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中国ドラマ「ときめき・旋風ガール」#30 あらすじ

2016年07月21日 13時51分07秒 | ときめき旋風ガール(中)

「幸せの提案」


シャオインが大きな石の上に座っていると、歩いてきたルオバイが「ファン・シャオイン、何してる?」と言う。「今後はその名で呼ばないでください。なぜなら以前のファン・シャオインとは違うからです」と返すシャオイン。私は正真正銘の達人になった、今の私には達人の孤独がいたいほど分かると。そこに隠れていたイーフォンが現れる。「ルオバイ先輩もこれを見れば信じるはず」とシャオインが言い、シャオインとイーフォンが手合わせを始める。

ベンチに座っていたルオバイの元へ、シャオインに蹴られたイーフォンが転がって来る。そんなイーフォンを足で止めるルオバイ。イーフォンはわざと痛がり「驚いたぞシャオイン。急に強くなったな」と言う。その時、走るミンチュを見かけたルオバイが「勝負してみるか」と言い出す。試合を申し込んでやる、それなら孤独じゃないと。慌てたシャオインは「用があるからこれで」と逃げてしまう。その後につづくイーフォン。ルオバイはそんな2人を笑いながら見送る。


ベンチに座り、落ち込むシャオイン。シャオインは「自分が情けない。元武道も下手だし、勉強もダメ。試合の応援とゲーム以外、何の取り柄もない。ルオバイ先輩に好かれるはずないわ」と言い、泣き出してしまう。イーフォンは「誰だって長所もあれば短所もある。人それぞれだが、例えばお前は応援団を上手にまとめてる。特技は応援なんだ、元武道じゃない」と励ます。涙を拭いたシャオインは「なるほど、つまり今回は私のせいじゃない。全部あなたが悪いのよ。“いい方法がある”なんてウソばっかり。先輩の気を引くどころか逆効果よ」とイーフォンに言う。「俺のせいじゃない。悪いのはルオバイだ。やつはお前に気がないらしい。空気みたいな存在なんだ。この際、きっぱり諦めろ」と言うイーフォン。シャオインは「一体誰が好きなの?」と言う。「分かった。やつが好きなのは…俺だよ」とイーフォンは冗談を言い、シャオインを怒らせる。


稽古の休憩での態度で、バイツァオが誤解をしていると感じたチューユエン。チューユエンは“ウンスとの関係を説明しないと”と考え宿舎を出ようとする。
一方のバイツァオも「チューユエンはそんな人間じゃないぞ。疑問があるなら本人に聞け」とルオバイに言われ、チューユエンの宿舎へ。
バイツァオが玄関をノックしようとした時、チューユエンがドアを開く。

外を歩きながら「皆で花を見てたわけじゃなかったんだね。ウンスが僕の彼女だと思ってたのか。君も?」とチューユエンが言う。うなずくバイツァオに「そのせいで僕を避けてたの?」と聞くチューユエン。バイツァオは謝る。
チューユエンは「前に言ったよね?君が好きだ」と言う。「でもティンイーさんが…」とバイツァオが言いかけると、チューユエンはバイツァオの両肩に手をやり「僕が好きなのは君だけだ」と
ハッキリ告げる。

「これからは1人で思い悩まずに、何かあれば、直接、僕に言うんだよ」と言うチューユエン。バイツァオは思いきって「ウンスさんとは一体どういう…」と聞く。

チューユエンは松柏館の大木が幼い頃大好きで、毎日、木の下で練習したり本を読んでいたと話し始める。チューユエンの母も、子供の頃その木の下で遊んでいた。しかしチューユエンが大きくなると、木を見ながら悲しそうな目をし、その木に近づかなくなってしまう。そのまなざしはチューユエンの試合を見た時と同じだった。チューユエンは試合が好きで、それをうれしそうに見ていた母。だがある試合で勝った時「彼の蹴りはリー・ユンユエにそっくりね。優勝するのも当然だわ」と言う記者の言葉を聞いた母が、笑顔をなくして会場を後にするのを胴上げをされながらチューユエンは見てしまう。

チューユエンはリー・ユンユエに似てると言われただけで、なぜ母親が悲しむのか分からなかった。そして再び優勝した夜、訪ねてきたウンスに自分のお父さんと似てると言われ、なぜ母が悲しむのか分かったチューユエン。
「つまり単純な話なんだ。リー・ユンユエと僕の母は幼なじみで、2人とも松柏館の門下生だった。ある年、一緒に昌海館へ交流に行ったんだが、優秀な彼は韓国に残ることになり2度と帰ってこなかった。その後、彼は昌海館の館主の娘と結婚し、イ宗師の奥義を受け継いだ。ウンスに聞いた、当時、彼は母の妊娠を知らなかったそうだ。もし知ってたら別の道を選んだはずだと」とチューユエンは話す。その後、僕の母は父と結婚した、今のユー館長だと。

