ジアジョンの話を聞いていたホンペイは、卒業式の日を思い返す。親友のジエンハオが「リンさん(ホンペイ母)キメてるな」と言うと「留学を控えてる息子の門出だからさ」と話たホンペイ。驚いたジエンハオは「スーイーも知ってる?」と聞く。ホンペイが卒業式が終わったら話すつもりだと答えると「でも入籍するんだろ?」と言うジエンハオ。ホンペイは「なぜ、それを?実は断わられたよ。僕が身勝手だった、苦労させるだけなのに」と言う。つらいのに僕を突き放そうとして…昨日はしくじった、今日こそよく話し合う、と。そしてホンペイは自分がいない間スーイーのことをジエンハオに頼むと言う。
そのあと自転車に乗ってロッカーの物を取りに行ったホンペイは、ルー・ジーヨンにひかれてしまう。
ベランダでシューハイは「ルーに会ったか?」とホンペイに聞く。幽霊同士だろ、もしルーに会えたらぶん殴ってやればいい、と。そんなシューハイを見ていた男がいた。その男に気づき、近づくホンペイ。
男はジエンハオに電話をかけ「やはり奴は幽霊が見えるようだぞ。ずっとベランダで独り言を…」と話す。会社のエレベーターの前でジエンハオは「独り言?正気を失ったのさ。監視を続けろ、幽霊なんか信じるものか。とにかく災いの元は早めに絶つことだ」と男に返しながら、帰ろうとしていたリーメイの腕をつかむ。
男との電話を切ったジエンハオは「夕食は俺の家で?」とリーメイに聞く。リーメイは「会長のお招きよ。あなたは来ないでしょ?」と答える。しかし「いや、家で食べるよ」とジエンハオは言う。
ホンペイは男の携帯から聞こえてきた声が聞き慣れた声だと感じる。
「霊の存在は信じるだろ?でも、ほかの霊のかけらも見えない」とシューハイに話すホンペイ。シューハイは「いいことだ」と言う。かけらだけの幽霊なんて怖すぎると。
ルーは報奨をもらえたが子供は死んでしまった。「弟が死んだ時、父さんは刑務所にいた。俺は養育家庭に…。弟が死んで父さんはかなりショックを受けてた」とジエンレンたちに話したジアジョンは、事故現場で拾ったという父の携帯をカバンから取り出す。監視カメラの映像に写っていた人物がジアジョンだったと分かるシェンロンたち。そんな中、ジエンレンに母親から電話が。
父が帰ってくることを母から聞いたジエンレンは、電話を切ると急いで帰る支度を始める。「なぜ、そんなに慌てる。カミナリ親父か?」と言うシェンロン。ジエンレンは「父が家で食事するのは大事な話がある時だけなんだ。しかも兄さんも帰ってくる」と答える。その意味が分からないシェンロンに「お父さんと不仲なの」とウェイ・ルージェンが言う。
「主人は仕事の電話が入って出掛けたの」とリーメイに謝るジエンレン母。あなたに大事な話があったそうよ、と。ジエンハオは「本当に仕事か?愛人の所だと知ってるんだろ。父さんにとって今の女が何番目の愛人か分からない。確かなのは1番目があんただってことだ」とジエンレン母に言う。「なぜ母さんを目の敵にする」とジエンハオに言うジエンレン。ジエンハオは「お前には母親でも、僕にとっては父親の愛人なのさ」と言う。怒ったジエンレンは「何が不満なんだ。母さんは長年兄さんに遠慮してきた。もう十分だろ」と言い返す。
「お前に言われたくない。人の家庭を壊したくせに」と言うジエンハオ。リーメイが止めていると「構わん、言わせておけ」と言いながら帰って来た父が言う。
ジエンハオは「俺の母さんは“家庭を壊すな”とあんたに頼んだろ。俺からも頼んだ。なのにあんたは身を引かなかった」と強くジエンレン母に言う。ジエンハオの頬を叩き「母親の受け売りか」と言う父。ジエンハオは「偽善者ばかりで吐き気がする」と言い、行ってしまう。
壊れていたルー・ジーヨンの携帯を徹夜して直したシューハイ。寝ながら待っていたシェンロンが「幽霊を呼べ」と言い、シューハイは部屋にいないホンペイを呼び戻すため仕方なく時計をつけ直す。
ホンペイが戻り「時計を外すのも命懸けなんだぞ」とシューハイが言う。「僕の命だろ。携帯は直せたのか」とホンペイが言い、シューハイは「おい…」と言い返そうとする。それを「悪いが夫婦ゲンカはあとにしてくれ」と止め、シューハイの持っていた携帯を取るシェンロン。
携帯を見ると2009年6月12日午前10時11分に着信があることが分かる。その時刻はホンペイが事故に遭った時刻だった。
調べると“言うとおりにすれば治療費は払う”というメールも来ていた。シューハイは電話をかけてみることにする。
