める。「本当に運命なんて予測できないものね。次に待ち受けてることを知る事はできない。今の幸せだって一瞬で消えてしまうのかも、ゲームみたいに」とユーシーは言う。
ユーシーは「疲れちゃった」と言い、ジャンチェンにマッサージをしてほしいと可愛くねだる。
ベッドでユーシーはジャンチェンにマッサージをしてもらう。社長の前ではわがままを言えるし、自由でいられる、甘えられるし、素直な自分を出せる、とお礼を言うユーシー。ユーシーはジャンチェンを背中から抱き締め「社長はいつも私の願いを聞いてくる。私が何をしても怒らないし」と言う。「君はいつも相手のことを考えて行動する。怒るわけないだろ」と返す。
ユーシーがベッドに寝転び「気持ちいいベッド。眠くなってきた」と言うと「じゃあ早く寝るんだ。俺は隣の部屋で寝る」とジャンチェンは行そうに。そんなジャンチェンの手を引っぱり、ベッドに寝かせてしまうユーシー。引っ張ったジャンチェンの手を腕まくらにしたまま、ユーシーは「おやすみ」と言う。
翌朝。目覚めたユーシーは、隣で寝ているジャンチェンの頬に触れる。しかし「人の縁て奇妙なものね。でも、だからこそユーシーには幸せになってほしい。楽しく生きてほしいと願ってる」とつらそうに話していたヤーティーや、ヤーティーのことを心配するジャンチェンの姿を思い出してしまう。ジャンチェンを見つめながら“心配しないで。姉さんの命は途切れはしないわ”と思ったユーシーは涙が溢れてくる。
涙を拭いてユーシーはジャンチェンの額にキスをする。そのキスで目を覚ましたジャンチェンに「起こしちゃった?」と言うユーシー。ジャンチェンは「キスで目覚めるのは最高だ」と言う。ユーシーがジャンチェンを抱き締め「私たち、昨日からずっと一緒に過ごしてるわね」と言うと、時計を見たジャンチェンが「24時間15分一緒だ。君が部屋を替えたから」と返す。驚いて「知ってたの?いつから気づいてた?」とユーシーが聞く。「質問に答える前に伝えたいことがある。うれしいよ、君のサプライズは最高だ」と言うジャンチェン。ジャンチェンはユーシーにお礼を言うと、今度は自分がユーシーの額にキスをする。
バネッサが疲れた顔で母の病室から出てくると、うわさで知ったというボーイエンが立っていた。「会長の具合は?」と聞くボーイエン。バネッサは意識が戻らないと話す。
ボーイエンはつらそうなバネッサの体を心配し「助けが必要なときは、いつでも連絡を」と言う。
ボーイエンはワザと間違えたフリをし、ヤーティーの病室に入る。名前を見ると、すぐに「すみません」と謝り、出て行くボーイエン。
ユーアンは施設の子供たちを集め、今度、披露する劇の練習をしようと話す。子供たちから「お姉ちゃんは?」と聞かれ、ユーアンは「お姉ちゃんは今日、用事があって来られないんだ」と言う。明日もたぶん来ないと。「もう来ないの?」と言われ、困ってしまうユーアン。そこにフェイフェイが来る。
「今日は来ないってお兄ちゃんが言ってた」と子供に言われ「そんなわけない。みんなとの約束は必ず守るわ」と言うフェイフェイ。フェイフェイは持ってきた劇の衣装を子供たちに渡す。
子供たちが衣装を持って行ってしまうと、少し離れた場所にいたユーアンに「あなたに1分あげる。友達でいたくないなら、私が近づいたら離れて」とフェイフェイは言う。
フェイフェイは少しずつユーアンに近づいて行く。動かないユーアンに「あと30秒よ。今なら、まだ間に合う」と言うフェイフェイ。
フェイフェイは目をつぶりユーアンに向かってまた歩き出す。そしてユーアンの靴に自分の靴が触れ、フェイフェイは目を開ける。「離れなかったってことは、友達でいてくれるのね」とフェイフェイが言うと、うなずいたユーアンは「僕らはずっと友達だよ」と返す。フェイフツェイは笑顔になる。
