中国ドラマ「四人の義賊 一枝梅 ～イージーメイ～」第6話 あらすじ

「頭目暗殺」


苗家村の入り口でゴーシャオが待ち構えていると、ジャン・バオが手下と馬に乗って来る。「リーとやら、いい度胸だな。1人で豹子幇と戦うつもりか」と言うバオ。ゴーシャオは「この前も勝った。今日も同じだ」と告げる。バオは「約束通り娘たちを解放したのだ。再び襲っても、約束破りにはならん」と言う。「だったら俺も再び助ける」と言うゴーシャオ。バオが「何度でも奪うぞ」と言うと、ゴーシャオは「俺もだ」と返す。そんな中、税が値上がりしたからと、作物の取り立てに県の役人が来る。

ゴーシャオはバオたちを捕まえてくださいと役人に頼む。しかし役人は「庶民の分際で指図する気か」と言って取り合わない。今日の仕事は取り立てだと。実はこの役人はシャオメイが変装していた。
「しばらくかかるので、その間に一杯やりませんか?」とバオを誘う役人。バオは「それはいい」と喜び、手下をみんな返してしまう。


役人とバオが飲んでいる席に、呼ばれるサンニャン。隙を見てサンニャンがバオの首に短剣をあてる。シャオメイも自分の姿に戻り、ゴーシャオとフーも部屋に入ってくる。
「近頃、名をはせている正義の味方“一枝梅(イージーメイ)”が、こんな卑怯な手を使うとは。我々、賊にも劣るぞ。男なら1対1で勝負したらどうだ」と言うバオ。ゴーシャオは「頭目の言い分もわかる。あんたの好きなやり方で勝負しよう」と言う。バオが「前回同様、お前の好きなやり方で構わん」と言い、ゴーシャオは3人を部屋の外に出す。

サンニャンの置いていった短剣を卓に突き立てるゴーシャオ。バオがその短剣を取ろうとし、ゴーシャオが阻止する。そして短剣を手にしたゴーシャオが、それをバオの首へ。「結果は同じだ。無駄な争いはしたくない」とゴーシャオは言う。
「なかなかの男だ。お前を見くびっていたようだ」と言うバオ。


ゴーシャオはバオを納税用の作物を運んで通る糧道が見下ろせる崖の上に連れて行く。「貧しい者から奪うより、手っ取り早いだろう。部隊は最低でも5000袋の作物を積んでいる」と話すゴーシャオ。バオは「朝廷の物を奪えと?」と聞く。ゴーシャオは輸送経路の書かれた紙を取り出し「俺は誰よりも詳しい。道順から時間、警護が手薄な所まで。見てみろ」と言う。「やらなければ俺たちは敵だ。いつでもあんたを殺せる。朝廷からなら存分に奪っていい。それが守れれば俺たちは友だ」と。


バオは手下たちに「金輪際、わずかな糧を奪うために庶民を殺すことはやめる。この密書さえあれば数千袋が楽に手に入る。今夜は村の娘どもをまた捕らえてきて思い切り遊ぶがいい」と話す。


副頭目のチェン・リエと2人きりになったバオは「不満があるなら言え」と言う。「頭目。リーの言いなりになるんですか」と言うチェン・リエ。納得できないと。バオは「村を襲っても奪えて200袋程度。負傷者だって出る。だが密書を使って奪えば、楽に5000袋が手に入る。それでも反対するのか?」と言う。しかしチェン・リエは「村を襲い皆殺しにすれば、天下に名をはせられる。軽々しく人を信じれば、笑い者になるのがおちです」と言い返す。それでも「このジャン・バオに二言はない。決めたのだ、つべこべ言うな」と言うバオ。チェン・リエは「頭目が決めたことなら、もちろん従います。さあ、お飲みください」と盃を差し出す。
そんな2人の様子を、天井からサンニャン、シャオメイ、フーが見ていた。

バオの手下たちが苗家村以外の村から奪ってきた娘たちを見かけるサンニャンたち。サンニャンは助けに行こうとするが、シャオメイとフーに止められてしまう。その時、覆面を落とすサンニャン。

無理やり連れてこられたサンニャンがフーとシャオメイの手を振り払う。「なぜ止めるの?」と聞くサンニャンをなだめ、ゴー兄さんに相談を、と話すシャオメイ。そんな中「殺してやる!」という声が聞こえ、3人は身を隠す。
「わしの酒に毒を入れるとは。この、ひきょう者め」と言うバオ。チェン・リエは「ひきょう者と呼ぶなら、それでも構わん」と言う。バオが「なぜだ。20年もの間、一緒だったじゃないか」と言うと「ああ、20年だ。なのに俺をないがしろにした。手下どもだって、誰も俺に従わん」と言い返すチェン・リエ。

2人が戦い始め、シャオメイがバオを助けようとする。しかし、フーとサンニャンが止め、3人はその場を後に。


「自分が殺したような、嫌な気分」と言うサンニャン。サンニャンは罪悪感を感じ、シャオメイを止めたことも後悔していた。ゴーシャオは「罪の意識が消えないなら、何かで償えばいい」と言う。そこに苗家村の村長が「大変です!娘たちが次々と倒れています」と知らせに来る。


