中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第2話 あらすじ
卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/第四皇子…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)/第七皇子…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
昔邪(せきしゃ)/巫女長老…ハン・ドン(韓棟)
玲瓏使(れいろうし)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
元灝(げんこう)/皇太子…ガオ・イーチン(高一清)
元溟(げんめい)/第九皇子…チャン・ホー(張赫)
元済(げんせい)/第三皇子…ジー・チェン(季晨)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
桃殀(とうよう)/巫族長老
元安(げんあん)/皇帝
皇帝・元安(げんあん)は、第四皇子・元凌(げんりょう)に殺される夢を見て飛び起きる。元凌が自分の命を奪いにくると錯乱する元安。孫(そん)太監は兵権を返上した凌王殿下は、もはや脅威ではございませんと話すが、元安は「凌はこの数年で多くの将領を取り込み、崇めたてられておる。梁との戦で玄甲軍を率い、十数万もの辺境の民を帰順させたことで“真の皇帝”とたたえられたのだ。気休めなど言うでない」と孫大使を蹴飛ばす。
元安は「いつの日か、あやつは真実を知る。その時、朕はあやつに殺されるのだ」と怯え、やっと手に入れた天下を渡すまいと考える。
離境天。「明日、戻ったらどうするの?」と元凌に聞く卿塵(けいじん)。元凌は「父上に聞いてみる。父上はなにゆえ、すでに兵権もない私を陥れようとするのか」と答える。卿塵は師匠・昔邪(せきしゃ)が同行すれば、巫族に免じてお目こぼしをいただけるかもと思うが、元凌は「私を見る父上の瞳には、いつも恐れの色が浮かんでいた」と話す。なぜ父親が己の子を恐れるのか、分からない卿塵。
卿塵は今後も狙われ続ける元凌を心配する。元凌にじっと見つめられ、卿塵は言い訳をするように「また、あなたの治療をするのは面倒なの。だから、もうケガなんかしないで」と話す。微笑んでうなずいた元凌は、卿塵を抱きしめ「この数日は、私の人生の中で最も穏やか日々だった。離れるのは、名残惜しい」と言う。そっと卿塵も元凌の体に手を回す。
元凌を皇宮まで送った昔邪は、元安の元へ向かう。その様子を第七皇子・元湛(げんたん)が見ていた。
20年ぶりに会った昔邪に「長老は昔のままだな。容貌も当時と少しも変わらぬ」と言う元安。元安は、正直に言うと会いたくなかった、巫族が現れるのは皇宮に騒ぎが起きた証拠だ、と言う。「私とて不本意です。ですが私があえて参内したのは、こたびの騒動を天下に波及させぬためです」と返す昔邪。元安は「離境天は居心地がよかろう。でしゃばってこずとも、こもって悟りでも開いておれ」と言う。
昔邪は「かの者は殺さぬと、あの時、お約束したはずです」と話す。「覚えておらぬな。“かの者”とは誰のことだ?」と聞く元安。昔邪は「凌王です」とはっきり答える。そして、今後、我ら巫族が、陛下と凌王のどちらを支持するかは、陛下のお心次第です、と言う昔邪。元安が「朕を脅す気か」と言うと、昔邪は「20年前、あなたは帝位の簒奪を企て、巫族はそれを阻止しようとした。ですが慈悲深い先帝は争いの影響が民に及ぶことを恐れ、あなたに帝位を譲り、離境天で無念の死を遂げた。この事実は誰が知らずとも、陛下ご自身がご存知でしょう」と返す。
怒りをにじませながら机を叩いた元安は「兄は朕に恐れをなし、帝位を手放したのだ。凌にしても生かしてはおけぬ。蓮妃までもが、この朕をたばかっておった。朕はほんの2年前まで、凌を実の子と信じ、慈しんでいたのだぞ」と言う。「先帝が残したのは、己の血脈だけではありません。皇帝の証しの玉璽と遺詔も預かっております。条件次第でお渡しを」と話す昔邪。昔邪は凌王の身の安全を保証すれば、巫族は今後も皇族への忠誠を誓うと迫る。玉璽をお渡しし、先帝の遺詔は闇に葬ると。捜し続けてきた玉璽を、巫族が持っていたと知り、元安は「そちがいる限り、凌に手出しはせぬことを約束する」と告げる。
帰る昔邪と会う元湛。元湛は「あの奇花があれば、父上も安眠できるでしょう。育ててくれた巫女に、お礼を伝えてください」と話す。昔邪は「お褒めの言葉を頂き、きっと卿塵も喜ぶことだろう」と言うと、その場を後にする。
