翌朝。目を覚ましたシューハイは、自分が腕時計をしていないことに気づく。慌てて時計を探しながら、昨夜のホンペイとのやり取りを思い出すシューハイ。そこにオタク喫茶の店長から、携帯を忘れているというメールが届く。
シューハイはオタク喫茶に携帯を取りに行く。そこでオタクトリオたちから公衆の面前でキスをしたことをからかわれてしまう。シューハイが問い詰め、シェンロンから聞いたと言うオタクトリオたち。お前を家まで送るためにシェンロンは戻ってきたと。さらにオタクトリオたちから、ジェンナンにも知られたと聞くシューハイ。
話しを聞いたジェンナンが懲らしめに現れないことを不思議に思ったシューハイは、ハッとすると「もしかして…」と言い、オタク喫茶を飛び出して行く。
シェンロンの元へ向かったシューハイは時計を返すように言う。「俺が取るわけないだろ」と言うシェンロン。シューハイは「ジェンナンに何を吹き込んだ。幽霊のことを話したな」と問い詰める。
シェンロンは「シャオロンニューに聞いた。男の霊だろ?そうでなきゃ、女にキスしないよな」と言う。「やっぱり彼女は見えてたのか」と返すシューハイ。シューハイはシャオロンニューが他に何か言っていたか聞く。「お前の魂が奪われそうだとよ」とシェンロンは答える。
シューハイは「バカ言うな。早く時計を返せ」と言う。「体を操られたのに怒ってないのか」と言うシェンロン。シューハイが「怒っているとも」と言い返し「なら時計は捨てろ」とシェンロンは強く言う。「俺が決めることだ。簡単に外さないと約束した」と言うシューハイ。どうかしているぞ、と言っても取り戻そうとするシューハイに「俺は本当に知らん」とシェンロンは告げる。
ロング・タイム・アゴーの手伝いをしていたスーイーは、客として来ていたジエンハオを見て顔色を変える。「ジェンナンも来る」と言うジエンハオ。ここは待ち合わせにちょうどいいと。
ボランティアで働いていることを知っているジエンハオは「君の生活はホンペイを中心に回っているのか?」と聞く。「暗い話はよしましょう」と返すスーイー。うなずいたジエンハオは「そうだな。俺を避けないでくれよ、奴の親友だから」と言う。スーイーは、わかったわ、と答え、その場から離れる。
ロング・タイム・アローに入ろうとしていたジェンナンを呼び止めたシューハイは「時計を返せ」と言う。「何のこと?私に怒鳴るの?」と言い返し、シューハイの首に腕を回すジェンナン。痛くて振り払おうとしたシューハイが、店の鉢を割ってしまう。そこに「大丈夫?」と言いながらスーイーが来る。キスをして以来、スーイーと会うシューハイは気まづい。
歩きながらジエンハオが「情報をありがとう」とジェンナンにお礼を言う。「情報しかあげられない。でも、またスーイーに拒まれたら、悪あがきせずきっぱり諦めてね」とジェンナンは返す。
スーイーはシューハイの汚れた顔を拭いてあげる。シューハイの顔を見て「自分が悪いのに、被害者のような顔ね」と言うスーイー。「ごめん…」とシューハイが謝っているところに、ジェンナンが戻ってくる。
「時計を返せ」と小声でジェンナンに訴えるシューハイ。しかしジェンナンは「何の話?」と知らないフリをする。その時、ジェンナンに電話がかかってくる。
電話を切ったジェンナンは、電話はチャン先生からで、寄付された贈り物が水浸しになったことをシューハイに伝える。そして、おじさんも病気だと。深刻な病状だと思ったシューハイは、すぐに“家”へ帰ろうとする。そんなシューハイを止め「今日は出社しなさい」と言うジェンナン。
ジエンレンとウェイ・ルージェンは、容疑者の家の前で息子のルーを捕まえる。暴れながら「父さんは盗んでない」と叫ぶルー。ジエンレンは「俺たち以外に訪ねてきた人が?」と聞く。
出社したシューハイは、裏の階段で父に電話をかける。「私は大丈夫だ、心配するな」と言うシューハイ父。シューハイは数日中に帰ると話す。
ジェンナンはシューハイが1人で家に帰らないよう、シャオバイ(シューハイのバイク)の空気を抜いてしまう。
そばにいたスーイーに「覚えてる?大学の時、児童養護施設でボランティアしたこと」と聞くジェンナン。そこがシューハイの家で、奴にとって大切な家で人には知られたくない所、施設に何かあるとすぐ飛んでいくから仕事も不規則になると。
その頃、シューハイは会社に退職願を出していた。
「でも、あの施設で彼を1度も見た覚えがないわ」と言うスーイー。ジェンナンは「あいつは人見知りだもの、知ってるでしょ」と返す。それでも一度スーイーのクッキーを取りに来たことを思い出すジェンナン。スーイーは覚えていなかったが、あの頃に出会っていたことを不思議な縁だと感じる。
シューハイは発明品を背負ってシャオバイに乗る。しかしタイヤの空気が抜かれていて動かすことができない。さらにシャオバイには“勝手に帰っちゃダメよ。渡す物があるから、明日、ロング・タイム・アローに来て”とジェンナンの書いた紙が貼られていた。