ホンペイのお見舞いに行ったスーイーは、病院の廊下でホンペイ母と会う。
2人で病室に入り「ジエンハオに聞いたわ。恋人はいないそうね」と言うホンペイ母。スーイーは「ずっと仕事が忙しかったので…」と言う。ホンペイ母は「ホンペイの世話は私がするわ。あなたは好きな時に会いにくればいい、友達としてね。それだけにして」と話す。あなたはまだ若い、人生を無駄にしないで、と。そして「ホンペイはもう6年も寝たきりよ。子供の世話は母親の務めよ。あなたは別の幸せを探して」と言うホンペイ母。
スーイーが「幸せなんて…」と言うと、ホンペイ母は「ジエンハオは?あなたのことが好きよ」と言う。「私は何とも」と答えるスーイー。ホンペイ母は「以前なら私と息子の考え方は一致しなかった。でも今は違う。ホンペイは私に同意する。あなたを引きとめない。会ってつらくなるなら来ない方がいいわ。よく考えなさい。今、息子に対して罪悪感と愛情、どちらが深いの?」と言う。
存在しない番号?と言うホンペイに、使われていなかったら呼び出し音はしないと返すシューハイ。シェンロンは「出るまでかけ続けろ」とシューハイに言う。
ジエンハオはホンペイの家へ行くが、病院へ行ったホンペイ母はいなかった。庭にいるとリーメイから電話が。
電話に出たジエンハオに「やっと応答したわね。大丈夫?」とリーメイが言う。ジエンハオは「当然だろ。父さんとのケンカなんて日常茶飯事だ」と返す。「昨夜、おばさんとおじさんもケンカしてたわ」と言うリーメイ。「報いだよ。無駄死にはしないと母さんも言ってた。奴らを一生不幸にできるなら母さんも本望だ」とジエンハオは言う。リーメイは心配で会いたいと言うが、ジエンハオは「また電話する」と言って電話を切ってしまう。
シューハイがずっとかけつづけていた電話に相手が出る。スピーカーフォンから「リーメイ、またかけると言っただろ」と言う声が聞こえ、すぐにシューハイもホンペイも声の主が分かる。
シューハイの様子を見て「首謀者が誰か分かったようだな。ホンペイの知り合い?親しい奴か」と言うシェンロン。シューハイが答えられずにいると、シューハイのつけている時計が熱くなってくる。シェンロンは時計を外すように言うが、シューハイは「動揺しちゃダメだ」とホンペイを落ち着かせようとする。
ホンペイの体が透明になりはじめ、腕時計の熱さがなくなる。シューハイは「苦しかったら怒りを発散しろ。部屋中、散らかしていいからヤケを起こすな」とホンペイに言う。「あいつのせいだ」とシューハイが怒り、誰のことかシェンロンが聞く。言いにくそうにシューハイは「首謀者は親友のジエンハオだ」と告げる。「ジエンハオ?ジエンレンの兄貴か」と言うシェンロン。そして、とうとうホンペイは消えてしまう。
リーメイが運転する車に乗りながら、昨夜、母を慰めてくれたリーメイにお礼を言うジエンレン。「当然のことよ」と返事をしたリーメイは、信号が赤になったことに気づくのが遅れ急ブレーキを踏む。その時、ジエンレンの足元にUSBが落ちる。
拾ったジエンレンは「兄さんの物じゃないよね」とリーメイに言う。リーメイは何も答えなかったが、ジエンレンはジアジョンの話していたなくなったUSBに似ていると感じる。さらに「真相を追及すると災いを招くことがある」と言っていたジエンハオを思い出すジエンレン。
ロング・タイム・アゴー。酔ったスーイーに「ホンペイのせい?」と聞くジェンナン。「あり得ない」とスーイーが返すと「シューハイのせいでもないわよね」とジェンナンが言う。私には分かるもの、あいつは恋人を泣かせない、と。スーイーは「そんな関係じゃ…」と言いかける。それをさえぎり「ダメよ、今日こそはっきりさせたいの」とジェンナンは言う。
「ホンペイのことがなければ付き合ってたでしょ」と言うジェンナン。スーイーは罪悪感と愛情、どちらが深いのかホンペイ母に聞かれたことを話す。そして「どちらが深いかは私には分からないけど、ホンペイなしの人生は考えられない」言うスーイー。ジェンナンは「とっくに慣れたはずよ。“吹っ切っても忘れるわけじゃない”って前に言ってたでしょ。どういう意味か、よく考えてみて」と言う。
退職したジェンナンも酒を飲み始める。