「卿塵…」とつぶやき、元湛は笑みを浮かべる。
戻ってきた元凌を「無事だったか、よかった」と出迎える第十一皇子・元澈(げんてつ)。玄甲軍の者たちが無事か心配する元凌に、元澈は「あの日、父上は故意に玄甲軍を城外に遣わしていた。その後、兄上の危機を知った一部の有志は、皇宮に戻らず今は凌王府に」と話す。
元澈は「玄甲軍の兵は皆、兄上のひと声で命を捧げる覚悟ができている」と言う。しかし「いいや、それはならぬ」と止める元凌。
元凌に免死金剣を届けた孫太監が、元安に報告する。元安が詔を渡し、読んだ孫太監が驚き「届けたばかりでは?」と聞く。「すでに遅すぎるくらいだ。もっと早くに、こうするべきだった」と言う元安。
元澈は「すべて誤解だったと父上も分かってくれる」と元凌に言う。「謀反などせぬ。君臣の別は重んじるべきだ。謀反を起こし、父と子が争い合うなど、そのような正道を外れたことはできぬ。私は天下の太平をもって、長老の恩に報いねば」と話す元凌。そこに詔が届いたと連絡が。
孫太監は「陛下より密旨である。“凌王は密かに謀反を企てた。枷をしたうえで、即刻、参内を命ずる。従わぬ場合は、その場で処刑する”」と読み上げる。怒る元澈に「私たちの命は父上のものだ。父上が望むなら、私は喜んでお返しする。不孝は許されぬ」と言う元凌。しかし元澈と玄甲軍を巻き込みたくない元凌は、孫太監に「私の周囲の者は、見逃してくれ」と頼む。
元凌が枷をつけられそうになり、高軍が止めようとする。「玄甲軍が忠誠を誓うべきは魏だ」と元凌が言うと「主は殿下だけです」と言う高軍。元凌は「私を主と思うなら、下がれ」と言う。
再び元凌に枷を着けようとした時「なりません」と高軍が駆け寄る。そんな高軍に孫太監の連れてきた兵の放った矢が刺さる。
「我ら玄甲軍は永遠に殿下に忠誠を誓います」と言い、元凌の腕の中で高軍は亡くなってしまう。激怒した元凌は、我慢にも限度があると「玄甲軍、出てこい」と叫ぶ。
本当に謀反を起こしてしまう元凌。
激しく戦う中、兵たちに囲まれる元凌と元澈。しかし元凌や元澈以外のすべての動きが止まり、昔邪が飛んでくる。
「元安は信用ならぬ男だ。舌の根も乾かぬうちに約束をたがえるとは」と言う昔邪。すべては自分が引き起こしたことだと思った元凌が「戻って片をつけます」と言うと、昔邪は「これは我ら巫族の責任でもある。先に逃げよ」と告げる。その時、暗部の放った矢が、昔邪の体を突き抜ける。
自分だけが残り、元凌は昔邪と元澈を逃がす。止まっていた玄甲軍と兵たちが動きだし、再び戦いが始まる。そこに巫女や卿塵が。
昔邪が傷を負い、ここを離れたことを知った卿塵は、案内を元凌に頼む。
元澈と逃げた昔邪の前に兵を率いた第九王子・元溟(げんめい)が現れる。「長老がおとなしく玉璽を渡せば、兄弟のよしみでお前の命は助けよう」と元澈に元溟が言い「巫族は新たな皇帝の擁立を求める。たとえ灰塵に帰そうとも、玉璽は渡さぬ」と告げる昔邪。元溟は「では、お前たちを殺したあと、巫族も皆殺しだ」と言って、鞘から抜いた剣を向ける。「かかれ」と元溟が命じ、昔邪は兵たちと戦いながら「暗君から天下を奪い返すのだ」と言って元澈だけを逃がす。
1人で戦っていた昔邪は、暗巫の力によって深手を負ってしまう。そこに来た卿塵と元凌が、吐血し、倒れ込んだ昔邪に駆け寄る。
抱き起こした卿塵に「天命にはあがらえぬ。私の運命は尽きたのだろう」と昔邪は言う。そして、暗巫の力を決して侮るでないぞ、と言う昔邪。涙を流しながら「逆境でも諦めるなと教えてくれたのは、師匠ではありませんか」と卿塵が励まし、昔邪は「お前も成長したようだ」と言う。
昔邪は元凌の手を取り、卿塵の手と合わせる。「私が20年の間、守ってきた愛弟子を、これからは殿下に託そう」と言う昔邪。元凌は「ご心配なく。必ず守ります」と言う。
意識を失った昔邪を連れて、卿塵と元凌は離境天へ戻ることに。
逃げた元澈は、追いかけてきた元溟の兵に挟まれる。「退路は断たれたぞ」と言う元溟。そして現れた皇太子・元灝(げんこう)も「九弟をてこずらせているようだな」と言う。皇太子に「四兄上の潔白は、大兄上も分かっているはず。なぜ兄弟の情を顧みないのだ」と訴える元澈。皇太子は「勅命には背けぬ。玄甲軍は抵抗しているようだが、私は父上のご意志に従うしかないのだ。私と帰ろう」と言う。
離境天。寝台に寝かされた昔邪を、霊力で治療する巫族長老・桃殀(とうよう)。拒んだ昔邪は体を起こし「この天下を、統べるにふわしい人物の手に引き渡したい」と元凌に話す。「巫族はこれまで、十分すぎるほどの犠牲を払ってきました」と感謝する元凌。
