中国時代劇「鳳凰伝 ～永遠(とわ)の約束～」第2話 あらすじ

葉凝芝(ようぎょうし)…ハー・ホンシャン
魏広(ぎこう)…シュー・ジェンシー　　尚官局・轄司令
鄭淑君(ていしゅくくん)…ツァオ・シーウェン　　皇后
龐通(ほうつう)…ツイ・パン　　皇帝
龐貞(ほうてい)…リウ・ミン　　皇姉
朗坤(ろうこん)…ウェイン・ライ　　尚官局・司正



「命懸けの演舞」


皇太后が面白いと笑い、葉凝芝と団員たちはその場を乗り切ることができる。


宮中を歩いていた魏広(ぎこう)は葉凝芝(ようぎょうし)に呼び止められる。魏広はまだ葉凝芝が宮中にいたことに驚き、皇后は気分屋でいつとがめられるか分からないと言う。そして真実を話すと皇后との約束をたがえた葉凝芝に理由を聞く魏広。葉凝芝は皇姉と皇后のどちらに付いても死は免れない、ならば自分の道を選ぼうと思ったと答える。

葉凝芝は歴々の前で一緒に死ぬと言った魏広が自分に惹かれていると思い込んでいた。
皇太后の娘である皇姉より皇太后のことを理解していた魏広に、なぜ予見できたのか尋ねる葉凝芝。魏広は皇太后と話した時のことを思い返す。

皇姉と広定王が野心を抱いていると思った皇太后は、最悪の事態を防ぐにはどうすればいいか魏広に聞く。魏広は私が皇太后様なら何を頼まれようが首を縦に振る、そして逆の行動を取る、そうすればお二方の権力欲も弱まる、と話していた。

皇太后様が不機嫌になれば君たちに矛が向けられる、だから大笑いなさったのだ、と葉凝芝に言う魏広。高官たちが笑ったのは、同調するのが役人の務めだからだと。
魏広は早く帰るように言って去って行く。


皇姉をやり込めた皇后は、朗坤(ろうこん)を中常侍に推挙することに。魏広には朗坤の下働きに専念するよう告げる。皇后が魏広に褒美を与えないのは、葉凝芝を助けるために出しゃばり、相談もせず皇姉と賭けまでしたからだった。お前は将来を絶たれた罪人の子、陛下に推挙もできるが、まずはどれだけ有能か示すべきだと魏広に言う皇后。


半年後。皇后は外戚を総動員し、綱紀を乱したことを理由に皇姉と広定王を糾弾する。長年、姉弟を疎んでいた皇帝は、皇姉には北巓、広定王には平川の地を付与。広定王から兵権を取り上げ、皇姉を都から追放する。


皇姉は必ず戻ってくると皇后に言い、広定王と宮中を出ていく。


涵城の街を歩いていた葉凝芝は、馬に乗って駆けてきた魏広や朗坤たちと会う。しかし魏広は声もかけず、用意された宿へ行ってしまう。それでも会えたことが嬉しい葉凝芝。


魏広と会え、喜ぶ葉凝芝を見た母・羅英(らえい)の顔が曇る。


魏広のために綺麗な衣装に着替えた葉凝芝は、阿俏(あしょう)と阿嬌(あきょう)と一緒に街へ行く。そんな葉凝芝を見つけた朗坤。半年の間に綺麗になったと思った朗坤は、葉凝芝を私のもとに連れてこい、と楊彪(ようひょう)に命じる。そばにいた魏広はそれを聞いていた。


雨の夜、女子ともめている魏広を見た羅英。その女子は階段の上から落ち、この無念は必ず…、と言い残すと羅英の前で息絶えていた。

羅英は魏広にお熱の葉凝芝に目を覚ますように言う。魏殿は善人じゃない、殺人もいとわぬ色魔だと。そして驚く葉凝芝に、一昨日、医者に診てもらった帰り魏広の乱行を目にした、嫌がる王小麗(おうしょうれい)を突き落としていた、と話す羅英。葉凝芝は信じられない。


朗坤は楊彪と魏広と一緒に酒を飲もうとする。しかし民を陵辱する楊彪とは飲めないと言う魏広。朗坤は怒る楊彪をなだめ、死を賜ったお前を救ったのは誰だ?、と魏広に言う。魏広は一杯だけ飲み、疲れたので失礼すると席を立つ。
酒楼を出た魏広は水粉を見ていた葉凝芝を見かける。

魏広は席に戻ると、“魏広は男らしくない”と皆に風聴した朗殿に不満をも抱いていた、と言う。そのとおりでは?男なら妻が複数いるものだが女の影もない、と言う楊彪。魏広は男であることを証明するため、最初に店先を通りかかった女を私のものにしてみせると話す。
しばらくして店の前を女子が通って行く。魏広が店を出て行き、朗坤は確認させるため配下に後を追わせる。


葉凝芝に声をかけた魏広は、話があると人けのない場所へ連れて行く。
母の話を確かめるため、一昨日どこにいたのか尋ねる葉凝芝。あなたに似ている男が女の子を辱めて殺したのをある人が見たと。笑った魏広は、私の話のほうが大事だと葉凝芝を誘惑し始める。私の女になれ、と言われ口づけされそうになるが拒絶する葉凝芝。葉凝芝が目をつぶっている間に、魏広は追いかけてきた朗坤の配下の目の前に短剣を投げつける。配下が逃げ、魏広は誰かに尋ねられたら“契りを結んだ”と言うように告げるとその場を後にする。


朗坤の元へ戻った配下は、魏広が本当に手をかけていたと報告する。魏広が襲ったのは雑技団の葉凝芝だと。見初めた女子に魏広が先手を打ち、朗坤は不機嫌になる。


夜。王小麗の亡くなった場所へ行った葉凝芝。そこにいた王小麗の許婚から、あの晩のことを聞く。楊彪に犯された王小麗は、阿朗宛の文を魏広に託し自ら飛び降りていた。
許婚が行った後、葉凝芝は魏広と会う。昼間なぜ“私の女になれ”と言ったのか尋ねる葉凝芝。勘違いしている葉凝芝に、感情はもう少し制御できたほうがいい、と話し、魏広はその場を後にする。


昼間。街で会った葉凝芝と魏広は、魚釣りなどをして一緒に楽しい時を過ごす。


後日。葉凝芝は魏広に、あなたが好きだと告白する。しかし魏広から、数日後に故郷へ帰り結婚すると言われてしまう。相手は生まれる前から親同士が取り決めていた、柳倩倩(りょうせいせい)だと。
傷ついた葉凝芝は、幸せに暮らしてね、と言うと涙を流しながら立ち去る。


ーつづくー


皇后もいい人じゃなかった(;´д｀)ﾉ
皇后と朗坤のいる宮中で生きていかなければいけない魏広は大変。
宮中から逃げることもできないよね…。

朗坤も楊彪も最低( *¯ㅿ¯*)
だけど配下から報告を受けた朗坤は、葉凝芝を諦めてくれるかな?
それならいいんだけど…葉凝芝がますます誤解することになっちゃったね。
目をつぶっていた葉凝芝は、つけてきた朗坤の配下には気づかなかったし。

ところどころ面白い場面が(*´艸`*)
魏広が葉凝芝に迫ったりとか、葉凝芝が魏広の足を踏んじゃうとか。

魏広も自分を好きだと思い込んでいた葉凝芝。
振られて涙を流して悲しいシーンなのに、木にぶつかるなんて!!
葉凝芝からしたら踏んだり蹴ったり(；д；)
魏広が葉凝芝を好きかは分からないけど、一緒にいると楽しそう。



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