ジエンレンが家に帰ってくると、母とジエンハオ、そしてリーメイが食事をしていた。
一緒に食事を始めたジエンレンに「まだホンペイの事故調査を?」と聞く母。ジエンレンが「うん」と答え「ホンペイ?私たちの同級生だったリン・ホンペイのこと?」とリーメイが言う。「そうだよ」とジエンレンが返すと「なぜ調査を?」とジエンハオが言う。ジエンレンは、もともと亡霊の噂を調べていたが、どうやら仕組まれた事故みたいだと話す。加害者が住んでいるところまで突き止めたと。ジエンハオが「必要なら俺も協力する。自分たちだけで危険な所へ行くな」と言い、驚きながらも嬉しいジエンレン。
ベランダに出たシューハイは、ホンペイとの今までの出来事を思い返す。
スーイーは「なぜ腕時計を隠したの?」とジェンナンに聞く。「隠したんじゃない、捨てるつもりよ」とジェンナンは言う。スーイーが理由を聞くと「幽霊を信じる?シューハイには見える」とジェンナンは答える。そして「この時計をつけると現れるんだって」と言いながら、腕時計をスーイーに見せるジェンナン。
「最近、シューハイが変だとみんな言ってる」とジェンナンが言う。スーイーが「どう変なの?」と聞き、ジェンナンは言いにくそうに「だってこの前、あいつったらあなたと」とスーイーを指差す。その言葉でシューハイとのキスを思い出したスーイーは、それをかき消しながら「やめてよ。別の例はないの?」と言う。
ジェンナンは幼い頃からバラの匂いのするものに近づかなかったシューハイが、ローズウォーターで死にかけたことも話す。
スーイーはシューハイの腕時計をつけてみる。しかしスーイーに幽霊は見えない。
「とにかくシューハイとよく話し合って。理由なく大切な物を取り上げられたら諦めようがないわ」とスーイーは言う。時計を見ながら「もしこの時計があいつの命を奪ったら、どうしよう」と言うジェンナン。
翌日。ジェンナンたちが用意した車で家へ向かうことになったシューハイ。その車には施設へ持って行く物が積まれていた。ジェンナンは後から来ることになり、シューハイはスーイーと2人で行くことに。
途中で車を止めて降りたシューハイは、持ってきた発明品をスーイーに見せる。「最初に使わせると約束しただろう」と言うシューハイ。喜んだスーイーは、自分もケーキを取り出し「食べてくれるって言ったでしょ」と言う。
施設へ着くと、子供たちが駆けてくる。
子供たちにクリスマスプレゼントを渡すスーイーをシューハイは微笑ましく見つめる。そんなシューハイを見て、顔がほころぶ父。
スーイーは子供ちからシューハイが自分の誕生日には必ず戻ってくることや、その誕生日が明日だと聞く。
子供たちとシューハイの作ったボールをぶつけて遊ぶ発明品で遊びながら“この奇妙な発明品を作ったのは子供たちを喜ばせるためだったのね”とスーイーは思う。
ジェンナンはジエンハオの車の助手席にシューハイの腕時計を落としてしまう。気づいたジエンハオが渡そうとするが、シューハイが腕時計を返すようロング・タイム・アローでジェンナンに言っていたことを思い出し、言葉を飲み込んでしまう。
ここでの仕事が終り、車に戻ってきたジエンハオとジェンナン。ジエンハオはロング・タイム・アローで言い争っていた人のことが好きなのかジェンナンに聞く。答える代わりにジェンナンはジエンハオを見る。「このあと会うのか」とジエンハオが聞き、ジェンナンは「だとしても仕事はサボれないわ」と返す。「俺が車で送ってやる」と言うジエンハオ。恋愛成就に協力させてくれと。ジェンナンは「今すぐ行きたい所に連れてってくれたら、あなたの恋愛成就に繋がるかも」と話す。「1つ貸しだ」とジエンハオが言い「帳消しよ。私が行きたい所にはスーイーもいる」とジェンナンは言う。
近くに吊り橋があることを知ったスーイーは、シューハイに「高所恐怖症なら、どうやって渡るの?」と聞く。「あの吊り橋には行かないんだ」とシューハイは答える。
ツリーのライトもつけ、スーイーの作ったクッキーが子供たちに配られる。そこにジェンナンが来る。
仕事をサボったと言うジェンナンに「ダメだろ」と返すシューハイ。ジェンナンが「社長も一緒だもの」と話すと、車からジエンハオが降りてくる。
ーつづくー
ジエンレンがホンペイの事故を調査していると分かった時のジエンハオが何だか変だったけど…。
何か事情を知っているのかな?
「自分たちだけで危険な所へ行くな」って、まるでジエンレンを心配しているような言い方!!
絶対違うよねー?
シューハイも施設の子供たちと同じように両親がいないということ?
だからシューハイにとって特別な場所なの?
あの腕時計がジエンハオの手に渡ってしまったことが、すごくすごく心配!!