卿塵と元凌が部屋を出て行き、昔邪は「この体は、もう限界だ」と桃殀に話す。なにゆえ、これほどの深手を負ったのか聞く桃殀に「油断して、暗巫の攻撃を受けたのだ」と答える昔邪。桃殀は「十数年前に離境天を去った同胞たちが、禁術を修得し暗巫となった。あなたの教えを受けた身でありながら、恩知らずです」と言う。
「私が死んだあとは、そなた一人で離境天を守ることに。奴らが攻めてきたら…」と言う昔邪。桃殀は「離境天の心配より、己の身を案じるべきでは?」と言う。昔邪は「それはそなたも同じ。長年、2人で離境天を守ってきた。己の想いや願いは、心の奥深くに隠したままで。そなたには、また、つらい思いをさせる」と話す。小さく首を横に振った桃殀は「あなたの口から謝罪の言葉など、聞きたくありません。巫族は長い間、皇族を補佐してきたのに、まだ犠牲を強いられると?」と言う。
これは霊力を持つ者の定めだと言う昔邪。桃殀は「私を1人残し、自分だけ逝ってしまうのですか?」と言う。昔邪は「そなたなら部族を守れる。これまでと同様に」と話す。涙を流し「もう治療は無理だと?」と桃殀が聞く。片方の手で桃殀の手をにぎり、もう片方の手で桃殀の頬につたう涙を拭った昔邪は、何も言わずうつむく。
ーつづくー
2話めも面白かったーo(≧▽≦)o
元凌が卿塵を抱きしめるシーンも良かったし(*´艸`*)
元安はどうして元凌が自分の子じゃないと分かったんだろう?
2年前に何かがあったんだよね。
蓮妃が関係しているのかな?
「卿塵…」とつぶやいた元湛が怖い( ゚艸゚;)
きっと卿塵に近づいてくるはず…。
暗巫はもともと巫族の同胞だったのねヾ(・ω・`;)ノ
そして昔邪がまさかのことに。
桃殀が切なすぎるよぉぉぉぉぉ(;д;)
本当に昔邪は亡くなってしまうの?
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします


にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
思ってた以上に見応えあるし展開が早いですね。
見たことある方がちらほらと。
皇太子、四、七、十一…皇子たち、並ぶとそれぞれにカッコいいいんどけど若曦と同じく見分けがつかないです、名札が欲しい…
その中で四皇子、ウィリアムさんはカッコいいのは間違いないけど、昔邪こと韓棟さんがもっとカッコいい~♪
九爺のイメージがやっと変わりそうです(*^^*)
なのにもう退場?
そしてねこさん、そうですよね、元凌と卿塵の関係も早い!もう少しゆっくりと~
続きが気になるドラマです♪
うささん、あらすじの再開ありがとうございます。
一話一話見応えがあります♪
大人の雰囲気のファンタジーというか・・
挨拶するときの仕草も他のドラマでは見たことがなくて独特ですね。
そんなところからも、このドラマの世界観に引き込まれていくようです。
1つは、もう元凌が卿塵を抱きしめた!
ほんの数日なのに、一緒にいて最も穏やかな日々で純粋な卿塵にすぐに心を奪われたのね。
まあ、フォーリンLOVEに時間は関係ないから早くてももいいです~
2つめは、霊力を損なったはずの卿塵が、もう霊力が回復してた。
数日、花境で養生したからなのね。ま、これもいい。
3つめは、昔邪が瀕死な状態で、もう退場しちゃうの?
もっと長く登場していてほしいです~
これはホントにちょっと早すぎ!
それから1つ疑問が・・・
2年前までは元安は凌王を自分の子だと思ってたのよね。
じゃあ20年前に凌王は殺さぬと昔邪に約束したのはなぜかな?何があったのか。
昔邪が凌王の出自の秘密を隠したまま、将来のために約束させたかな。
元湛は身体の弱い皇子なのに、暗巫の頭領なのか。
いろいろ分からないことだらけですが、回を追ううちに分かってくるよね。
これからが楽しみです。
とても美しい、映像が幻想的なドラマですね。そして、他のドラマでお見かけした俳優さんも。元安皇帝は今回は皇帝で、良い役かなと期待してましたが、、(あの、謝玉様ですよね)どうも、違うようですね。詩詩ちゃんはきびきびした巫女で、その師匠が、ハンドンさんで、、、ジャグギを思い出します。この回では、それに、師父って呼ばれていますし花先骨の師父にも負けないくらいのパワーの大活躍ぶりです。仙人のようで、その闘い方も、色々と楽しい面白い回でした。ウィリアムチャンはなかなか眼つきが鋭い冷静な王子ですね。青い衣装のせいか、少しぽっちゃり?(ごめんなさい)にみえたりしましたが、頑張ってますね。古剣奇譚の時から応援してます。湛王はちょっと暗巫に通じてるのか気になりますね。
お話、楽しみです。それにしても、蓮妃は不倫していたのかしら??