「美男と野獣の縁談」
店で趙王妃と買い物をしていた趙太妃は、客が話していた生き閻魔が凱旋するという話を耳にする。“身の丈は7尺を超える偉丈夫”で“眼光鋭く、ヒゲは伸び放題”、さらに“人の皮をはいで肉をそぎ、ご馳走を作る”と。恐ろしくなった趙太妃だったが「生き閻魔と恐れられたところで、私たちとは無関係では?」と趙王妃に言われ「そうね」と一瞬で他人事になる。
杏花楼で張貴妃の弟・張珪(ちょうけい)と劉隆(りゅうりゅう)の2人と酒を楽しんでいた趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。その頃、屋敷には“趙王の次男・趙玉瑾を南平郡王に封ずる。そして天下兵馬大将軍、宣武侯・葉昭(ようしょう)を正妃とせよ”という詔が届いていた。「生き閻魔を?」と言うと、趙太妃は倒れてしまう。
慌てて杏花楼に駆けて来た郭元景(かくげんけい)は「大災難だぞ」と玉瑾に言う。「さっき聞いたのだ。皇太后様がお前に葉昭を娶るよう命じたと」と。目を丸くして驚いた玉瑾は「何だと? それは本当なのか」と言う。「葉昭というと“生き閻魔”か?」と言う張珪。信じたくない玉瑾に郭元景は「姜太監も屋敷に出向いて通達した。都中が知っている。陛下が下賜した縁談で葉昭と釣り合うよう南平郡王に封じたと」と話す。
「あのイタチめ。私は一応、甥なのだぞ。いくら道楽者の私でも、男を好きになるものか」と動揺する玉瑾。張珪は「ちょっと待て、知らぬのか?葉昭はそもそも女子だぞ。この8年、遼軍や味方までだまして、陛下でさえご存知なかった。だが最近になって葉昭が明かしたため、陛下が皇太后様と相談し、結果、玉瑾に白羽の矢が立った」と言う。「ならば、めでたいぞ」と郭元景は言うが、張珪は、それも違う、きっと娶れたもんじゃない、8年行動を共にしても兵は気づかなかった、つまり男にしか見えないってことだ、と言う。
劉隆が取り出した都新聞に載っていた葉昭の見た目を見た玉瑾は、新聞を破いて踏んづける。天を仰ぐ玉瑾。そこに趙太妃が倒れたと言う知らせが。急いで玉瑾は屋敷に帰る。
玉瑾が屋敷に戻ると母・趙太妃が泣いていた。しかし兄の趙玉闕(ちょうぎょくけつ)は“母上に甘やかされた弟は評判が悪すぎる。皇太后様は廃材を活用する気か。弟には大災難だが、自業自得だ”と思い「母上、宣武侯は尊い身分なのですよ。簡単に娶れる相手ですか?しかも陛下と皇太后様の定めた縁談を断ると?」と話す。玉瑾にも「皇太后様の命が下った以上、従うしかない」と。
怒って部屋に入った玉瑾を3人の側室たちが追いかけて来る。泣きながら離縁を求める側室たち。側室たちは葉昭を怒らせたら皮をはがされると考えていた。
凱旋した葉昭は、皇帝・仁宗(じんそう)に、覇県の戦いで遼の皇太子と西夏王の弟を生け捕りにしたと報告。
葉昭が跪くと“鎮北大将軍・葉昭に天下兵馬大将軍の兵符を与える。その他、免罪の割り符と太祖より伝わる玄鉄鞭を、南平郡王・趙玉瑾との縁談を授ける”という詔が下る。驚いた葉昭だったが「ありがたき幸せ」と言う。
葉氏・祖廟。葉昭は父と兄2人、そして先祖に仇を討ったことを話す。そして、これからも宋を守ることを誓う。
秋水と秋華は言いにくそうに、郡王は放蕩息子で飲む、打つ、買うの道楽者、しかも子息の花形で名実ともに“だめ御曹司”、以前、骨董品を探していると人さらいに媚薬を盛られたとか、無銭で歌妓と遊び追い出されたことも、と厨房で女たちが噂をしていたと葉昭に話す。葉昭が「美男か?」と聞くと「はい」と答える秋水。葉昭は笑い「ならばよい」と言う。
半月後に嫁ぐ葉昭は女性の衣に着替えさせられ、義姉・范二娘(はんにじょう)に作法を叩き込まれる。
ーつづくー
ちょこちょこ可笑しい(๑>◡<๑)
趙玉瑾も面白いけど、仲間たちも楽しい。
そして側室を見てると、太子妃を思い出しちゃう(*´艸`*)
映月(役だった女優さん)もいるよね?
これから側室はどうなるのかな。
それにしても新聞に載っていた葉昭がひどすぎる。
噂もすごい( ̄▼ ̄|||)
葉昭は嫁ぐより戦で戦って痛いのかな?と思ったけど、結構嬉しそう。
でも、自分のことは「大の男」って思っているのね(≧▽≦)
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#ション・イールン #マー・スーチュン #将軍在上 #あらすじ
毎日会うのだから、眼福優先とは。
なんとなく、葉昭は夫に何も求めていないのではないかという気がしています。
皇帝の下命の一つぐらいの感覚なのかもしれませんね、
この結婚も。
そして、姐姐、流石です。
楊氏役の安泳暢さんは太子妃にも出演されていました!
三人の怯えようを見ていると、太子妃も思い出しますね。
結婚式、本当にどうなるのでしょうか???