娘たちは全員が発作を起こしていた。フーが飲ませていたものを口にしたゴーシャオが「水に毒が」と言う。その時、村に火がつけられる。

豹子幇のチェン・リエが、サンニャンの覆面を投げ「頭目の敵を討つ」と言う。「ここにいるのは無力な老人や女子供だ。お前たちなら簡単に皆殺しにできるのに、威嚇しただけだ。今日は殺しにではなく、別の目的で来たな?」と言うゴーシャオ。チェン・リエが「若様」と呼ぶと、現れた男が覆面を拾い「若輩、ジャン・ジョン。初めてお目にかります」と言う。「バオの息子か」とゴーシャオが言うと「父は毎年、多額の金をこの私に投じてくれた。不肖の息子を国子監で学ばせるためです。ようやく恩返しするため家に戻ったら、あなたが我が父を刺殺したと聞きました」と言うジャン・ジョン。

ゴーシャオは話し合いたいと言うが、ジャン・ジョンは「話し合いなど、する気はない」と言ってゴーシャンたちの前まで歩いてくる。そして覆面の匂いをかぎ「この匂いは若い女性のものです。お返しします」とジャン・ジョンは言って差し出す。「どうも」とシャオメイが受け取ると「今日の村での騒動は、ほんの挨拶代わりです。父の無念を晴らすため、私はあなたたちに復しゅうをします。耐えられぬほど苦しめ、最も悲惨な方法で殺す。それが亡き父にささげる唯一の親孝行でしょう」と言うジャン・ジョン。


村長の提案で、村人たちは“一線天”に隠れることに。
ゴーシャオは無実を証明するため、バオの遺体を捜すことにする。チェン・リエは“刺殺された”と説明したが、遺体を見れば毒殺だと分かると納得するシャオメイ。

崖の上にいるバオの馬を見つけたゴーシャオは「動物は人より嗅覚が優れてる。主人を捜せるはずだ」と言う。そして、ずっと動かない馬に、遺体は近くだと考えるゴーシャオ。
ゴーシャオはバオの遺体捜しをサンニャンとフーに頼み、シャオメイには1人で豹子幇に潜り込めと言う。


崖から下りたサンニャンはバオの遺体を見つける。
「この遺体を見れば、毒殺なのは明らかよ」とフーに言うサンニャン。


潜り込んだシャオメイは“やつらは出発した。裏山から攻める”と鳩を飛ばしてゴーシャオに知らせる。

ジャン・ジョンは、一度裏山から引き上げ、一線天の道に武器を持たせた人形を置く計画を考える。それは本営に人を集めたと思わせ、裏山から急襲するためだった。

ゴーシャオは永遠に故郷を残すため、この難関を乗り切ろうと村の女たちを説得。女たちもみんなで故郷を守る決心をする。


女たちは裏山でチェン・リエたちを襲撃し、チェン・リエは手下たちと引き上げていく。


翌日。サンニャンたちがバオの遺体を持ち帰る。バオの遺体から腰飾りを取るゴーシャオ。ゴーシャオは「これでぬれぎぬを晴らせる」と言う。


負傷者を見たジャン・ジョンは、矢の当たった角度から、崖上からではなく、近くに潜んでいた者が矢を放ったと見破る。そしてリーが自分たちの策を見破ったのは、内通者がいるからだとチェン・リエに言う。

屋根裏で話を聞いたシャオメイは、内通者に気づいたということは自分がかなり危険な状況だと感じる。そこに鳩が飛んで来る。
鳩はバオの腰飾りを付けていた。


内通者探しをジャン・ジョンたちが始め、勇気を出してシャオメイは名乗り出る。捕らえられたシャオメイが「頭目はまだ生きています」と言うと、すかさず「あり得ん」と言うチェン・リエ。チェン・リエはジャン・ジョンに疑われないよう「どうせ時間稼ぎだ」と手下たちにシャオメイを殴らせる。耐えながら「この腰飾りを見てください」と腰飾りを掲げるシャオメイ。父親の腰飾りだと分かったジャン・ジョンは、殴るを止め「真実が分かるまで、生かしておくべきです」とチェン・リエに話す。仕方なくチェン・リエは、シャオメイを牢に入れる。


あの日、バオは毒入り酒を飲み、崖から落ちていた。死体がないからリーに罪を着せることができたが、もし見つかっていたら毒殺の証拠となり自分が疑われてしまう。さらに万が一、リーが頭目を助けていたらおしまいだと考えるチェン・リエ。
チェン・リエは自分に味方する手下に「牢へ行き、あの内通者にバオについて吐かせろ」と命じる。


ーつづくー


バオが殺されるとは…（０д０‖）
でもバオの息子、ジャン・ジョンは馬賊で生まれたとは思えない雰囲気で。
ただ、性格は父親に似ているのかな。
「耐えられぬほど苦しめ、最も悲惨な方法で殺す」とか言ってたけど(*´Д｀*)

あの娘たちの発作もジャン・ジョンの仕業なの?

とりあえず、バオの遺体が見つかったのは良かった。
これで無実が証明されるはず!!
とは思うけど、シャオメイがピンチだよねΣ( ° △ °|||)
ゴーシャオが来てくれるかな?



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
　よろしくお願いします

にほんブログ村

いつもポチッをありがとうございます(*´ー｀*)