「お母様が悲しむから元武道を辞めたの?」とバイツァオが聞く。チューユエンは「どうかな。母のためでもあり、父のためでもある。僕の試合を見ると、あの人を思い出すから。僕が辞めることで両親も過去を忘れて仲良く幸せに暮らせると思ったんだ」と答える。さらに「それだけじゃない。真実を知った時、すべてが崩れ去った。元武道を心の中から消したかった。ルオバイの言うとおり、僕は負け犬だ」と言うチューユエン。自分が何を恐れているのかも分からないと。
バイツァオが「後悔は?」と言う。「分からない」とチューユエンが返し「ユンユエ宗師に会いたい?」とバイツァオは聞く。それもチューユエンは分からないと言う。


東屋にこもっている父・リー・ユンユエに冬虫夏草のスープを持ってきたウンス。ウンスは「今年の最優秀選手の決定戦では、男子は予想どおりスンホの優勝よ。でも3年前、ティンハオが優勝した試合が忘れられない。ティンハオには生来の王者の風格があって他を圧倒するようなパワーを感じた」と話す。そして「すごい女子選手を見つけたの。名前はチー・バイツァオ。父さんも明日会えるわ。しっかり指導してあげて」と言うウンス。しかしユンユエは目をつぶったまま何も言わない。
ウンスは悲しそうに「時々、少し寂しくなる。父さんと話ができたらいいのに。あるいは私にお兄さんがいて、いつも一緒にいられるとか。あるいは強力なライバルが現れるといいな。そしたら目標ができるもの」と言う。一瞬、目を開くユンユエ。それにウンスは気づかない。


「いや、会いたくない」とチューユエンはバイツァオに言う。バイツァオは「でも、本当に会いたくないなら、なぜわざわざ昌海まで?」と聞く。「会ってどうなる?そんなことより、明日、あの人の指導を受けるんだろ?何と言っても元武道を極めた人だ。またとない機会だよ。しっかり学ぶんだ、いいね?」と言うチューユエン。バイツァオはうなずく。


翌日。松柏館の道着を着たバイツァオは、その理由をルオバイに説明しようとする。そんなバイツァオに「いいよ。宗師も喜ばれる」と言うルオバイ。ルオバイは「俺は外で待ってる。何かあれば呼べ」と言い、バイツァオを送り出す。


東屋に座っていたユンユエは「まず君ができる蹴り技をひととおり見せてくれ」とバイツァオに言う。言われたとおり蹴り技を見せるバイツァオ。しかしチューユエンのことが頭をよぎってしまう。
最後に3連続蹴りをしたバイツァオに「雑念を払えないのか?稽古の時に気が散るのは元武道では禁物だが、君の蹴り技やパワーに問題はなかった。日頃の努力の結果だろう。それに生来の才能もある。だが君の身体能力は恐らく後天的なものだ。蹴り技についてだが、君は回転を加えた。ジャンプ力や瞬発力も十分だ。したがって…」とユンユエが話しだす。その時、またチューユエンのことを考えてしまうバイツァオ。バイツァオは「1つお願いがあります。今日の稽古と交換してください」とユンユエに言う。


あまりにも早く戻ってきたバイツァオに「忘れ物か?」と言うルオバイ。バイツァオは小さな声で「違います。終わったんです」と言う。驚いたルオバイは「1日稽古をつける約束だ。確かめてくる」とバイツァオが止めるのも聞かずユンユエの元へ向かう。


「バイツァオが失礼なことでも?」とルオバイはユンユエに聞く。ユンユエは「バイツァオはよくやった。だから願いを聞いてやったのだ。心配は無用だ」と答える。
ユンユエがチューユエンに似ていると感じるルオバイ。


バイツァオは宿舎にいるチューユエンの元へ行き「さっきユンユエ宗師に会って…」と話す。事情を告げ「ご迷惑でしたか?」とバイツァオが言うと「ありがとう。ただ、まだ迷ってる」とチューユエンが答える。そこにルオバイが来る。
「全部、聞いた。宗師との関係や元武道を辞めた理由も。お前は何の説明もなく俺たちや松柏を捨て元武道を去った。俺はお前を恨んだ。だが今気づいたよ。俺の誤解だった。すまない。今までのことは謝る。許してくれ」と言い、頭を下げるルオバイ。チューユエンはすぐにルオバイの体をおこし「謝るのは僕のほうだ。突然、重責を押し付け、明るかったお前を別人に変えた」と言う。