「シューハイ」と言いながらホンペイが現れる。消えてしまったホンペイを心配していたシューハイはホッとするが、ホンペイは「何度も呼んだのに、なぜ無視する?」と言う。「知らないぞ、復讐に行ってたんじゃ?」と言うシューハイ。驚いたホンペイは「今まで僕の姿が見えなかったのか。なぜだ?時計に問題ない?」と聞く。「お前に問題があるんだよ」と返すシューハイ。俺には悪態をつくのに、前から疑ってたジエンハオには何もできないのか、と。しかしホンペイは「なぜか怒りを感じない。絶望しただけだ」と言う。そんな中、酔ったジェンナンからシューハイに電話がかかってくる。
シューハイとホンペイはロング・タイム・アゴーに行く。酔っているスーイーは、ホンペイに「ごめんなさい。シューハイのことが気になって仕方ないの」と謝る。もうシューハイと会わないと。それを聞いたホンペイは「僕は禁止してないぞ。彼の元へ行けばいい」と言う。
シューハイを見たスーイーは「浮遊できる道具を発明した?私、何だか浮いてるみたい」と話す。
2人をそのまま寝かせることにし、シューハイは店を出る。
家に戻ってくると、ホンペイは「迷惑ばかりかけてごめん」とシューハイに言う。「これくらいは何でもない」と言うシューハイ。ホンペイは「だったら…もう1つ頼んでも?」と聞く。「いいとも、協力する」とシューハイは答える。
“ルーより。明日、家に来てくれ”というメールがジエンハオに届く。それを読み終わったところに、車に乗ったリーメイが来る。
車から降りたリーメイに「誰かに話したか?」と聞くジエンハオ。リーメイは「いいえ」と答える。
ジエンハオは旅行へ行くと言い、リーメイの乗って来た車に乗る。もう一度、携帯に届いた“明日、家に来てくれ”というメールを見ながら、ジエンハオは笑い出す。そして「いい度胸だな。覚悟しておけ」と言うジエンハオ。
「あんなメールで誘い出せるかな」とホンペイに言うシューハイ。ホンペイは「賭けるしかない。奴に聞きたいことがある」と言う。
フラワーショップの前でシューハイがくしゃみをする。その瞬間、シューハイに乗り移るホンペイ。シューハイの体に入ったホンペイは「シューハイ、ありがとう」とつぶやく。
シューハイの姿をしたホンペイがルーの家へ行くと、現れたジエンハオが「やっぱりお前か」と言う。「ルーを殺したのか」と聞くホンペイ。ジエンハオは「奴は自殺した。俺は殺してない」と答える。ホンペイは「6年前の事故は、お前がルーに指示したんだな?」と言う。「ルーの携帯を持ってるなら分かるだろ。俺が電話に出た説明はつくはずだ」と言うジエンハオ。ホンペイは「お前の口から聞きたい」と言う。ジエンハオは「警察に証拠を渡せよ。話す必要ないだろ」と返す。
「ホンペイを憎む理由はなかったはずだ。なぜ狙った?」と言うホンペイ。シューハイをじっと見つめたジエンハオは、シューハイの顔がホンペイに見える。「ひと試合やるか、リン・ホンペイ」と言うジエンハオ。
「また対戦できるとはな」と言いながら、ジエンハオはバスケのゴールにボールを入れる。ホンペイは「なぜ僕を狙った」と言う。「俺はただ、結婚を阻止したかった。殺すつもりはなかったと言えば信じるか」と言うジエンハオ。
ホンペイは「シューハイを傷つけるな」と頼む。「どうかしてるぞ。スーイーを奪われてもいいのか」とジエンハオが返す。
ーつづくー
今回はシェンロンが「悪いが夫婦ゲンカはあとにしてくれ」と言ってシューハイを止めたのがツボ(≧▽≦)
シェンロン、ナイス!!
ジェンナンを久しぶりに見たような気がする…。
そしてちょっと切なかった(;д;)
スーイーは酔った時、ホンペイが見えていたのかな?
見えていたらいいな…。
あとホンペイの姿がしばらくシューハイに見えなかったことが心配でならない。
シューハイはあまり気にしていなかったけど、重大なことだったような…(;´д`)ノ
最後、ちょっと変な感じに終わっていて…。
話しが飛んだというか何というか。
だからあえてそこは書かずに次回に回したんだけど、また大変なことが起きそうヾ(・ω・`;)ノ
ま、まさかシューハイが肉体から離れて、ホンペイの体で生き返るなんてないよね!?とか何だか最後に向かっていろいろ妄想中( ̄▽ ̄;)
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シューハイ優しいですよね~‼(#^^#)
シューハイがホンペイの姿にしばらく気付かなかったのはなぜ?
ホンペイとシューハイの身に何かが起こりそうで、これまた気がかりですね。
終盤になってきて目が離せない展開ですね。次回もどうなるのか、だいじょうぶかな~と心配です。