無事にシューハイの元に戻ってくるかな!?(;д;)
施設の近くにあるという吊り橋のことも気になる。
PCの調子が悪かったりなどで、あらすじが遅くなっちゃった…ごめんなさい・・・_(:3」∠)_
しばらくお休みしなくちゃいけないかな?と思っていたけど、とりあえず書けてよかったですー。
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今回のうささんの感想鋭いです☆
書海の養護施設での話や正男との関係、吊り橋の話など、今週一気にわかると思います。
この回中文版との違いで気になったのが、カフェでの思宜と健豪との会話。
思宜は「暗い話はやめましょう」って言ってましたけど、中文では「わたしたちの間に無理やりこんなふうにしてプレッシャーをかけるのは止めて」って言ってたんですよね。どうしてそれがこうなるんでしょうね?
それと、うささんのあらすじを読んで気づいたけど、交通事故の容疑者の息子のルーって書いてありましたけど、名字がルー(陸)なんですよね。息子は名前が家正なんだけど、これから容疑者との区別をどうするんでしょうかね?と思いました。
思宜の気持ちはどうなんだろう?
わたしは正男に言われて思宜があの場面を思い出したとき、「宏沛」って口では言いながらも絵面がしっかり書海だったから、ああ、やっぱり書海は「あり」なんだ 笑 って思いました 笑
いくら「乗り移り」でも生理的に無理だとキスは無理でしょ 笑
多分、健豪だったら乗り移られたとしても思宜は拒否してたんじゃないかな?と思います。
今までのことで書海に癒されてきたけど、施設に行って、子どもたちとの様子やお父さんとの様子、それにあの奇妙に思えたロボット(結局1話冒頭のコピー機のところからずっとキーアイテム)さえ、書海の思いやりや優しさに見えてますし、さらに魅かれてると思います。
小龍女の言う通り、やっぱり「未来」は書海とにある。でも、書海はそこまで考えてないと思うんですよね。思宜は好きだけど、でも「親友」の彼女。だから宏沛に一目会せてあげたい。その気持ちの方が強いと思う。
でも、今まで宏沛を忘れろとばかり言われてきた思宜にとって書海なら宏沛を忘れないままで好きになってもOKな相手。むしろ、お互いに宏沛がいてこそ成り立つ関係ですよね。その3人の関係がこれからどう動くか、今週が1つの大きな山場ですね。
スーイーが時計をはめてもホンペイは現れなかった。
本当ならスーイーの前に現れてもいいのに、シューハイのときだけ現れるってことは、何か意味があるんでしょうね。
冒頭の、ホンペイの前を横切った者は?
ホンペイがなぜ驚いて消えたのか、気になります。
シューハイはただの面白オタク男ではなかったんですね。
スーイー同様に、シューハイに対する見方が変わってきそうです。
シューハイの生い立ちとか、事故にジエンハオが関わっていそうな流れとか、ジェンナンの想いとか、時計がジエンハオの手に渡ってしまい、ホンペイは?とか、続きが楽しみです。
うささん、ねこさん、横レスですみません
>本当ならスーイーの前に現れてもいいのに、シューハイのときだけ現れるってことは、何か意味があるんでしょうね。
ねこさんも鋭い☆
>冒頭の、ホンペイの前を横切った者は?
ホンペイがなぜ驚いて消えたのか、気になります。
これは正男ですよね。神龍からの情報で時計をはめているのは幽霊が見えているからだと知っている上に、行動がおかしいし、以来どんどん身体が弱っているし…で、心配になってこっそり取り上げちゃったんですよね。正男は書海が好きですからね(^^♪でも、だと、ホンペイは消えてしまうんで、時計をこっそり書海の腕から外す正男の姿を見て驚いたのだと思います。
>シューハイはただの面白オタク男ではなかったんですね。
スーイー同様に、シューハイに対する見方が変わってきそうです
ですよね~☆
多分、今週もっと見方が変ると思います 笑
わたしはずっと書海派ですが 笑
ありがとうございました。
ジェンナンが持ってたということは、本人が時計を外したんですね。
そういえば、前回シューハイのことを心配してましたものね。
ボーと見てたのか、見落としてました。
正男って書くと、どうしても男の人みたいです。
さっぱりとして男ぽくて、単に女友達だと思ってたのが、シューハイに片想いだったなんて。辛いですね。
うささんのあらすじと感想に加えて、hisahisaさんの詳しいコメントで、いつもより一層分かりやすいです。
ねこさん、ご丁寧にありがとうございます☆
男のつく女性の名前、わたしも最初馴染みなかったんですけど、中華圏では結構あるようで、「必娶女人」のロイくんの妹役のジョアンヌの役名も「勝男」だったんで、わたしのなかではずっと「カツオ」になってます 笑
あと、「続ジャクギ」でも 男 の付く名前の女性社長が出てました。
このドラマはぼかしに加え、どうしても「何だか違う」と思う場面が多いので、ついついコメントを書いてしまっていたのですが、そう言っていただけるとありがたいです。もう後半分切りましたもんね。これからもうささん、ねこさん、みなさん、一緒によろしくお願いします。