白雪姫に扮したフェイフェイが毒リンゴを食べて倒れる。子供たちは王子様としてユーアンを連れてくると、キスをするように言う。ユーアンは仕方なくキスをしようとするが、やっぱりできない。ユーアンは別の女の子を白雪姫にし、額にキスをしてしまう。
ユーアンと歩いていたフェイフェイは、子供たちを見て自分は幸せだと気づいたと話す。「私は母を早くに亡くしたの。両親は再婚だけど、ママは私を心から愛してくれた」と。「僕の母さんもだ。僕のやりたいことを応援し、支えてくれる。僕も幸せ者だよ」と言うユーアン。そんなユーアンにフェイフェイは「おば様も幸せだと思ってるかしら?確かにあなたは親孝行でおば様にも優しい。だけど、それはおば様が望んでること?」と聞く。その時、フェイフェイにママから電話が。
電話を切り「私と料理教室に行きたがってるの。ママの望みはかなえてあげたい」とユーアンに話すフェイフェイ。フェイフェイが行った後、ユーアンは「母さんはね、ずっと願ってたの。あなたの病気が治って元気になったら、心から愛する女性に巡り会い、幸せな家庭を築いてほしいと」と言っていたユーシーの言葉を思い出す。
病院。「母が入院したというのに役員に裏切られるなんて」と電話で話していたバネッサ。それを偶然、ジャンチェンとユーシーが聞いてしまう。
電話を切ったバネッサに「今、聞こえたんだが、ガオ会長の具合は?」と聞くジャンチェン。ジャンチェンとユーシーが手をつないでいるのを見たバネッサは、笑顔で「平気よ。お気遣いありがとう」と答える。
ジャンチェンとユーシーが病室の近くまで来ると、慌てて病室から出てきたジュエンが「ヤーティーがいないの」と2人に話す。ヤーティーはジュエンにも告げず、父に付き添われ退院していた。
父と車を降りたヤーティーは「本当にいいのか?」と聞く父に「皆に迷惑かけたくないの。昔みたいに2人で仲良く暮らしましょう」と話す。うなずいた父は「そうだな、皆に迷惑をかけるのも申し訳ない」と言い、2人は家の中へ入る。
そんな2人をボーイエンが見ていた。
ジャンチェンたちがヤーティーの心配をしていると、ボーイエンからユーシーに電話がかかってくる。
ユーシーとジャンチェンは、ボーイエンの待つカフェへ。「彼女の居場所を?」とジャンチェンが聞くと「知ってる」と答えるボーイエン。しかしボーイエンは「お前には教えない」とジャンチェンに言う。ユーシーはジャンチェンに外で待つように話し、ジャンチェンはボーイエンを不快に感じながら出て行く。
ーつづくー
ユーシーはジャンチェンに甘えて可愛いし、そんなユーシーを優しく包むジャンチェンも素敵。
2人のいい関係をずっと見ていたいなぁ(*´ー`*人)
だけど…ユーシーがつい考えてしまうことが心配(;△;)
バネッサ…始めはあまり好きじゃなかったけど、何だか可哀想で。
母親が倒れて弱っている時に、ボーイエンはわざと優しくして本当にひどい( ̄^ ̄メ)
その一方でユーシーを諦めずにいるのに。
そんなボーイエンがヤーティーのことでユーシーを呼び出して…。
今度は何を企んでいるのー!?ヾ(・ω・`;)ノ
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ようやく『幸せが聴こえる』にコメントが出来ます(笑)
交通事故で婚約者を亡くし、失明をして世界を拒絶してきたジャンチェン
そして亡くなった婚約者と同じ顔と声を持つ補助者のユーシー
わたし、見えない時のジャンチェンが好きでした
一つ一つの仕草がセクシーなんだもん(爆)
前半でいきなり停電になってパニックになったユーシーをソファーまでリードした時なんて、顔は好みではなんでもないのですが、テンションが上がってしまいました(笑)
これからユーシーの元彼氏(こいつサイテー)の動きやヤーティーの病状など気になる事が山盛りです!
うささんのあらすじと一緒に楽しみたいと思います~