ルオバイは「それよりも親の過去をいつまで背負うんだ?」とチューユエンに聞く。「試合に出ないのは両親に過去の心の傷を忘れてほしいから。両親が幸せに暮らすことが僕の…」と言いかけるチューユエン。それをさえぎり、ルオバイは「元武道を辞めたらご両親が幸せになるのか?前にも言ったよな、本心から選んだ道なら元武道を捨てても嫌いになっても構わない。だが、お前の本心か?後悔はないのか?」と言う。松柏の代表として優勝を重ねていたお前は太陽のように明るかった、当時お前の笑顔が松柏に元気を与え、みんなを幸せにした、あれが本当の姿だ、俺はあの頃の松柏館を取り戻そうと努力してきた、幸せだった頃に戻りたいんだ、ユー館長や館長夫人、そしてお前や道場のみんなと、今こそわだかまりを解く時だ、と。
ルオバイはチューユエンの隣に来たバイツァオを見て出て行く。

ルオバイを追いかけたバイツァオが「すみません。せっかくのチャンスを台無しにしてしまって。必死で稽古して挽回します」と謝る。振り返ったルオバイは「よくやった、ありがとう」と言う。


「僕はどうすればいいと思う?」とルオバイがバイツァオに言う。バイツァオは「ルオバイ先輩が言うように、どうすれば将来後悔しないか自分の心に問いかけてみては?」と答える。自分が幸せになれば、先輩の周りの人たち、ユー館長や館長夫人、ルオバイ先輩たちも幸せになれるはず、と。


父のいる東屋を見ながら、ウンスは「もしかして私は間違ってたのかな?少なくとも父とチューユエン兄さんを会わせるべきだった。本当は私も会わせたかったの。だけど…私は身勝手だった」とスンホに話す。さらに、父も後悔してるはず、人生をやり直せるなら昌海には残らなかっただろうし、母との結婚もなければ私も生まれてない、と悲しそうに話すウンス。スンホは「お父さんですよ、先輩を大切に思っておられるはず」と言う。

「でも父の笑顔は一度も見たことがない。いつも孤独で私や母にも心を閉ざしてる。ずっと思ってたの、チューユエン兄さんと会えば明るくなるかもって。でも、今になって怖くなってきた。もしも父がチューユエン兄さんに会ったら郷里に帰って2度と戻らない気がする。そうなったら母や私はどうすれば?」とウンスが言う。スンホは慰めようと手を伸ばすが、できずに拳を握りしめる。


チューユエンが玄関ドアを開ける。そこに父(ユンユエ)が立っていた。


ーつづくー


シャオインとイーフォンのやり取りはやっぱり楽しい♪
バレバレなウソはルオバイじゃなくても分かるよね(≧▽≦)

前回の感想で「チューユエンは兄みたいな存在かな?」って書いたけど、まさか本当にチューユエンとウンスが兄妹だったなんて!!
そしてチューユエンが元武道を辞めた理由も明らかに…。
チューユエンは元武道を今も好きなはず。
そうじゃなかったら、元武道をしているバイツァオのことを好きにならないと思う。
また元武道を始めてくれたらいいんだけど(;_;)
チューユエンも切ないけど、ウンスもつらい…。

「必死で稽古して挽回します」と謝るバイツァオに、振り返って「よくやった、ありがとう」と言ったルオバイが爽やかで爽やかで(*´艸`*)
そしてこのシーンで涙ポロポロ。
やっぱりルオバイカッコいい!!




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3 コメント

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ルオバイの反応が、。 (Berry)
2016-07-23 17:27:48
うささんと同じく、ルオバイは、てっきりせっかくの指導のチャンスを逃した事を怒るだろうという予想を裏切って、良くやった!とほめてくれたのは嬉しかったです!バイツアオが最優秀選手に選ばれたのもクールだったので。友達思いというのがわかります!さて、対面はどうなるんでしょうか。
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もう終盤 (くるみ)
2016-07-26 11:14:02
最近どんどん面白くなってきていると思ったら、もうあと2話で終わりなんですね。
ルオバイは、バイツァオがチューユエンのことで悩んでると察知して言葉をかけたんですね。鋭いですね~。
チューユエンもバイツァオも、自分の思ってることをなかなか言わないタイプみたいだから、二人がちゃんと話ができたのはルオバイのお陰ですね。そんな行動をするルオバイも切ない~!

またまた気になるところで終わったので、続きが待ち遠しいです。
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見ました‼︎ (ねこ)
2016-07-28 10:01:18
第1話を見て・・そしてラスト2話から見られました。
うささんのあらすじ1話目を読み返してみました。
岳飛伝と同じ12月からでしたね。月日の経つのが速いこと。

イーフォンのやんちゃキャラ、大好きです。2人に掛け合いは楽しい〜。飛流からのウーレイくん、いいですね。
もちろん、正統硬派爽やか王子・ルオバイのヤンヤンくんも素敵です。

今までのことがよく分からないなりにだけど、出生の秘密や三角関係の恋の行方がどうなるのか、楽しみです。
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